海外旅行に行きたい。
しかもあまりお金がかからなくて、
出来るだけ治安が良くて安心して行けるところがいい。
そんな方のために「安くて治安のいい海外旅行先ランキング」を作成しました。
正直、ネットでいくつものサイトを見ながら情報を探していると疲れてくると思います。なのでこのページでは「このページさえ見れば全部分かる」 ように徹底的に自分の経験とリサーチをフル活用して「安くて治安の良い海外旅行先」をご紹介したいと思います。
そして、ただ単に安さとか治安とかだけでなく、私の今までの経験もふまえて「これは伝えておいた方がいいだろう」という事も合わせてお伝えしていきますので是非参考にしてください。
安くて治安のいい国ランキング一覧※詳細は後述
とにかく結果を早く見たいという方のために、当サイトでランク付けした「安くて治安のいい海外旅行先」を一覧にして先にご紹介させていただきます。
「なぜこの国がこの順位なの?」だとか「この国はどんなところが魅力なの?」だとかそういった事はこの後で詳しく解説していますので、一覧を見つつ読み進めていただければと思います。
順位 | 国/地域名 | POINT | 旅行記 |
---|
1 | 台湾 | 安くて治安が良くて観光地も多い楽しい国 | 旅行記 |
2 | 香港/マカオ | 物価こそ安くないが旅費は安くて観光地としても魅力的 | - |
3 | ベトナム | ダナン、ホイアンなど映え観光地多数! | 旅行記 |
4 | 韓国 | 日本から近くとにかく安く渡航できる | - |
5 | タイ | 物価が安く、観光地も豊富。 | 旅行記 |
6 | 中国 | 日本に近く、観光地も豊富で治安も良い | - |
7 | インドネシア/バリ島 | 高級リゾートホテルに安く泊まれる! | 旅行記 |
8 | マレーシア | 物価が安い上にそれなりに観光地もある | 旅行記 |
9 | シンガポール | 物価は普通だが治安が良く人気の観光都市 | 旅行記 |
10 | カンボジア | 人気の観光地で物価も安いが旅費の高さと治安面に不安あり | - |
11 | フィリピン セブ島 | 物価は安いが観光地としての魅力は低い | 旅行記 |
12 | グアム | 物価は高いが、日本から最も近く欧米文化を感じられる | 旅行記 |
13 | オーストラリア | 物価が高い | 旅行記 |
14 | ドバイ | 物価が高いうえに、お金がないと楽しみにくい | 旅行記 |
15 | サイパン | 物価が高い上に、あまり魅力的ではない | - |
当サイトで独自に調査し、旅費が10万円以内で行けるところに限るとこのような結果となりました。安く行けるという事は大前提にありつつも、治安や都市としての魅力も加味しつつ ランク付けしました。
「安く行ける」という事が大前提にあるため、基本的には近場の観光地にはなるのですが、かなり吟味してランク付けしていますので参考にしていただければと思います。
この後の各国の紹介では、物価や治安、そして観光として行っても楽しめるのかというところまで深くお伝えしてますので「なぜ当サイトでこのような評価になっているか?」というところを見てみてください。
あなたが重視するポイントによっては、当サイトでは順位が低いけれども実際にはとても魅力的に感じる都市もあるはずです。
安くて治安の良い国ランキング作成における評価ポイント
今回安くて治安の良い国ランキング作成にあたって、単純にイメージなどでお伝えしても何の意味もないので、明確に見るべきポイントを決めてお伝えしようと思います。以下がランキングを決める際に見る項目です。
<安くて治安の良い国ランキング評価軸>
・物価
・旅費
・治安の良さ
・旅行先としての魅力
この4つを評価軸にランキングを決定しています。
物価という基準について詳しく見る
物価というのは非常に大きな観点です。例えばお隣の韓国は日本と非常に距離が近い事もあり、交通費自体は非常に安いです。しかし、物価に関して言えば日本とあまり変わらず安いとは言えません。
そのため、一口に「安い」と言っても何がどう安いのかというのを把握していなければ実際にあなたにとって「安い」のかは分かりません。当サイトでは、この問題を解消するために旅費という観点と物価という観点から 「安さ」を評価していますので、参考にしていただけるはずです。
旅費という基準について詳しく見る
旅費というのはそのまま単純にその国に行くまでの
交通費とホテルの宿泊費を合算した金額 の事です。今回ランキングを作成するに当たって旅費に関しては、後述しますが
DeNAトラベル(現エアトリ)のツアーで検索をかけて一定の条件下における最安値を参考に算出しています。
ちなみに例えばエクスペディアなどで航空券を検索すると、直行便で5時間で行けるのに、乗り継ぎをする事によって12時間かかる代わりに料金が安いみたいな航空券も存在しますが、実際問題、12時間かけて行こうと思う人はいないはずなので、そういった無理くり安くしているパターンは除外して考えます。
治安という基準について詳しく見る
治安というのは、海外旅行が初めての方でも、初めてではない方でも重視しなければならない問題です。とりわけ最近は、テロ事件なども多く発生していますのでそういった
危険な国には行かないようにしましょう。
海外旅行先を検討する際に「治安」を確認する際に必ず見ておいて頂きたい情報は外務省が公表している「海外安全情報」というサイトです。このサイトでは、世界中の国の治安について外務省が”安全か安全ではないか”という情報を収集して日本国民の安全のために情報を収集しています。
リンク:外務省海外安全ホームページ
このサイトでは、安全ではない国は黄色や赤で表示されます。当サイトではこれらの公式情報の他、私自身が現地に行った体験や、旅行した人たちの情報など様々な情報を加味した上で「治安の良さ」を評価しています。
旅行先としての魅力について
今回は「安さ」と「治安」を元にしたランキングなのですが、じゃあ安くて治安が良ければどこでもいいのか?というとそんな事はないはずです。そのため、当サイトでは「安い」「治安もいい」、そして「行きたくなるような国なのか?」 という事も合わせて考えてランキングしています。
旅費の目安に関してはエアトリ(旧DeNAトラベル)のツアー価格を参考にします
今回、各行き先の旅費(交通費と宿泊費を合わせた額)の目安を記載していこうと思います。その際参考にする価格はDeNAトラベル のツアー価格を参考にします。
なぜDeNAトラベルなのか詳しく見る
なぜエアトリ(旧DeNAトラベル)?
