2020年からANAとJALの直行便運航も決まり、今後ますます人気が高まっていくことが予想される極東の地ウラジオストク。
そんな今注目の「日本から最短で行けるヨーロッパ」に実際に行ってきましたので、ビザや持ち物から現地の実情、観光スポットなど全てをまとめてお伝えしたいと思います。(最後に画像枚数30枚以上の旅行記も書いています)
正直このページだけブックマークしておけば他のページは見る必要がないくらいにまとめましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。(この記事を見れば全部完結します。何故なら調べたことも行った場所もこのページに載せたからです!)
もくじ
ウラジオストク基本情報!治安や物価、時差など
まず最初にウラジオストクの基本情報について整理しておきたいと思います。ここは完全に基本情報ですので、もうすでに下調べは済んでいるという方は読み飛ばしていただくのが良いかなと思います。
ウラジオストクの時差は1時間。日本より1時間進んでいる
まず時差ですが、日本との時差は1時間となっています。1時間といっても1時間前なのではなく、1時間先となっているので注意が必要です。
日本が10時の場合▶︎ウラジオストクは11時
治安はとても良い!日本レベルの治安の良さ
これは声を大にして言いたいですが、ウラジオストクの治安はビックリするくらいに良い です。例えて言うならば日本の六本木や渋谷の方が治安が悪いなと感じるほどです。
今までたくさんの国に旅行に行きましたが、台湾と同じくらい治安が良いと感じました。
もちろん夜道の1人歩きは推奨しませんが、深夜でも女性2人などでも歩いている人は多く非常に治安の良いところだと感じました。
物価は日本と同じくらい!公共交通機関は安い!
全体的な物価としては日本と同じくらいです。レストランに入っても1人1,000円〜2,000円あれば満足できるレベルで食べることができます。
ホテルなどもそこそこ安く、東京に比べると安価にホテルは見つかると思います。
またウラジオストクは公共交通機関が安いのも特徴 です。これに関しては日本より明確に安く、バスや電車、そしてタクシーも日本より断然安いです。
ウラジオストク旅行は何泊がおすすめ?2泊3日か3泊4日か
ウラジオストク旅行を検討する際に最も頭を悩ませるのが何泊するか?という問題です。選択肢としては2泊3日か3泊4日の2択です。
実際に行ってみた感想としては、よっぽど郊外の観光地で行きたい場所がある場合を除いては2泊3日で十分 だと感じました。
というのもウラジオストクの観光スポットや美味しいお店などは基本的に全て小さな市内に固まっており、徒歩のみの移動でも事足りるほどコンパクトな街だからです。
また郊外には灯台や水族館などの観光スポットもありますが、タクシーを使えば30分程度で行ける距離にあるのでそれも特に問題ではありません。(何よりタクシーが安いので1,000円ちょっとでその辺も行けちゃいます)
逆に3泊もしてしまうと、特にすることがない!という状況になりかねないので2泊がベストな期間だと考えています。(私の経験上、海外旅行はちょっと時間が足りないくらいがちょうどいいです!)
おすすめコースとしては、日本をお昼頃に出る飛行機に乗り夕方ごろ現地着。1日目に夜の街を散策したりレストランに行って楽しむ。2日目は朝から行動し、行きたいところを回る。3日目はゆっくり空港へ向かう。
これくらいの日程で十分ではないかなと思います。
ウラジオストク旅行の日程が決まったら航空券とホテルを決めよう
ウラジオストク旅行の日程が決まったら次にすることは、航空券とホテルをとる事です。
というのもウラジオストクに行くために必要なビザ申請で「どこに泊まるのか」という情報を記載する必要があるから です。
ですので、ウラジオストク旅行が決まったらまずはホテルと航空券を手配しましょう。
ホテルと航空券は個人手配?ツアーがいい?
