中東のお金持ち国家アラブ首長国連邦、ドバイ。
物価が少し高め、かつ馴染みの薄い中東ということで、初めての海外旅行に選ぶ方はすくないですが、非常に人気の海外旅行先です。
この記事では2019年11月にドバイ旅行に行ったMIKAさんに旅行記を書いていただきました!
ドバイは他の国にはない近未来感、幻想的な景色を見ることができる 素敵な国です!注意点なども記載しているので、是非参考にしてください。
ドバイに行った理由
旅行を計画していた時は、リゾートへ行くか都会へ行くで悩んでいました。
悩みに悩んだ結果、どちらも捨てがたかったので、都会でもありビーチもある国を探そうということになり、それが当てはまったドバイに行くことにしました。
さらにドバイには、中東を感じさせる古い街並みを見ることができたり、砂漠体験もできる ので行くしかない!となりました!
ドバイってこんなところ!
ドバイは中東の国アラブ首長国連邦の首長国の1つです。(アラブ首長国連邦は7つの国からできている連邦国家なのです!)
で、そんなドバイはちょうどアジアとヨーロッパの間にあり、日本からは11時間から12時間程度で到着します。(直行便は羽田、成田、関空などからも出ています)
そしてドバイの航空会社と言えば、有名なエミレーツ航空。
以前から利用してみたかったので今回はエミレーツ航空を利用しました。
ドバイの治安って大丈夫なの?
完全なイメージの話でしかないですが、何となく中東の地域は治安的に不安だな〜と思う方もいるかもしれません。(実際私も少しの不安はありました)
実際にどうだったか?行くところにもよると思いますが、私は比較的治安は悪くなく観光しやすい国だと思いました。
特に「綺麗な建物が多く思っていったよりも安全な所 」という印象が強かったです。
デパート内は高級感がありとても清潔ですし、街中も夜の方が人が多く賑わっている様子でした。ドバイメトロでは女性専用車両があり、日本のように時間通りに電車が来ます。
ですので電車の面はとても安心だと思いました。ですが、スリやひったくりといった犯罪も存在しますので、基本的な防犯対策は必須かなと思います。(女性の夜の一人歩きももちろん避けましょう)
ドバイならではのルールもあるので注意
治安よりも個人的に注意が必要だなと思ったのがドバイならではのルール。
例えば公共交通機関内(バスやメトロ)で飲食をすると罰金となります。ドバイは暑い国なのでうっかりお水を飲んでしまうということもあるので気をつけたい点です。
またメトロで居眠りをした場合も罰金の対象になるといったことや、イスラーム教ならではの厳しいルールがある場所も多々あり、事前にしっかりと知識を付けておくことが必要かなと思います。
・過度な肌の露出は避ける(特に女性)
・モスクに入る場合は頭をスカーフで覆うなどドレスコードがある
・ラマダン(断食)期間の行動
・無闇に人の写真を撮らない
ドバイは訪れるべきスポットはたくさんあります!
ドバイの魅力はたくさん!アジア、アメリカ、ヨーロッパでは体験できない未知の経験をたくさんすることができます。そういった意味で、人とは違う旅行 をしたい方にすごくおすすめで人気の観光地なのです。
ドバイの魅力「建造物」
まず私が強くお伝えしたい魅力の一つがドバイの建造物。ドバイの建物は近未来感のある珍しい形をした建物がたくさんあります。
世界一高いビル「ブルジュハリファ」があったり、ショッピングモール内にスキー場があったりと規格外の建造物がたくさん。
世界最大のショッピングモール
さらに東京ドーム23個分もの広さを誇る世界最大のショッピングモール「ドバイモール」。
そのショッピングモール内に世界一大きな水族館もあります!(水族館は有料ですがショッピングモールに入れば無料で見ることができる、世界最大のアクリルパネル水槽も!)
アブダビへも行ける!