DeNAトラベルは当サイトの海外旅行予約サイトおすすめランキング!ホテル・航空券・ツアーサイトはこれで完璧という記事の中で「ツアー予約」のオススメ1位に選定している優良の海外旅行予約サイトです。
この記事では、45の海外旅行予約サイトを「料金」「サイトの使いやすさ」「入力フォームの分かりやすさ」「旅行業法の登録有無(安心・安全)」「口コミ(評判)」という観点から徹底的に比較してまとめたランキング になります。その中でDeNAトラベルは「ツアー部門」で1位「航空券+ホテル」で2位となっていて、当サイトとしては非常に高く評価しているサイトになりますので、今回はそこの価格を参考にしました。
なぜ航空券単体ではなくツアー価格を参考にする?
海外旅行に行く方法は「がちがちのツアー」「フリーツアー(ダイナミックパッケージと呼ばれる事も)」「航空券+ホテルセット予約」「ホテルも航空券も別々予約」など様々な方法がありますが、私の経験上、海外旅行に行く際に最もお得に行く方法は「航空券+ホテルセット予約」または「フリーツアー」 のどちらかです。
ただ「航空券+ホテルセット予約」は予約する人のサジ加減で価格が変わってくる事が多いため、比較するのには適さないと考え、今回はツアー価格での比較としました。
今回の検索条件は下記の通り
なお、今回DeNAトラベルでツアー比較をするにあたっての条件は下記の通りとしました。※DeNAトラベルでツアーが見つからない場合はH.I.Sで検索した結果を利用しています。
<検索条件>
・日程:当該月最安値(6月中)
※検索日は2018/4/8
・出発地:東京羽田or成田
・ホテルのグレード:三ツ星以上
・人数:大人2名の場合の大人1名あたり
安くて治安のいい国おすすめランキング発表
それではここから「安くて治安のいい国おすすめランキング」を発表していきます。
今回は全体的な安さというところに重きを置きつつも「旅費」「物価」「治安」「魅力」を総合的に評価したランキングとなっていますので、必ずしも旅費が安いからといって順位が上になっている訳ではない事をご了承ください。
第1位 台湾
※コロナ禍における規制についてはこちらを参照
行き先 | 台湾 |
---|
旅費の目安 | 2泊3日(ホテル込) 22,000円〜 |
旅費の安さ |
|
物価の安さ | |
治安の良さ | |
旅行先としての魅力 | |
第1位は台湾です。台湾を一言で言えば「安く行けて」「安く安心に過ごせて」「それなりに観光地もある」コスパ最強の観光地と言えるかと思います。
日本から飛行機で約3時間で行く事ができる台湾は親日国としても有名であり、毎年非常に多くの日本人観光客が訪れている観光地です。旅行費に加えて物価も日本より安く、リーズナブルにそして安全に楽しめるのが台湾の特徴です。
旅費について詳しく見る
台湾までの旅費はホテル代込で2泊3日22,000円が最安値でした。これは下手をすると日本国内に旅行に行くよりも安い金額で非常にリーズナブルだという事がわかります。
また台湾までは日本からの直行便も多いため、自分の都合に合った時間帯を見つけやすいのも良いところだと思います。フライト時間は約3時間で、時差も1時間しかないため海外旅行に不慣れな方にとっても負荷が少なく気軽に訪れる事ができるはずです。
※なお2022年11月現在の最安値は2泊3日で4万円程度でした。
治安について詳しく見る
台湾の治安ははっきり言って
とても良いです。個人的な感想を言えばほとんど日本と変わらないくらいの印象を持っています。
現地の人は基本的に日本人が好きでとても親切ですし、夜には夜市と呼ばれるナイトマーケットが毎日開催されているため夜でも人通りは多く、たくさんの現地人、観光客が歩いているため「危ないな」という雰囲気を感じる場所はそう多くありません。
ただ、とはいえ過去には日本人女性が襲われた事件などもあったりしますので「深夜一人では歩かない」「夜のタクシーは店の人やホテルの人に呼んでもらう」などの注意は必要かと思いますが、普通に気をつけていればまず危ない目に遭う事はない国なのではないかと思います。
魅力について詳しく見る
台湾は観光地としての魅力も十分に備えている国です。まず台湾の首都台北ですが、ここには千と千尋のモデルとなった事でも有名な街
「九份」があります。
異国情緒漂う九份の街並みは写真映えもバッチリで多くの日本人観光客が訪れています。また台北には九份のみならず多くの「夜市」があり、活気に溢れた街の様子を味わう事ができます。
決して「綺麗」だとか「洗練されている」といった雰囲気はない国ですが、その独特の雰囲気はまた違った楽しさを持っている国です。
またグルメに関しても日本人に人気が高い のが台湾の特徴です。台湾と言えば「小籠包」を思い浮かべると思いますが、実際には小籠包以外にも様々な台湾グルメがありますので、グルメ好きは楽しめる事間違いなしです。
ただ、台湾の料理には東南アジア独特の香辛料などが使われている料理もありますので、そういった香辛料が苦手な方は小籠包と餃子しか食べるものがない!となる可能性もあります。それもまあ旅の楽しみの1つではありますが、事前に知っておいた方が気分的にはいいかと思いますので、実際に行かれる場合には少し調べてみると良いかもしれません。
ちなみに台湾はお茶なども有名で、ミルクティー専門店などは非常に安くて美味しくてオススメ。また台湾は沖縄よりも南に位置している事もあり、フルーツがとても豊富。
最近では台湾発グルメも多かったりするので調べてみてください。
第2位 香港/マカオ
※コロナ禍における規制についてはこちらを参照
行き先 | 香港 |
---|
旅費の目安 | 2泊3日(ホテル込) 22,800円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
第2位は香港/マカオです。この2つの地域は船で1時間くらいの距離にあり、多くの方が1回の旅行でどちらも観光に行くため2つで1つとしました。
香港もマカオも中国の一部ですが、それぞれ過去にイギリスとポルトガルの植民地であったという過去があり、中国本土とは全く異なった魅力を持つ地域です。
香港は世界的な金融都市として発展し、超高層ビルがこれでもかというくらいに乱立している超近代都市 です。対して香港から船で1時間ほどで行く事のできるマカオはカジノで発展した都市で、まるで異世界のような豪華絢爛な世界 を体感する事ができます。
2つの地域ともに日本とはかけ離れた世界で観光的な魅力もあり、かつ治安も安定しており、旅費もかなり安く行けるため初めての海外旅行やご家族連れでの海外旅行に非常に向いている地域ですので、総合評価で台湾に次ぐ2位としました。