ウラジオストク旅行をする方法としては個人手配でホテルと航空券を取る方法とツアーを予約する方法の2つがあります。
それぞれのメリットデメリットは下記の記事で詳しくご説明しているのでご参考にしていただければと思いますが、「少しでも安くしたい!」という事であれば個人手配をおすすめします。
というのもウラジオストクはいわゆるゲストハウスと呼ばれる類の宿が市内中心部にたくさんあり、そういったゲストハウスを利用するとツアーの最安値よりも数千円以上安く手配できるからです。
ゲストハウスの検索は世界最大のホテル予約サイトBooking.com が種類が豊富でおすすめですが、下の写真のようなゲストハウスに1人1泊2,500円程度で宿泊する事が可能です。
もちろんホテルなどもありますし、値段もリーズナブルですので個人手配で、ホテル探しも楽しむのが良いのではないかな?と思っています。
とはいえ海外旅行が初めてな方はツアーでも問題なし です。価格も大して変わりませんし、何か手違いを起こすリスクを考えるとツアーの方が安心できるかと思います。
ホテルは市内中心部に取るのが吉
ホテル予約に関しては立地を重視する事をおすすめします。というのもウラジオストクの観光スポットや有名なレストランなどは市内中心部に固まっており、中心部に宿泊していればかなり効率よく観光をする事ができるからです。
また通常海外の国では中心部付近は治安が悪いことも多いのですが、ウラジオストクに関しては全くそんなことがなく、中心部であればあるほど逆に治安が良い くらいですのでとにかく立地重視で選ぶことをおすすめします。
中心部とは駅からちょっと北寄りの場所
ウラジオストクの中心部は駅からちょっと北寄りのこの辺です
航空券はエアフロートロシアが最も安い。最安往復3万円代
航空券を取る場合はエアフロートロシア(オーロラ航空)かS7航空が最も安い航空便となっていて最安で往復3万円代でもあります。これはツアー検索をしてもほぼ必ずこのいずれかの航空会社になっていますので、最も安いことに間違いはありません。
航空券を購入する際には公式サイトから購入するのが最もお得ですので公式サイトをご確認ください。
航空券とホテルが決まったらビザを申請
飛行機と宿が決まったらビザの取得をしましょう。ビザというのは許可証のようなもので、ロシアなど一部の国に入国する際には、その国の許可証(ビザ)が必要になります。
このビザですが、かつては大使館などに行って取得する必要がありましたが、現在は電子ビザといってインターネットで簡単に手続き&取得する事が可能です。
以下に手順をお伝えしますので旅行の1週間前まで に必ず申請するようにしてください。
・パスポートの情報
・宿泊先の情報
・顔写真(携帯撮影可)
上記の通りビザ申請にはパスポートや宿の情報に加えて、顔写真が必要となります。この顔写真は以下のように証明写真ぽく使用されますので、背景白で顔がハッキリと映った写真が必要になります。(携帯撮影レベルでOKです)
ウラジオストクビザ申請の手順
ロシア連邦外務省のホームページからビザの申請が可能です。※申請方法の詳細は今後作成しますので少々お待ちください。
ビザは出国までに印刷し、紙で持っていく
電子ビザはメールで送信されてきますが、実際に旅行に行く際は必ず紙にプリントアウト して持っていくようにしてください。
理由は謎ですが、ロシアに入国する際もロシアから出国する際も必ず紙のビザを求められたからです。もしそれがなければ結構面倒な事になるはずですので、必ず紙に印刷して持っていくようにしましょう。
ウラジオストク旅行の旅程を詰めよう。ウラジオストクの観光スポット
ビザの申請と並行して旅程の詳細を詰めていきましょう。せっかくの旅行なので是非ご自分でガイドブックを購入していきたい場所を探すのが良いと思いますが、ウラジオストクの観光スポットをざっと挙げると以下の感じです。
- アドミラーラ・フォーキナー通り
- 鷹の巣展望台
- ウラジオストク駅
- 遊覧船ツアー
- 北朝鮮レストラン
- ウラジオストク要塞博物館
- マリンスキー劇場
- 沿海州水族館
- 潜水艦C-56博物館
- ミュンヘン
- グルジンスキー・レストラン・スプラ
詳しくはこの記事の中の「旅行記」で詳しく掲載していますのでぜひ参考にしてみてください。ほとんどの場所が管理人が2泊3日で訪れた場所なので、2泊3日でも余裕で回れる感じかと思います!