そしてドバイから日帰りでアブダビ(アラブ首長国連邦の国の1つ)に行くこともできます。アブダビにはずっと見ていられるくらい美しい真っ白なモスク、「シェイク・ザイード・グランド・モスク」があります。
モスクでは基本露出NGなので無料でアバヤをレンタルしましょう。アバヤを着る機会はほとんどないと思いますので、それはそれで貴重な体験 になること間違いなしです。
時間になるとアザーンというお祈りが始まり、とても幻想的な気分を味わうことができます。
古い町並みや砂漠など・・・とにかく色々ある!
近代的な建築物が立ち並ぶドバイですが、一方で中東の昔ながらを感じさせる古い街並みや砂漠を体験できるツアーなどもあり、1つの国で多様な体験をすることが可能 。
砂漠ツアーではラクダ乗り体験、キャンプもできドバイを満喫できます。
ちなみにドバイは砂漠をイメージしがちですが、賑やかなビーチもあり、砂浜にラクダがいたりと珍しい光景を見ることもでき、非常に非日常的で楽しいです!
とにかく色々と新鮮な体験が出来るのがドバイの観光の魅力です。
アラビア料理って・・・?
ドバイはアラビア料理が主流の国ですが、アラビア料理ってどんな料理を思い浮かべるでしょうか?
様々なメニューがありますが、定番料理と言えば、前菜で出てくるフムス。ひよこ豆をペースト状にした料理でパンや野菜に付けて食べる料理があります。
その他にも色々な香辛料を使ったメニューが多々あります。日本人の私達からすると「辛そう」に思えるかもしれませんが、意外と辛くなく日本人の口にも合う のでぜひ現地料理も食べてみて欲しいです!
もちろん日本人にも馴染みのあるラーメンやファストフードもありますので、料理の心配は基本的に不要です。(むしろ楽しみにしていただきたいです!)
4泊5日ドバイ旅行記!実際の写真とともに
それではここから、実際の体験をもとに、私のドバイ旅行をお伝えします!※リンクは基本的にインスタ検索に飛ばしていますので、気になるものがあれば見てみてください!
宿泊したホテル
まず今回宿泊したホテルをご紹介します。ドバイ旅行では「ゴールデン サンズ ホテル アパートメント」というホテルに宿泊しました。
地下鉄の最寄り駅は800m、スーパーは50mのところにあり、中心部へもすぐ行くことができとても良いローケーションでした!
部屋は清潔感があり広く、キッチン、洗濯機もあり、共用フロアには、プールやトレーニングジムもありコスパもかなりよかったと思います。
ドバイ旅行で訪れた観光地を実際の写真と一緒に解説!
それではここから実際に訪れた場所を写真と一緒にお伝えします。今回の旅行では、5日間で8ヶ所を詰め込みました!ちょっと詰め込みすぎたかな?と思いましたが、ちょうど良く、ゆっくりまわることが出来ました。
ブルジュハリファ
ドバイに到着し、すぐにブルジュハリファに向かいました。
ブルジュハリファは世界一高いビルで、やはり生でみるとあまりの大きさに圧倒されますし、感動します。高さは828mあり、展望台に登る事が出来ます。
125階まで登りましたが、そこからの景色はまさに「近未来的」と言うと言葉がピッタリ。
遠くを見渡すと建物が少なく、砂漠の国だな~ということが実感できます。東京の景色とはまた違った都会の景色で感動しました。
夜になるとライトアップされ、時間滞によって色が変わるのでずっと眺めていられるほど綺麗です!
ドバイモール
ドバイモールは、世界最大のショッピングモールで1日では回りきる事が出来ないほど大規模なショッピングモールです。(その大きさからギネス記録にも登録されています!)