旅費について詳しく見る
香港/マカオの旅費は2泊3日で22,800円が私が調べたタイミングでは最安値でした。この金額は
台湾とほぼ同じで、海外旅行で言えば最安値水準の金額となっています。
香港は台湾よりも遠く東南アジアに近い位置にありますが、これだけ遠くまで行ってもたったの23,000円で飛行機と三ツ星ホテルが付いてくるので非常に安いという事がわかります。
ちょっと遠出しないと旅行気分を味わえないという方には、とてもコストパフォーマンスの良い優れた観光地だと思います。
物価について詳しく見る
香港/マカオの物価は基本的に
日本より若干高めです。というのも香港もマカオも世界中から多くの観光客がやってくるため、必然的に相場が高くなってしまうからです。
一部現地人向けの飲食店などが集まる物価が安いエリアもあったりはしますが、基本的には香港/マカオ全土で物価は日本以上と思っておいた方が良いと思います。とはいえ、めちゃくちゃ高いかと言えばそうではないため、あまり気にせず日本にいる時と同じくらいの感覚で過ごせばOKだと思います。
治安について詳しく見る
治安に関しては香港もマカオも悪くありません。日本人が日本人の感覚で観光に行ってもよっぽど不運でない限りは犯罪被害に巻き込まれる事はないと考えられます。
香港もマカオも今回ご紹介する国の中ではトップクラスに治安のいい国ですので、お子様連れやカップルでの旅行も全く不安要素なく楽しめるはずです。ただ、いくら安全とは言っても外国は外国なので決して油断しすぎる事は避け、しっかりと自分の身は自分で守るようにしましょう。
観光的魅力について詳しく見る
香港について
香港はかつて1998年までイギリスの植民地だった事もあり、
イギリスの文化と中国の文化が混ざったなかなか面白い街の雰囲気を持っています。街中にはイギリス式のトロリーが走る一方で、中国の雰囲気を醸し出す派手な看板が並んでいたりと非常に面白い街並みをしています。
また香港の特徴はそれ以外にも、世界でも有数の超高層建築物が大量にあるという事です。香港の有名観光スポットであるビクトリアピークからは、その眩い光を放つ夜景を大迫力で感じ取る事ができます。正直、とても格好いいです。大都会が好きな方にも、異国情緒溢れる街が好きな方にもオススメの観光地です。
マカオについて
マカオと言えばカジノの街です。マカオは世界的にも有名なカジノの街で、一歩街に足を踏み入れれば圧倒的なスケールの派手派手な建物があなたを迎えてくれます。今までカジノの街に行った事がない人からすればとても特異な街で、きっと驚き新しい体験ができるはずです。
ちなみにマカオはかつてポルトガルの植民地だったため、カジノだけではなくかつての情緒を残す教会などもありカジノ以外でも十分に楽しめる街となっています。またカジノ周辺のホテルでは、毎時間噴水ショーなども開催されており、カジノに行かない人も楽しめる空間となっています。
第3位 ベトナム
※コロナ禍における規制についてはこちらを参照
行き先 | ベトナム |
---|
旅費の目安 | 2泊4日 33,100円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
第3位は東南アジアの国、ベトナムです。ベトナムは近年最も注目されている海外旅行先の1つでもあり、現在非常に高い人気を誇っている国です。
特徴は「The 発展途上を味わえる国」 と形容するのが適しているかと思います。ベトナムは現在まさに発展途上にある国で国として非常に活気があるとともに、物価が安く我々旅行者にとっては安く楽しめる非常にコストパフォーマンスの高い国となっています。そういった理由から第3位に挙げました。
ベトナムの観光地としては首都のハノイ、経済都市ホーチミン、リゾート地ダナンと大きく3つの観光地がありますが近年人気なのはリゾート地のダナンです。そのあたりも含めてお伝えしますのでぜひ詳細までご覧ください。
旅費について詳しく見る
ベトナムまでの旅費はハノイまでで33,100円、ホーチミンで34,700円、ダナンで53,000円となっていました。ベトナムは日本から遠く飛行機で約6時間くらいかかる距離にあるため旅費がかかってしまうのは仕方がない事ですが、距離から考えれば非常に安い値段で行く事ができます。
この後物価の話もしますが、ベトナムはホテル代も含めて物価が安いため、そういった事もあり旅費が安く抑えられています。ダナンは若干値段が高くなっていますが、これはダナンがリゾート地であり、ホテル代がハノイやホーチミンに比べて高い事が影響していると考えられます。
物価について詳しく見る
ベトナムの物価は非常に安いです。感覚的に言えば
日本の3分の1~2分の1が物価だと考えておけばだいたい物価の目安がつきます。
よく、タイやカンボジアなどで物価が安いというと現地の人しか行かないような衛生的によろしくない露店のようなところをピックアップして物価が安いと言っていたりしますが、ベトナムの場合はそんな事ありません。
観光客向けのレストランだろうがホテルだろうが、ほとんどの場所が総じて物価が安いです。
そのため結構な贅沢をしても日本人感覚で言えば激安で楽しめてしまう国がベトナムです。それくらいに物価が安いため、旅費を抑えたいけど貧乏旅行はしたくない方やお金を気にせず遊びたい方にオススメです。※一部日本人向けレストランなどは日本価格だったりしますのでご注意ください。それでも安いですが、、。
治安について詳しく見る
ベトナムの治安は「東南アジア」という枠の中で考えれば「良い」方に分類される国です。
もちろん日本と比べると日本よりは安全ではないですが、特別な警戒などしなくてもそうそう凶悪な事件に巻き込まれたりというのは起きない国です。ちなみに数値から言うとベトナムの犯罪発生件数は5万件前後で、100万件を超える日本と比べても遥かに犯罪の数は少ない事がわかります。
ただし、ハノイやホーチミンなどの繁華街では悪巧みを考えている輩も当然ながらいますので、気さくに話しかけてくる人に無防備に付いていかない、スリや強盗に気をつけるなどの防犯意識は必要かと思います。
とはいえやはり、家族連れでベトナムに行く事をオススメするかと言われれば少し怖いかなというのが私の印象ですのでそれくらいの治安なんだという事で認識していただけると良いかと思います。ちなみにリゾート地のダナンに関しては家族連れで行っても問題ないくらい治安が安定していますので、家族でベトナムにという事であればダナンの方をオススメします。
旅行先としての魅力について詳しく見る
ベトナムは冒頭にもお伝えした通り