ウラジオストク旅行の準備をしよう!持ち物リスト
ウラジオストクの持ち物の最大の注意点は「ビザ」「服装」の2点くらいです。まずは私が持っていったもの・必要だと思うものを一覧でお伝えした後に注意点をお伝えできればと思います。
- ビザ
- パスポート
- eチケット
- 現金
- クレジットカード
- カバン、スーツケース
- 化粧品など
- シャンプー、コンディショナーなど
- 変換プラグ
- モバイルバッテリー
- WiFi or SIM
- ガイドブック
- タクシーアプリ
- 薬
- トイレットペーパー
- 北海道行く感じの服
ビザとeチケットは必ず印刷して持って行こう
ウラジオストク旅行で絶対に忘れてはならないのが(電子)ビザとeチケットの印刷です。
ビザもeチケットもメールなどの形式で届くため「印刷する必要なんてあるの?」と思う方もいるかもしれませんが、飛行機の搭乗手続きや出入国審査などでは全て出力した紙の提出を求められました ので印刷しておくことをおすすめします。
特に、日本からロシアへ行く際はOKでも、ロシアから日本に戻る際にNGなどもありえますので印刷は必ずするようにしましょう。(白黒でもカラーでもOK)
eチケットってなんなの?という方は下記の記事も参考にしてみてください。
気温は日本の北海道並み!服装には気をつけよう
ウラジオストクは日本で言うと北海道と似たような気候をしています。そのため日本よりも断然寒いのが特徴です。例えば私は9月の下旬に行ったのですが、朝晩の冷え込みが激しく、11月に着るくらいの少し厚手のコートが必要なくらい寒い日もありました。
そのためウラジオストクに行く場合は、気温なども確認しつつ気持ち暖かめの服を持っていくことをおすすめします。街歩き観光がメインとなるかと思いますのでそれくらいの対策が重要です。
ただ天気は非常に良く訪れた3日間は毎日快晴 でした。ウラジオストクの天気はこちら
タクシーアプリがめちゃくちゃ活躍!日本でインストール&クレジットカード登録を
ウラジオストクはタクシー料金がとても安いので、是非タクシーを活用することをおすすめ します。(日本で5,000円のところが1,500円くらいのイメージです)
しかし海外のタクシーで気をつけなければならないのが白タクと呼ばれる「免許を持たないタクシー」です。このようなタクシーはメーターがついていないので、頻繁にぼったくられます。
そんなぼったくり被害を避けつつ、しかも便利なのがGettというタクシー配車アプリ です。日本だとUberやジャパンタクシーの配車アプリがありますが、それのロシアバージョンというイメージです。
Gett – The Best Black Cabs
GT Get Taxi Ltd.無料posted withアプリーチ
このアプリの良いところは、アプリ上でルートを決めた時点で「料金」が決まるので、ぼったくられる心配もないですし、「いくらになるんだろう」と不安になる必要もない点です。
使い方も非常に簡単ですので、ぜひ活用してみてください。
ちなみに、決済は全てクレジットカードとなっていますのでご注意ください。またこのアプリの利用登録にはSMS認証と言って電話番号宛てのショートメールでの確認が入りますので日本で登録を済ませておくことをおすすめします。
ロシアのトイレットペーパーは固め!トイレットペーパーを持参しよう
ロシアのトイレットペーパーは粗悪なものが多いのか、宿のトイレも飲食店のトイレもどこのトイレもトイレットペーパーがパサパサで固かったです。
そのためトイレに行く回数が多い方や肌が弱い方は日本からトイレットペーパーを持参することをおすすめします。とはいえ、使用できないほど固いのか?と言われるとそうではないため、荷物になるのが嫌な場合は我慢して使っても良いかなと思います。
ウラジオストク旅行記!旅程とともに全てを公開!観光スポット、アクセス、お土産などウラジオストク全レビュー!