このモールは、ブルジュハリファのすぐ下にあり繋がっているので、展望台へ登った帰りに行くことができます。
多くのハイブランドもありますし、下の写真のようにザ・スークというドバイのアクセサリーやアバヤという伝統的な服も売っています。
そしてすごく感動したのが下の写真の水槽です。
これはドバイモール内にある世界一大きなアクリルパネル水槽。お買い物をしながら、水族館気分を味わうことができ、大満足です。
オールドドバイ バスタキヤ地区
オールドドバイは歴史のあるおしゃれなアラビアンを感じることができる場所です。
このような細い路地があり、おしゃれなカフェがあったり、アラブ風の生地屋さん、スパイス屋さんなど小さなお店がたくさんあります。
その中でも私が一番お気に入りのお店は香水屋さんです。自分の好きな香りの香水を、好きなボトルに入れてくれます。
香りと思い出はリンクしやすいので、自分用でもとても良いお土産になると思います。
世界一美しいスタバ
イブンバトゥータモールにあるのが世界一豪華と言われるスタバです。
天井のデザイン、壁のデザインが本当に美しいので見とれてしまいます。メニューは他のスタバと特に変わりは無いですが、ゆっくりお茶するのも良いかなと思います。
いろんな角度から写真を撮ってもすごくきれいなスポットなので行かれた際はぜひ写真をたくさん撮ってください。
イブンバトゥータモールは他にもたくさんのお店が入っており、お買い物も楽しめます!
ラ・メールビーチ
ラ・メールビーチは2018年にオープンした人工的なビーチです。
新しく作られたビーチなだけあって、カフェやお土産屋さん、インスタ映えスポットもあり1日中いても飽きないスポット! とっても楽しいで、ある程度時間を取っておくことをおすすめします。
ちなみに私は、11月に行きましたが28℃くらいあり日焼けするくらい暑かったです。笑
こちらが入口の写真。おしゃれな造りになっていてとてもワクワクしますよね。
ビーチは下の写真のように、人がたくさんいて海に入っている人もいれば、日焼けをしている人もいます。
しかし、ビーチでは盗難が多いので、身の回り品などには気を付けましょう。お腹が空いたら、入り口の方向に戻るとお店がたくさんあります!
水着のまま出歩いている方もいましたが、だんだんと冷えてくるのでパーカーを羽織っていくと良いと思います。
サンセットもすごくきれいですので、夕方もぜひ楽しんでいただきたいです。
海側ではない方を見ると、世界一高いビルブルジュハリファが見え、海とビルの組み合わせが異国情緒を感じさせます。
シェイク・ザイード・グランド・モスク
シェイク・ザイード・グランド・モスクはアラブ首長国連邦の首都、アブダビにあります。
ドバイからはバスやタクシーで、片道1~2時間程で行くことができ、ぜひ行っていただきたいスポットの1つです。
シェイク・ザイード・グランド・モスクは、今回ご紹介するスポットの中で一番中東を感じることが出来る場所。真っ白で、アザーンというお祈りだけが響いていて静かなモスクは、心がとても休まります。
そしてサンセットがとても絵になっていて、夕方になると幻想的な美しい景色を見せてくれます。
シェイク・ザイード・グランド・モスクでは「写真を撮る際ポーズをしてはいけない」「服装に規定がある」などの厳しいルールがあります。
特に女性はアパヤという肌の露出を避ける服を着用する必要 がありますので、モスクの入り口でレンタルしてください!(アパヤ体験も珍しいので思い出になります)
ドバイ・スキー
ドバイは暑い国で、雪はほとんど降りません。そんなドバイでスキーを楽しめるのが「ドバイ・スキー」です。
ドバイに雪は降らないのでスキー場はデパート内にあります。デパート内にスキー場があるというだけですごいですが、もっと凄いのがそのスケール。笑
この写真は一部ですが、スキー、スノボ、雪遊びまで出来るほどとても大きくとても楽しいです。雪が降らない国でなので、現地の子供達がたくさん来ていて雪遊びをしている印象でした。
もちろん必要な物全てレンタル出来ます 。
ウエアーはガソリンスタンドの店員さんみたいになりますが…笑
デザートサファリ
今回の旅行で最も心に残っているスポットが、デザートサファリ砂漠ツアー。(ベルトラというサイトでオプショナルツアーとして予約ができます)
砂漠までドライブをし、アクテビティ体験、アラビア料理を食べることができます。4WDで宿泊しているホテルまで迎えに来てくれます。
4WDに乗っている方みんな多国籍の外国人なのでとても不思議な感覚でした。スリルのあるドライブをした後は、砂漠で写真撮影。
壮大な砂漠がとても美しいです。
夜になるとみんなで広場へ集まり、アクテビティ体験をしたり、夕食を食べます。アクテビティ体験は、ラクダ乗り、鷹とふれあい、ヘナタトゥー体験、サンドボード、水たばこなど・・・!