「発展途上国の勢いや異国情緒」を楽しみたい人にとっては非常に魅力的な都市です。
ホーチミンにしてもハノイにしてもまだまだ完成された街ではなく、今まさに発展して行っている最中の国は停滞中の日本とは比べものにならないほど活気に溢れていますので、その勢いの中に身を置くだけでもワクワクドキドキして楽しいはずです。(例えばみんなバイクに乗るときにヘルメットなんか被っていませんし、原チャに2人乗り3人乗り当たり前といった感じでよくも悪くも活気に溢れている都市です)
さらにベトナムは料理も日本人好みのものが多く、フォーをはじめ日本人に人気のグルメがたくさんあります。私は正直中国や台湾の料理は苦手ですがベトナム料理はパクチー以外は美味しく食べる事ができます。そういった点も魅力の1つとして日本人に好まれています。
とりあえずハノイやホーチミンはこんな感じでワイワイガヤガヤしている街並みで、その雰囲気そのものを楽しむところと考えていただくのがいいと思います。
打って変わってダナンですが、綺麗なビーチや近隣の世界遺産ホイアンなどインスタ映えスポットがたくさんある事に加え、ベトナムの物価の安さを利用して高級ホテルに格安で泊まれるという事も人気の理由となっています。
最近ではグアムやバリ島ではなくベトナムのダナンリゾートに行くという人もかなり増えていて、いま最も勢いがあるリゾート地と言っても過言ではありません。そしてここはハノイやホーチミンの喧噪とはまたかけ離れた観光地らしい観光地となっていますので、そういったところが好きな方にとっても必ず楽しめる場所だと思います。
第4位 韓国
※コロナ禍における規制についてはこちらを参照
行き先 | 韓国 |
---|
旅費の目安 | 2泊3日(ホテル付) 19,800円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
第4位はお隣韓国です。韓国は物価などは安くありませんが、旅費(航空券+ホテル)が非常に安いため日本からとても旅行しやすい国です。
また治安も比較的安定しており、重大事件に巻き込まれる可能性はかなり低いと考えられます。しかし韓国は日本と比べて性犯罪被害などは多いため、女性1人で歩く際には十分な注意が必要だったりしますので、その点には十分警戒が必要です。
観光的魅力としても韓国はそこまで高くなく、ソウルであれば2日くらい時間があれば十分 かなというところこです。ただ、グルメは日本人の口に合うものも多いためリピーターになる方も多くいます。
今回は旅費の安さやグルメなども含めて総合的に評価し、4位とさせていただきましたが単純に旅費では韓国が最もお安くなっていますので、とにかく旅費を抑えたいという方には韓国はオススメです。
旅費について詳しく見る
旅費については韓国は最も安く2泊3日三ツ星ホテル付きで
19,800円からありました。これは国内で2泊3日の旅行をするよりも格段に安いですね。
というのも韓国は日本から飛行機で2時間くらいで着く事もあり、LCC含め多数の航空路線があるためです。また物価も日本より若干低めなのでホテル代も安く安価に旅行ができます。
その他、釜山だと23,200円〜、チェジュだと27,800円〜でプランがありました。ソウルに比べると観光客の少ない地方ですが、この価格で行けるのは非常にありがたいですね。
物価について詳しく見る
韓国の物価はおしなべて言えば日本と同じか
ちょっと安いという認識を持っておけば大丈夫です。まず日本より「高い」と感じる事はありません。
先ほど紹介したように旅費(特に航空券)が安いのはもちろんですが、韓国は交通費が安いのは日本と違う点かもしれません。例えばですが、韓国の電車やバスやタクシーの値段は日本の半分くらいの値段で乗る事ができます。そのため、移動の際にはタクシーを有効活用すればとても快適な旅行をする事ができます。
料理の物価は日本と同じくらいかな〜という印象です。焼肉などもそんなに高くないですし、屋台で売っているトッポギ、ホットクなどの韓国ご当地グルメも日本円で数百円で購入する事ができるため総じてリーズナブルではないかなと思います。
あと韓国は服や雑貨も激安のものが多く並んでいます(本物かどうかは・・・)のでその辺がお好きな方もぜひオススメです。また、コスメなども韓国は安いので女性に人気ですし、男性でもお土産で喜ばれる事は多いです。
治安について詳しく見る
韓国の治安は悪いという事はありませんが、スリやひったくり、性犯罪が多いので
夜間の1人歩き、特に女性の1人歩きは十分に注意した方が良いかと思います。実際に韓国の犯罪率は日本より高い数値となっています。※念のため外務省の
海外安全情報のホームページも確認しておきましょう。
基本的に治安があまり良くないのはソウルや釜山の繁華街や中心部です。この辺りは夜遅くまでお店が開いている反面、そういった人たちを狙って犯罪が多く発生します。
とはいえ基本的に治安は安定していますので、しっかりと注意をしていれば怖い目に遭う事はそうそうないはずです。その証拠に毎年約200万人の日本人が韓国を訪れています。
ただもう1つ注意なのが、韓国の中の一部の人にはまだまだ日本へ対する敵対心や嫌悪感を抱いている人が一定数いるという事です。多くの人がそうではないですが、他の国に比べると韓国では日本の事を嫌いな方が多数いるため、その辺りはちょっと注意が必要です。(といっても嫌がらせをされるくらいですが・・・ご承知おきください)
都市としての魅力について詳しく見る
韓国の魅力といえばほとんどの方が挙げるのがグルメと美容かと思います。実際に韓国は観光的魅力というのはあまりなく、ほとんどの方がグルメや美容を目的に韓国旅行をしています。(あと韓流ドラマやアイドルなどでしょうか)
というのも韓国の首都ソウルや第二の都市釜山どちらも目立った観光名所というのがないからです。私個人としては昔の寺院や遺跡なども面白いなあと思うのですが、そこまで特筆すべき遺跡などがあるわけでもなかったりするため、多くの人がグルメとか美容を目的にしているのではないでしょうか。あとは街歩きで雰囲気を楽しみながら・・という感じですね。
街歩きは美味しそうな料理や可愛いカフェなどがたくさんあるため、日本の原宿とか渋谷とかを歩いている感じで楽しめるかと思います。足つぼマッサージなども人気なのでそういうお店に行ってみるのもアリかもしれません。
ただいずれにしても1週間や2週間行くような感じではないので、時間がないけど海外に行きたいという場合に最適の観光地かなと思います。あとはリピートしやすいのもオススメポイントですね。