それでは最後に旅程に沿ってウラジオストクの観光スポットやアクセスの注意点、そしてお土産などをお伝えしていければと思います。
もちろんこれは完全に個人の趣味趣向に偏っている部分も大いにあるので、一例としていただきたいですが、アクセスなどの参考にはなるのではないかな?と思います。
・1日目 夕方16時ごろ現地着〜軽く観光
・2日目 朝から夜まで観光
・3日目 余裕を持って空港に行き帰路につく
こんな感じです。実質1日ちょっとしか観光の時間は取れなかったのですが、率直な感想を言うと「ちょうどよかった」という感じなので朝から晩まで動き回れる方はこの旅程で十分ではないかな?と思います。
ウラジオストク観光1日目
それでは時系列に沿って全て解説していきます。
成田空港でチェックイン&荷物預け
旅行のスタートは空港からですね。ちなみに東京都内からですと成田へは「THEアクセス成田」という1,000円のバスがコスパが最高に良いです。
東京駅と銀座駅からしか乗れないので都合の良い方は限られるかもしれませんがぜひ検討ください。
空港に着いたらチェックインを行います。
最近ではWEB上で自動チェックインが出来たり、下記の画像のように空港の自動チェックイン機でチェックインが出来たりしますが、荷物を預けるなら結局のところカウンターに並ぶ必要があるので、直接カウンターに向かえばOKです。
ちなみにエアフロートロシアで航空券を購入する場合、空港での表記は「オーロラエア」となっていますのでご注意ください。
カウンターではパスポートと入国ビザ(印刷したもの)とeチケット(印刷したもの)の3点を提出します。すると航空券を渡してもらえます。
また空港に何時間前に着けばいいのか?などは下記の記事を参考にしてみてください。
なお液体物などの一部持ち物は機内に持って入ることができないので、スーツケースに預けておく必要があります。下記の記事も参考にしてみてください。
荷物を預けて両替
ウラジオストクではロシアの通貨、ルーブルを使用します。両替をする場所はロシアで行った方がお得なのですが、ロシア語(または英語)でやり取りするのが面倒なのと、ウラジオストク空港に両替所があるのか不明だったため日本でして行きました。
※結果的に現地の空港にも両替所はあったため、現地で両替した方がお得でした・・・!
両替はチェックインカウンターなどがある付近に窓口があります。そこに上の画像のような申し込み用紙がありますので、希望の通貨と希望の金額を記入して窓口にお金と一緒に渡せばOKです。
ただ実は一番レートが良いのはウラジオストク現地のATMでクレジットカードのキャッシング機能を使って直接ルーブルを引き出すという方法 ですので、少しでも損をしたくないという方は覚えておいてください。
また現金は使わず出来るだけクレジットカード決済にする方がお得ですので、それも覚えておいてください。(どういった理由もあり、今回は6,000円分しか両替しませんでした)
事前予約していたWiFiを受け取る
ウラジオストク観光は街歩きが基本なのでWiFiは絶対にレンタルしていくことをおすすめ します。
国によっては現地の空港でもWiFiが借りられることもありますが、ウラジオストクでは借りられなかったので日本で借りていくのをおすすめします!
今回の旅ではいつも使っているグローバルWiFiというWiFiを借りて行きましたが、ご覧の通り本体が結構大きくて重たかったのでワイホー かイモトのWiFi にされることをおすすめします。
過去使った経験では、この2社であれば本体がコンパクトで非常に使いやすかったと記憶しています。価格もこの3社で競い合っているので損することはないはずです。
出国審査&手荷物審査
WiFiを借りて諸々の準備が整ったら手荷物検査と出国審査に向かいます。日本から出国の際は「審査」と言ってもたいそうなものはなく、「顔認証ゲート」というゲートを通り抜けるだけで審査を通過することができます。
フライトまでは免税店などを見て時間潰し。時間に余裕があればラウンジも!
フライトまでは時間があるので、免税店を見て回ったり腹ごしらえをする時間に充てましょう。免税店に関しては下記の記事を参考にしてください。
今回はあまり時間がなかったので空港ラウンジは利用しませんでしたが、ラウンジを利用すれば非常に快適に待ち時間を過ごすことができますのでぜひおすすめしたいです!
2時間半のフライト!機内食はマズめの軽食
いよいよフライトです。ウラジオストク行きの飛行機はたった2時間半しかフライト時間がないため、機内食はないと思っていましたが、一応軽食的なものが出てきました。
味はお世辞にも美味いと言えるものではなかったのですが、テンションはやっぱり上がりますよね。(スタバは自前です!)
機内ではひたすらAmazonプライムビデオでダウンロードした映画を見てました
軽食を食べ終わったら後は特にすることがありません。私はいつもAmazonプライムビデオで事前に映画をスマホにダウンロードしておいて、ひたすら見ています。
月々たった400円(最初の1月は無料)でこの苦悩の時間から解放されるので、まだ登録していないという方は控えめに言っても絶対に申し込んだ方が良いと思います・・・!