夕食はBBQで、アラビア料理をたべます。
どれもスパイスがきいていましたが、食べやすくなっており、おかわりも自由なので思う存分食べることができます。普段絶対に食べることができない料理なので、とても良い体験になるはずです!
帰りはドバイのきれいな景色をみながら、4WDでホテルまで送ってくれます。
正直言って、こんなワクワクが止まらない体験はなかなかないので、ドバイに行くならぜひ参加していただきたい なと思います!
今回のドバイ旅行の旅費について
以上、ここまでで私のドバイ旅行記となります。なお今回のドバイ旅行は出来るだけ費用を抑えたかったので、ホテルも航空券も全て個人手配をしています。
4泊1人分を大まかに計算してみると、以下のようになりました。
個人手配ではなくパッケージツアーだとホテル間の送迎が付いているので、圧倒的に楽ですが航空券、ホテル代だけで15万円ほどかかってしまいますので、安く抑えたい方は個人手配がおすすめです。
一方で、海外旅行に不慣れな場合は個人手配がトラブルの元になることもあるため、そこはメリットとデメリットを考慮しながら検討することが大事かなと思います。
物価はなかなか高い!
そしてドバイの物価についてですが、基本的にドバイの物価は高く、現地での滞在費もそれなりに必要です。
タクシーの初乗り(360円)、メトロ(片道120円)、お水(1.5Lが45円)といった感じで日本より安いものもありますが、総じて言えば高いのでその辺も頭に入れておく必要があるかなと思います!
行ってみて分かった、ドバイの魅力と注意点
ドバイは世界一だらけで、他の国にはないものがたくさんありました。特に建造物は他の国にはない形のものばかりで見ているだけで楽しかったですし、感動レベル。
そしてドバイの方々も、思っていたよりかすごく親切で仲良くなった店員さんと今でもSNSで繋がっています。笑
素敵な出会いもあり、建造物も美しく全てが魅力的でした。
ただそんな素敵なドバイですが、注意が必要な点も多々あります。それはドバイのマナーを守る こと。
特に日本とは異なるマナーがあり、日本人がやってしまいがちなルール違反があります。「メトロでの居眠り・飲食」、「写真撮影をする際現地の女性がうつっていないか」「肌の露出」など。
日本にはないルールが多くあり、違反をすると罰金を課せられたり、露出が多い服装だとデパートや観光地に入ることが出来なくなってしまいます。
ルール違反をしてしまうと、せっかくのドバイ旅行が台無しになってしまうので下調べをしっかりとしてからドバイへ行きましょう!
ドバイで絶対いくべきところはここ!
なおもしドバイに行くのであれば、以下の2つの場所は絶対に行ってみて欲しいです。
なぜならこの2つの場所には、中東でないと体験できない事 が詰め込まれているから。
砂漠でアラビア料理を食べることができたり、モスクではアバヤを着ることができたり、、、イスラム圏の文化や風習を生身で感じることができます。
せっかくドバイに行くのだから、このような体験はぜひしてみていただきたいなと思います!
さいごに:ドバイはこんな人におすすめ!
私のように、「都会も行きたい・海も行きたい・お買い物も楽しみたい!」という欲張りさんにはとてもおすすめな旅行先です。
また日本とは大きく異なる中東ならではの文化、雰囲気を体験したい方もかなり楽しめるでしょう。
とにかく人と違う旅行 をしたいという方は、間違いなく楽しめると思うので、ドバイ旅行を検討している方は是非行ってみてはいかがでしょうか。
アジアでもヨーロッパでも得られない体験がそこにはあります!