チェジュ島は日本から一番近いリゾートと言われるように韓国のリゾート地ですが、ここもめちゃくちゃすごいビーチリゾートかというとそうでもなかったりするので、日本からの観光客は毎年20万人くらいです。(10人に1人くらいがチェジュ島に足を運んでいる計算)ただ、可愛い建物や綺麗なビーチがあるため、とにかく近場で癒されたいという場合にはオススメの観光地です。
第5位 タイ
※コロナ禍における規制についてはこちらを参照
行き先 | タイ |
---|
旅費の目安 | 3泊5日 35,600円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
第5位は東南アジアの観光大国タイです。タイは日本から飛行機で約6時間というそれなりに遠い距離にありますが旅費は安く、日本からとても行きやすい観光大国で、毎年多くの日本人が観光に行っています。
タイの魅力はベトナム同様都市によって大きく異なります 。タイの首都バンコクは世界有数の大都市で、東南アジアならではの異国情緒溢れる活気のある街の雰囲気を楽しむ事ができますし、一方プーケットのようなリゾート地では都会の喧噪から離れてリゾート気分を満喫する事ができます。
そして魅力は何と言っても物価の安さです。先ほど紹介したベトナムほどではありませんが、タイもまだまだ世界の先進国と比べれば発展途上に位置付けられる国であり、その滞在費は先進諸国に旅行に行くのに比べると非常に安く抑える事が可能です。
物価、観光的な魅力共に高いタイですが治安面に関しては若干の不安面があります 。タイの首都バンコクは外務省が出している海外安全情報で「十分注意」が必要なレベル1の治安となっています。
これが特別悪いかというとそこまでではないですが、他の主要観光地に比べると悪い水準にあるため今回はそのような点も加味して当サイトでは第6位にタイをランク付けしました。
旅費について詳しく見る
旅費については当サイトで独自に調べたところ、タイ/バンコクで3泊5日35,600円〜、タイ/プーケットで2泊4日54,500円〜となっていました。
タイもベトナム同様に都市部のバンコクは宿泊費が安いために長期滞在でも格安の値段でツアーが組まれています。一方でプーケットはリゾート地であるために、宿泊費にもそれなりの金額がかかるため少々高めの金額設定となっています。
とはいえどちらも宿泊費込みで考えると非常にリーズナブルな旅行先である事に違いはないかと思います。
物価について詳しく見る
タイの物価は総合的に見れば感覚として
日本の約半分よりちょっと高いかな?くらいの相場感です。
特に街中の屋台などで販売されているご飯は非常に安く、日本円で数百円あれば十分にお腹を満たせるレベルで安く過ごす事ができます。また公共交通機関なども基本的に安く、電車なども数十円から乗る事ができます。
しかし、バンコクなどの大都市では非常に発展している地域もありそういった観光客向けの地域では日本と変わらないくらいの物価の店も多くなっていきています。そのため、あなたの過ごし方によっては「全然安くないじゃん」という事もありえてしまうのがタイの現状です。
とはいえ、全体の相場感はやはり日本よりかなり安いので「お得に滞在できる」という事に変わりはないはずです。
またプーケットはリゾート地という事もあり、基本的に物価は高めです。ただ高めというのはバンコクに比べての話であって、我々日本人の感覚からするとそこまで高いものではありませんのでお金を気にしなければならないレベルではないという認識でいれば良いかと思います。
ただ先に挙げた旅費も含めてプーケットはバンコクよりも高めなので、総費用は高くついてしまうのは致し方ない事かと思います。
治安について詳しく見る
タイの治安は正直言ってここまで挙げてきた国の中(台湾、香港、ベトナム)では
最も悪いと言っても過言ではありません。ただそれは、タイの治安が特別悪いというよりは他の国の治安が良すぎるが故に相対的にタイの治安が悪いという事です。
ただ外務省が掲載している海外安全情報では「十分注意が必要」なレベル1の治安となっているため渡航する際には十分な注意が必要です。
実際に危険な目に遭う事は滅多にないと考えられますが、ご家族連れでの旅行はよっぽどの理由がない限りは他の国を選ばれる事をオススメします。ただ、女子旅や一人旅にも人気の国ですので大人が行くのであればそこまで治安をきにする事もないかなという実感値を抱いています。
そしてバンコクこそ治安に不安がありますが、プーケットはそのような危険情報もなく治安が安定していますので家族旅行含め安心して旅行できる地域となっています。
観光地としての魅力について詳しく見る
タイ、特にバンコクの魅力はやはり
東南アジア独特の活気と勢いに溢れた街の雰囲気と仏教寺院の数々かと思います。
また、水上マーケットなどタイならではの面白いライフスタイルを体験するのもワクワクする体験ですし、パッタイ、グリーンカレーなどのタイ料理を楽しむのもまた一興です。特にタイ料理は地元の店で低価格で楽しむ事ができるのでタイ料理に抵抗がないという方は超オススメです。
そしてタイと言えば世界中から様々な国のバックパッカーや旅行者が集まる場所としても知られています。そのため、街を歩けば様々な国の人々に出くわしますしバーなどに行っても多くの外国人に会います。そういった交流を楽しめるのもタイの魅力の1つかと思います。
一方打って変わってプーケットの魅力はリゾート地なのでリゾートホテルやスパなどの定番はもちろんの事、他のリゾート地にはない魅力も持ち合わせています。それがプーケットタウンと呼ばれる欧州風の建物が並ぶエリアです。
ここには、多くの露店や商店がありますのでリゾート地にいながらもタイの街の雰囲気や文化を感じる事ができます。またプーケットにはショッピングモールなどもありますので、買い物も合わせて楽しむ事ができるのも魅力です。女性同士でタイに行くのであればやっぱりプーケットを先に行くのをオススメします。
第6位 中国
※コロナ禍における規制についてはこちらを参照
行き先 | 中国(上海) |
---|
旅費の目安 | 2泊3日(ホテル込) 27,800円〜 北京は5万以上 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
続いては世界第2位の大国中国です。
中国は日本人にはあまり人気のない観光地ですが、旅費も安く治安も安定しており、なおかつ中国4千年の歴史と言われるように歴史的遺産が多数存在 し、観光地にも事欠かない魅力的な観光地なので今回は6位に選出しました。
ただ難点は中国は国土が広いので、どこか1都市だけに行くのであれば旅費もかからずリーズナブルですが、色々なところに行こうとすると旅費がかさんできてしまうという事です。