空港到着&入国審査などで1時間ほどかかりました
行ってから気づいたのですが、ロシアという国は国の性質上セキュリティなどに結構厳しいです。そのため空港の入国審査なども思った以上に時間がかかりました。
なお、またここでも航空券とパスポートに加えビザの提出も必要ですので失くさずにしっかり持っておきましょう。
空港内にWiFiはあるけど・・・
なお空港内は無料WiFiがありますが、電話番号認証が必要となりますので基本的にロシア人以外は使えないと思っておいてください。
空港は日本の地方空港くらい?だけど結構綺麗
上の入国審査を見る限りかなりこじんまりとした印象だったので、ターミナルも結構しょぼいのかなと思っていたのですが、案外大きくて広くてビックリしました。
規模的には日本の地方空港くらいかなと思いました。
ちなみにですが、両替レートが最も良い「ATMでキャッシング」というのは下の画像のATMにクレジットカードを入れて利用することができます 。
空港から市内へ!さてどうやっていこうか?空港から市街へのアクセス
ウラジオストク空港というのは実は市街地からは結構離れていて電車で1時間、タクシーやバスで1時間半くらいの距離にあります。
ウラジオストクは公共交通機関の料金が安いので、何で向かっても良かったのですがコスパ的には電車が最も安く早いので優先順位としては電車>バス>タクシーくらいで考えていました。
実際の料金と所要時間は以下のようになっています。
手段 | 料金 | 時間 |
---|---|---|
タクシー | 約2,500円 | 1時間 |
バス | 約500円 | 1時間 〜1.5時間 |
電車 | 約500円 | 1時間 |
これを見ていただくと分かる通り、電車が最もコスパが良い ですね。
しかし難点があります。それは「電車が2時間に1本くらいしかない」ということです。
詳しくはウラジオストク国際空港の公式サイトに掲載されていますのでそちらを確認いただいた方が確実ですが、ご覧の通りほとんど電車はありません。
たまたま良い時間に到着すればいいのですが、なかなかそうはいかないので結局我々はバスで行くという選択肢をとりました。
ウラジオストク空港から市街地へのバスの乗り方
空港から市街地へのバスは107番という番号のバスに乗ります。場所としては下の写真の場所で、空港を出てすぐのところにあります。
多くの人が待っているので、みんなに付いて待っていれば大丈夫です。料金は後払い制ですのでバスが来たらとりあえず乗り込めばOKです!
我々が乗車した時はかなり人が多かったため、なぜかバスの助手席に座らされました。笑
バスは結構頻度高く来るようでして、だいたい1時間に2本くらいの間隔で来ます。最終バスは20時ですので、それを超えてしまった場合はタクシーしかないので注意してください。
6:50、8:10、8:30、9:00、9:30、10:00、11:00、11:30、12:00、12:30、13:00、14:00、14:30、15:00、15:30、16:00、17:00、17:30、18:00、19:00、20:00
なお料金は1人あたり200ルーブルで、スーツケース1個につき100ルーブルとなります。なお、料金は運転手に手渡しとなり、お釣りはなぜか無いものにされてしまうのでちょうどの金額を用意するようにしましょう。
バスの降り場は駅など市内中心部のいくつか
バスの停車場所はウラジオストク駅など、市街地のいくつかの場所です。しかし、しっかりとしたアナウンスがあるわけでもなく、そもそもロシア語でよくわからないので地図などを見て良きところで降りるようにしましょう。
市内中心部の宿へ
いつもはホテルに泊まる管理人ですが、今回の旅では市内中心部のゲストハウスに泊まりました。今までの旅行で初めてゲストハウスに泊まったのですが「まあ値段のもんかな」というのが率直な感想です。
もちろん立地は良い場所を選んだので便利だったのですが、清潔感や寝具など総合的に言えばホテルの満足度とは程遠かったなと感じています。
値段を重視する方には良いと思いますが、少し多めに出せば普通のホテルには宿泊できるのでよく検討されると良いと思います。
ホテルを探す際は、冒頭でもお伝えしましたが下の画像の辺り、市内中心部で探すと良い と思います。(赤の点線の中あたり)
少しグダグダして鷹の巣展望台へ。アクセスは?
ホテルに着いてしばらくグダグダしていると外が暗くなってきたため、「鷹の巣展望台」というウラジオストク市内を一望できる夜景スポットへ行きました。
ロシアの極東部沿海地方の州都ウラジオストクにある展望台。展望台がいくつかあるウラジオストクで、金角湾を一望するのに最適なポイントといわれる。この展望台に立つと眼下には金角湾が広がり、数多くの駆逐艦や商船などが点在するのが見える。引用:https://kotobank.jp/word/%E9%B7%B9%E3%81%AE%E5%B7%A3%E5%B1%95%E6%9C%9B%E5%8F%B0-805231
鷹の巣展望台の場所は上の画像の通り、少しだけ街の外れにあります。しかし距離としては非常に近くタクシーで5~10分で行ける場所にあります。
鷹の巣展望台へのアクセス
通常はバスかケーブルカーで麓(ふもと)まで行くようなのですが、先述した通りウラジオストクはタクシーが安いので我々はタクシーで向かいました。
時間としては10分前後で、料金は初乗り運賃の500円くらいだったと記憶しています。
タクシーはgettというアプリで、乗車位置と降りる場所を指定して後は待つだけです。料金も呼ぼうとする段階で表示してくれるので何の心配もなくタクシーに乗ることができます。
Gett – The Best Black Cabs
GT Get Taxi Ltd.無料posted withアプリーチ
流しのタクシーを捕まえることもできますが、白タクというぼったくり系タクシーが多いのでgettで配車予約することをおすすめします。
鷹の巣展望台からの眺め
眺めとしては下の画像のような感じでした。観光地とは言ってもロシアの極東の軍港でせいぜい50万人ちょっとの街ですのでそこまですごいものではないですが、やっぱり初めての地に行くと上から眺めるのは良いものだと思います。
海外旅行者だけでなく、ロシアの方も結構多かったため有名な観光スポットなのだと思います。
歩いて市内中心部まで戻り、謎のファミレスへ
往路はタクシーで向かったのですが、帰りは徒歩で市内中心部まで戻りました。さすがに歩くと遠かったのですが、歩くことによって沿道の観光スポットにも立ち寄ることができました。
ニコライ2世凱旋門
その1つがニコライ2世凱旋門と言われる門です。これもウラジオストクの観光スポットなのですが、正直言って札幌時計台以上のがっかりスポットではないかなと思います。笑
夜中だったことも関係あるのかもしれませんが、正直わざわざ足を運んで見るようなものではないかなあと感じています。
中央広場
ウラジオストクの写真を探すとだいたいこの場所の写真が出てきます。中央広場という大きな広場に象徴的なモニュメントが建っています。
夜でも観光客が多くいました。写真を撮るのであれば昼間の方が綺麗だと思います。
謎のファミレス Republic
夜ご飯は特に何も決めていなかったため、たまたま見つけた謎のファミレスにいきました。自分で好きなものを選んでお会計をするという方式のファミレスでした。
店員はロシア語しか通じず、何となくの雰囲気で会計を済ませました。
味はまあ普通といった感じでしたが、これと言って特におすすめできるポイントもないため他の店に行かれることを推奨します。笑
ウラジオストク2日目
続いて2日目のレビューも記載していきます!
朝食はロシアの有名民族料理店「ミュンヘン」へ
初日にたまたまホテル近くで見つけたミュンヘンという店がありました。google mapで確認するとかなり有名なお店なようで、実際に朝食を食べに行ってみました(夜も22時くらいまで開いていたと思います)
店内は非常に広く、50人以上入れる感じでした。8時半ごろに行った時はお客さんは少なかったのですが9時頃から日中韓の女性がたくさんいらっしゃいました。
料理はピロシキやペリメニ、ボルシチなどなんでも
料理に関しては、ロシア料理と呼ばれるものはほとんど揃っていました。ですので、とりあえず何かロシアっぽいものを食べたい場合にはここに行けばOKです!