なので、オススメは首都北京または上海に行って定番のところを数日で巡るという感じです。
中国について詳しく見る
旅費は上海行きはビジネスを含め需要が多く2泊3日で23,700円〜でありますが北京行きとなると5万円以上かかってきます。そのため、北京に関してはその他の周辺国(台湾や韓国)に比べるとかなりの割高感が否めません。
物価に関しては中国はまだまだ日本よりも割安な場合が多くお得感を感じられる国です。ただ観光客向けのレストランなどは、日本と同じか日本より高めの設定になっているためあまりお得感がありません。
治安に関しては中国はもうすでに先進国の1つなので問題は特にありませんが、旅費や物価の高さから考えてこの位置にランク付けしました。
ただし、万里の頂上や紫禁城をはじめ中国の歴史を感じさせる壮大な観光資源が多数あるのも中国なので行ってみて後悔するよいう事はまずないかと思いますので、興味があれば行ってみる事をオススメします。
料理はもちろん中華料理ですが、日本で食べる中華料理とは別物であるという事をしっかり認識したうえで行供養にしてください。台湾などと同様に中国の中華料理はかなり香辛料がきつく、合わない人には全く合わず、食べるものがないという事も十分に考えられます。
第7位 インドネシア バリ島
※コロナ禍における規制についてはこちらを参照
行き先 | インドネシア/バリ島 |
---|
旅費の目安 | 2泊4日 38,300円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
続いてインドネシアのバリ島です。バリ島は日本から約7時間くらいで行くことのできるリゾート地で、昔から多くの日本人観光客が訪れる人気のリゾート地です。(もちろん日本以外の外国人もたくさんいます)
旅費を見ていただくとわかる通りバリ島は約4万円弱でホテル代も含めて行くことができる大変リーズナブルな国です。
そして何と言っても魅力は「高級リゾートホテル」なども格安であるということ。バリを訪れる女性が多い理由の1つにこれがあります。
バリ島について詳しく見る
また物価も比較的安く、
日本より3割くらい安い相場感で考えておけば大丈夫です。治安も比較的安定していますが、外務省が出している
海外安全情報ではレベル1の治安(少し警戒が必要)となっていますので日本にいる時と同じ感覚でいるのは避けましょう。
しかしリゾート地ということもあり、多くの観光客がいて街も整備されていますので普通に観光するのは安全に過ごせると思います。
バリ島の観光地でホテルやショップが密集しているエリアとしてクタ、ウブド、スミニャック、サヌールなどがありますが、治安の面などを考慮するとウブド地区のホテルを取るのが最も安心かと思います。特にクタという地域は東南アジア特有のガヤガヤした感じの街なので「ビーチリゾート」を求めて行ってしまうと現実との違いに落胆してしまう可能性があります、、!
ちなみに観光的魅力はというと、バリ島はビーチリゾートですがフィリピンのセブ島などと比べると海が綺麗な訳でもなければ有名な砂浜がある訳でもなかったりします。バリ島はどちらかというとビーチというよりもアイランドリゾートというイメージに近く、南の島の特別な空間でその土地の文化やスピリチュアルな雰囲気、スパなどを楽しむという方が適しているかと思います。
それゆえ、多くの人がバリ島の魅力に惚れリピーターとして毎年この島を訪れています。(もちろん日本よりビーチも綺麗ですが、ビーチだけを求めるのであれば他にも魅力的な国はたくさんあるということです)
第8位 マレーシア
※コロナ禍における規制についてはこちらを参照
行き先 | マレーシア |
---|
旅費の目安 | 2泊4日 39,800円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
マレーシアといえばクアラルンプールですが、この国は旅費が安く物価も安くて良い国なのですがいかんせん観光的資源が少ないためにあまり旅行先としてはオススメできない国 です。ただし、物価は日本の3分の1くらいですし、言語も英語で過ごしやすいので単純に外国に行ってみたい!という場合には良いかもしれません。
物価の安さと安定した治安、そして衛生的な環境を考慮してこの順位としました。マレーシアについて詳しく見る
なお治安に関しては、東南アジア標準レベルという感じで、悪くもないですが良くもないという感じですので、しっかりと防犯意識を持って過ごすことが重要です。
外務省の海外安全情報ではマレーシア本土に関しては注意喚起情報はなく治安は安定していますが、コタキナバルというリゾート地付近のサバという地域には渡航中止勧告にあたるレベル3の情報が出ていますので念のため頭に入れておくと良いと思います。
第9位 シンガポール
※コロナ禍における規制についてはこちらを参照
行き先 | シンガポール |
---|
旅費の目安 | 2泊4日 51,100円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
続いてはシンガポールです。シンガポールは東京23区くらいの小さな国ですが近年急成長を遂げ、世界有数のビジネス/観光の都市となっていて、カジノやリゾートホテルなど様々な観光スポットが存在 し、今や東京をも凌ぐ勢いで成長している国です。
シンガポールの特徴はとても綺麗で治安の良い国ということです。というのもシンガポールではゴミのポイ捨てが法律で禁止されるなど公共の秩序に対して非常に厳しい取り締まりを行っているため基本的に街が綺麗です。
特に同じ東南アジアのタイやベトナムなどと比べると本当に綺麗です。(日本と比べると場所によっては日本の方が綺麗ですが)
シンガポールについて詳しく見る
そして世界中から多くの観光客とビジネスマンが訪れる観光立国であるため、治安も安定していて滅多に犯罪に巻き込まれることはない国です。そのため、ご家族やカップル、女性同士での旅行でも安心して行くことができます。
外国だといくら治安が良くても夜間の一人歩きは避けるべきな国がほとんどですが、シンガポールは夜間1人で歩いてもあまり身の危険を感じることのない珍しい国 です。(もちろんどこに危険があるかは分からないので自分の身は自分で守ってくださいね)
そしてシンガポールは観光スポットもそれなりに充実しています。有名なのはマリーナベイサンズというリゾート型ホテル(ここにはカジノもあります!)ですが、それ以外にもガーデンズバイザベイという未来型植物園や、マーライオンがいるマーライオン公園、そしてイスラム教国ならではのアラブストリートなど様々な観光地が存在するので、観光にも事欠きません。