朝食を終えて噴水通りへ
その後は街のメインストリート?である噴水広場へ向かいました。
とはいえ実際には「何かがある」という感じではありません。お土産屋さんなどが多少ありますが、基本的には雰囲気を楽しむ場所と考えた方が良いかなと思います。
とはいえ晴れているとかなり綺麗で絵になる場所ですので行く価値はあるのではないかな?と思います。この通りを海の方に歩いて行くと遊園地やビーチがあります。
噴水通りを下り、スポーツ湾ビーチ
この噴水通りを海の方に下って行くとスポーツ湾ビーチというところに出ます。ここはウラジオストク唯一?のビーチだそうで、秋でもそれなりに人が歩いていました。
この通りにはいくつかお土産屋さんが並んでいたりして、とっても和やかなゆったりした空気が流れていました。また右手には競技場があり、サッカーの試合などが行われます。
この道を突き当たりに右に進むと寂れた遊園地があり、少しノスタルジックな感じでした。笑
ウラジオストク要塞博物館
遊園地を過ぎたところにウラジオストク要塞博物館という場所があります。ウラジオストクはご存知の通り軍港ですので、かつては要塞がありました。
その要塞を再整備して博物館にしたのがこの施設です。ここは個人的に結構面白かったです。というのも下の画像のように数々の戦車などが設置されているのですが、それらを自由に触ったり操作したりできる からです。
通常日本の場合だと、このような展示物は触れることもできませんが、この施設はなぜかそのような規制もなく、実際に戦車に触れて旋回させてみたり砲塔を動かしたりでき、非常に面白かったです。
昼食|グルジンスキーレストランスプラ
昼食はグルジア料理の有名店「グルジンスキーレストランスプラ」で食べました。この店も事前に調べていた訳ではなかったのですが、開店前には長蛇の列になるほど人気店だったようです。
メニューとしては「グルジア料理」という類の料理なのですが、正直ロシア料理よりも美味しいし、見栄えもよかったです。
グム百貨店とグム百貨店裏のおしゃれエリア
続いてウラジオストク唯一?の百貨店グム百貨店を訪れました。この百貨店、建物は非常にクラシカルで荘厳で良い感じなのですが、中はほぼZARAで何もないので早々に出た方が良いと思います。
そしてこの百貨店の裏が一応ウラジオストクのお洒落エリア となっていて、古い赤煉瓦?の倉庫などを改装してレストランやショップなどが多数入っています。
またお土産屋さんなどもあるので、ここでお土産を見てみるのも良いと思います。
スーパーなどもありました
この近くにはスーパーなどもありました。日用品から生鮮食品など多様なものがあり、ロシアの生活を垣間見ることができました。お土産なども買えると思いますので立ち寄っても良いと思います。
潜水艦博物館
グム百貨店をもう少し東の方に行くと潜水艦博物館というものがあります。これは実際に使用していた潜水艦を改装して中を博物館にしているものです。
だいたい20分くいらいで見終わり、そこまで面白いか?と言われるとそうでもないのですが、実際の潜水艦の中に入れる機会というのはなかなかないので、興味がある方は行く価値はあるかと思います。
多分ウラジオストクで一番大きいお土産屋|ウラドギフツ
潜水艦博物館から少し市街に戻る道沿いに「ウラドギフツ」という、私が訪れた中では圧倒的にお土産の種類が多かった お店があります。
外観の感じからすると非常に怪しいお店なのですが、中は3階建てくらいになっていて非常にたくさんのお土産を扱っていますので、ぜひ行ってみていただければと思います。
ウラジオストクフェリーターミナル
続いてウラジオストク駅に向かいました。そんなウラジオストク駅のすぐ隣にはウラジオストクフェリーターミナルがあり、市民の憩いの場風になっていました。
港自体はただのフェリーターミナルなのですが、景色も良く雰囲気がよかったので時間が余った場合はここで休憩してみても良いかもしれません。(雰囲気的には少しだけイタリアのナポリに似ていると思いました。)
ウラジオストク駅
フェリーターミナルの隣にウラジオストク駅があります。この駅は世界一長い鉄道「シベリア鉄道」の始発駅となっていて、非常に趣がある荘厳な駅舎となっています。
利用者も多く活気がありました。
とはいえ、駅舎もそこまで大きくない上に基本的にはシベリア鉄道を利用する人が使っているので観光地化もあまりされていません。そのため「ただ見る」くらいしかすることはないのでご注意ください。
タクシーでウラジオストク プリモルスキー(沿海州)水族館へ
ウラジオストク駅を見たあと、特にすることがなかったのでロシア最大の水族館 と言われるプリモルスキー水族館にいきました。
この水族館は2016年に出来たばかりの巨大水族館で、地元の人にも人気スポットとなっているようです。
プリモルスキー水族館のアクセスはバスかタクシー
この水族館へ行く方法は基本的にバスかタクシーなのですが、バスの場合結構時間がかかる事に加え乗り換えも必要とのことだったのでタクシーにしました。
地図で見るとこの水族館までは非常に距離があり、「どれだけタクシー料金かかるんだろう」と不安だったのですが、実際のところ650ルーブルほどで日本円にするとたった1,200円ほどでここまで行くことができました。
これは実際にgettから届いた領収書ですが、約22kmで632ルーブルとなっています。時間は約30分ほどかかりました。日本だと22kmも走ると5,000円くらいするので非常に安いことがわかります。
タクシーやバスで行けるのは手前まで
ちなみにこの水族館に入る手前に、下の画像のようなゲートがあり、バスやタクシーではこの辺までしか行くことができません。
ですので、このゲートは徒歩で超えてそこから20分に1本くらいのシャトルバスに乗るか歩いて行く事になります。(歩くと若干遠いですが、行けなくはないです)
シャトルバスはこんな感じの綺麗なバスです。
チケットセンターでチケットを購入して水族館へ
水族館へ入るにはチケットセンターでチケットを購入する必要があります。(水族館とは別の建物なので注意!)