ただしもちろんシンガポールにも欠点があります。それは、物価が高め ということです。というのも先ほどお伝えしたようにシンガポールは観光立国なので、基本的にどこもかしこも値段が観光客向けの設定です。そのため普通の食事でも日本と同等かそれ以上に値段の設定が高く、すぐに予定の金額を超えてしまうと思います。
地元の人しか行かないようなローカルな店に行けばそれなりにリーズナブル価格のお店もありますが、基本的に我々観光客が行くところは高いと思っていた方が良いでしょう。そして高いのは食事代だけではなく観光地などの入場料も高めです。
例えばシンガポールの人気観光スポットであるGARDEN BY THA BAYという植物園では2つメイン施設があるのですが、その施設の入場料が28ドル(3,000円くらい?)となっています。
第10位 カンボジア
※コロナ禍における規制についてはこちらを参照
行き先 | カンボジア |
---|
旅費の目安 | 2泊4日 59,800円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
続いては東南アジアの国カンボジアです。カンボジアと言えばまさに写真の通り古代遺跡のアンコールワットが有名ですが、実はカンボジアという国はそれ以外にも様々な魅力がある国なのです。しかも物価がめちゃくちゃ安い というのがカンボジアの特徴です。(ただ最近は観光客が増えて、感顧客向けのところは高くなってきてはいます)
カンボジアは観光的魅力◯、物価◯という事もあり世界中からバックパッカーが集まってきます。そのため、アンコールワットがあるシェムリアップの街には世界中の国の人々がいます。この辺の雰囲気はタイと似ている部分もあるかもしれません。
ただ治安面で若干の不安があるのと、あまり清潔ではなく料理も美味しくないなどマイナス面もそれなりにある観光地のためこの位置にランク付けしています。
旅費について詳しく見る
旅費ですが、カンボジアで最も人気の観光スポット「アンコールワット」がある街、シェムリアップまでの旅費(ホテル込)が2泊4日で59,800円となっています。
この金額自体は決して安い金額ではありませんが、画像を見ていただくとわかるようにシェムリアップでの3ツ星ホテルはこのようにリゾートホテルとなっているため若干高めの設定になっています。そのため、三ツ星以下のホテルを探そうと思えばもっと安く滞在する事ができます。
とはいえやはり韓国や台湾など日本に近い国々の旅費よりは高くついてしまいます。
物価について詳しく見る
カンボジアの物価は
東南アジアの国の中でも1、2を争うレベルの安さです。だいたい肌感覚で言えば
日本の3分の1〜半分くらいの値段相場と思っておけば良いと思います。
ただし、アンコールワットのあるシェムリアップは田舎である事に加え、訪れる人のほとんどが観光客であるため他の地域よりも若干物価が高めとなっています。
また、現地のレストランやスーパーなどは先ほどお伝えした「3分の1〜半分」くらいの相場感ですが観光客向けのレストランなどでは日本と変わらない値段の店もあったりしますので、安く過ごしたいのであればお店の選定には若干注意が必要です。
またバスやタクシーなどの交通機関の料金はそれこそ日本の3分の1くらいなので、そのあたりのお金は全然かかりません。観光客的には嬉しいポイントです。
また今回はホテル込のツアーで旅費を出しているので分かりづらいですが、カンボジアはホテルの安さもベトナムと同等レベルで格安です。そのため同じ三ツ星ホテルでもかなり良さげなホテルが格安の値段で宿泊可能ですので、もしカンボジアを検討される場合はホテルもしっかり見てみてください。きっとホテル選びも楽しいはずです。
治安について詳しく見る
カンボジアの治安は安定しており、悪くはないですが外務省の
海外安全情報によれば
警戒レベルはカンボジア全土で1となっており、今回比較している台湾や韓国、ベトナムなどの国々と比べると決して安全とは言い切れません。
大きな事件や事故はあまりないものの、日常的にスリや置き引き、詐欺、ぼったくりなども発生していますので十分に注意は必要です。
また治安とは若干関係のない話ですが、カンボジアでは感染症などの心配もありますので動物には触れない(狂犬病などの危険)生水は飲まないなどの注意は必要です。
総括すると海外経験がそれなりにある人であればカンボジアの治安レベルであればあまり心配する事はありませんが、初めての海外でカンボジアというのはあまりオススメできないかなという温度感です。
都市としての魅力について詳しく見る
カンボジアは観光地としての魅力は
アンコールワットに集約されると言っても過言ではありません。おそらくカンボジアを訪れるほとんどの方がこの遺跡を目的に入国します。
アンコールワットはかつてクメール王国が存在した時代に造られた数ある王宮のうち最大級の規模を誇る王宮跡です。その遺跡の美しさや歴史的意義から世界文化遺産に登録され、世界中から観光顧客が訪れています。
アンコールワットは象徴的な写真がよく使われる事もあり、何となくすぐに観光が終わりそうだなと思っている方もいるかもしれませんが、アンコールワットはアンコール遺跡群の1つで、アンコールワットの他にアンコールトムやタ・フロムなど様々な古代遺跡が特定の地域に集積しています。そのためアンコールワット以外の遺跡を含めた遺跡群を存分に楽しむためには2〜3日、時間を空けておく必要があるほど大きな遺跡群となっています。
これらの遺跡は毎年世界で訪れたい世界遺産でも常に上位に入ってきている世界的にも人気の観光スポットです。
第11位 フィリピン セブ島
行き先 | フィリピン/セブ島 |
---|
旅費の目安 | 3泊4日 50,100円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
続いてはフィリピンのリゾート地セブ島です。といってもセブ島は飛行機が発着しているだけで実際にはセブ島周辺の大小の島々(特にマクタン島)にリゾート地があるので、厳密に言えばセブ島自体はリゾート地ではないのですが、ややこしいのでここではセブ島とまとめてご説明をします。
セブ島について詳しく見る
セブ島への旅費は約5万円で、日本からの距離を考えると特段高い訳でもなく比較的リーズナブルに行けるリゾート地となっているため日本からの観光客も多く、人気の観光地です。だいたい
飛行機で5時間ほどでしょうか。
そしてセブ島が人気の理由のもう1つは物価が安い事です。肌感覚で言えばセブ島含め周辺の物価はだいたい日本の3分の1〜半分くらいの相場感となっているため、現地での滞在費を非常に安く抑える事ができますし、リゾートホテルであってもかなり割安に宿泊する事が可能です。
また観光客にとって嬉しいのが、交通費、特にタクシーの料金も安いというところです。セブ島には電車がないため基本的にタクシーを使うしかないのですが、かなり安く設定されているので気兼ねなく利用する事ができます。
治安に関しては決して良くありません。マクタン島のリゾートホテルが立ち並ぶ一帯はかなり治安が管理されているので、ご家族や女性同士で旅行する場合はそのあたりの宿を取られることをオススメしますが、それでもやはり治安面では不安なので夜間の無駄な外出などは避けた方がいいかと思います。
特にセブ島内部のセブシティはあまり治安が良くありません。※ちなみに外務省の海外安全情報ではセブ島はレベル1の治安となっていますので、やはり注意が必要です。
観光的な魅力に関してはセブ島は文句なしに楽しめるかと思います。セブ島周辺にはリゾートホテルが立ち並ぶマクタン島の他にも、高い透明度でセブ島周辺で一番の海を持つスミロン島 、セブ島南端にあるジンベイザメウォッチングが可能なオスロブ など様々な観光名所が存在します。
第12位 グアム
行き先 | グアム |
---|
旅費の目安 | 2泊3日 70,100円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
続いては定番のリゾート地グアムです。グアムは普通に良いリゾート地ですが、他のリゾート地であるセブ島やバリ島に比べて旅費・物価ともに高めなのがマイナスポイントです。
これでハワイレベルに観光が充実していれば価格を度外視してもいいのですが、グアムはバリやセブに比べて圧倒的な観光資源があるかというとそうでもありません。
グアムについて詳しく見る
そのため、普通に良いリゾートなのですが価格の面でのマイナスが大きく、この順位の位置づけとなっています。ちなみにグアムはここ数年日本人観光客の減少が激しく、デルタ航空の成田ーグアム直行便など複数の路線が廃止になっています。これは単純にグアムの魅力が低下したというよりは、タイのプーケットやベトナムのダナンなど、新たなリゾートが出現したことに起因するものだと思われます。
特に物価に関してはグアムはアメリカ領のため、値段は完全にアメリカ料金なことに加えチップや円安という要素を考えると旅費だけでなく滞在費も高くつくことは容易に想像がつきます。
そして肝心の治安も他国に比べて極めて安全かというとそうでもなく、コストパフォーマンスはそんなによくない 国になっています。
第13位 オーストラリア
行き先 | オーストラリア |
---|
旅費の目安 | 2泊5日 98,500円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
オーストラリアは治安も良く(夜間は注意ですが)観光的資源も豊富で素晴らしい国ですが、いかんせん物価が高く旅費、滞在費ともに絶対に高くつく ため今回のランキングではこの順位となりました。
オーストラリアについて詳しく見る
今回のランキングではこの順位ですが、お金の問題さえ考えなければ素晴らしい観光地(オペラハウスやゴールドコースト、エアーズロック、グレートバリアリーフなどなど)がたくさんありますので、是非今後検討してみてほしい観光地です。
第14位 ドバイ
行き先 | ドバイ |
---|
旅費の目安 | 2泊4日 93,300円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
ドバイは言わずと知れた中東の石油王国です。ブルジュハリファという世界一高いビルをはじめ、見渡す限り高層建築が並ぶ贅の限りを尽くした国です。
この国はまあ一応観光資源もあり、治安もいいので行けば楽しめるとは思いますが、そもそも旅費も高いですし物価も高いため「安くて治安のいい国」という基準で考えると全くもってオススメできない国です。
しかも観光資源があるといっても、クルージングやカジノなどで庶民的な観光資源には乏しく、他の国と同じ感覚で旅行に行くと「行くところがない、することがない」 という状況になると思います。
第15位 サイパン
行き先 | サイパン |
---|
旅費の目安 | 3泊4日 104,800円〜 |
旅費 |
|
物価 | |
治安 | |
旅行先としての魅力 | |
最後は南国のリゾート地サイパンです。ここサイパンはかつては日本人にも人気の観光地でしたが、近年は人気が下がり続け、2018年の5月にはついに日本からの直行便がなくなってしまうこととなりました。
1つが物価の高さです。サイパンはイメージ的には安そうなイメージがありますが、実は物価が日本と同じくらいかそれ以上に高く、全くお得感がありません。
2つめの理由が、寂れているということです。サイパンは昔こそたくさんの観光客が訪れ街が賑わっていましたが、最近では観光客も減り街の賑わいもなくなり、リゾート地の雰囲気はなく、ただのビーチが綺麗な田舎になり下がってしまっているのです。
これら2つの理由からサイパンは近年人気がない のです。人気がないからこそ旅費も高くつくため、「安くて治安の良い国」という観点からは全くオススメできない国となりました。サイパンについて詳しく見る
もちろんサイパンの海は綺麗ですし、過去日本が戦争で激戦を繰り返した場所でもあるのでそういった事に興味がある方にはオススメかもしれませんが、単純な観光という目的であれば別のリゾート地に行くのが良いと思います。
安くて治安の良い海外旅行先まとめ
今回は「安くて治安の良い国」という基準で海外旅行のオススメランキングを作成しました。
今回ご紹介した各国の紹介文を読んでいただいた方は、「安くて」という条件には合わないけれども「魅力的だな」と思う国はたくさんあったのではないでしょうか?
特に今回順位の低かったオーストラリアやシンガポールなどは日本人に大変人気の旅行先だったりしますので、今度別の機会にぜひ検討してみてください。
また今回のランキング作成にあたって、旅費の計算は「ツアー価格」 を参照しましたが、行き先によっては「航空券+ホテル」で探した方が安い場合もありますので色々と探してみてください。
ちなみに当サイトでは「海外旅行予約サイトおすすめランキング!」という海外旅行を予約する際にどこのサイトを使うのがオススメなのか紹介している記事もありますので参考にしてみてください。
また、まだまだ海外旅行に行った回数が少ないよという方には「<初心者向け>コスパで選ぶ!初めての海外旅行にオススメの国6選+α!」という記事もオススメです。