なぜか現地の方はチケットセンターへ行かず直接水族館へ向かわれるので、一緒に行かないように注意してください。チケットの値段は日本円で2,000円ほど。安くはないですね・・・。
いよいよ水族館。スケールは凄いが中身は微妙・・・
いよいよ水族館です。ご覧の通りスケールが凄いですね。ロシアというのをひしひしと感じます。中もこの通り、スケールの大きいオブジェがたくさん並んでいます。
で、実際に中に入ってみてもオブジェばかり・・・
最初は大きなオブジェが迎えてくれて期待感もつのるですが、実際に中の展示に入ってもオブジェばかりなので非常にがっかりします。笑
もちろんもう少し進めば生き物もいるのですが、全体としてオブジェや静的展示が多く規模の割に生き物が少なかったなあという印象です。
まあペンギンはとっても可愛かったです。
一番よかったのは爬虫類系の展示。スケールが水族館を超えていた
この水族館で一番凄いなと思ったのが、爬虫類系の展示です。展示されている生き物の種類も多かったのはもちろんなのですが、そもそもの造形に非常にお金をかけていて一種のテーマパークのような感じでした。
管理人は日本でも様々な水族館に行ったことがありますが、こんなに凝った展示スペースを持っているのは他にないのではないでしょうか?
こんな感じで、まあなんだかんだ楽しむことができましたが、時間が余ったら検討してもいいかな?くらいの感じでした。
帰りは白タクかバスしかないので注意!
さて帰りです。我々は例のごとくgettを使ってタクシーを呼ぼうと思ったのですが、市街地から離れすぎていたため1台も来てくれることはありませんでした。
その時残された選択肢はバスか白タクしかありません。白タクはこの状況だと100%ぼったくってきます乗らないように注意しましょう。
30分に1本くらいバスがあるので、適当にバスに乗って市内まで行くしかありません。バスは行き先の違ういくつかのバスがあるのですが、どのバスもとりあえず市内までは行くのでどれでもいいので早めに乗った方が良いです。
市内にさえ戻れればタクシーなりなんなり使うことができるからです。
夕食は北朝鮮国営レストランへ
この日の夕食は北朝鮮国営レストランにいきました。ウラジオストクは北朝鮮と近接していることもあり、北朝鮮政府?が運営している国営レストランがあります。
他の国ではなかなか見つけることができないので、ウラジオストクに行ったらぜひ行ってみてほしいレストランの1つ です。
このちょっと怪しい感じがなんだか楽しいですよね。ぱっと見怖いのですが、中は至って普通で北朝鮮の民族衣装を来たスタッフが対応をしてくれます。
料理は韓国料理とほとんど一緒で石焼ビビンパやキムチチゲなど美味しい料理がたくさんありました。
なお支払いは何故か現金のみ となっていましたので、5,000ルーブルくらいは持っていた方が安心です!クレジットカードしかない場合は、交渉したらなんとかなるかもしれないので、聞いてみてください。
帰りは歩いてホテルまで帰宅
帰りは歩いてホテルまで帰宅しました。徒歩で30〜40分かかったのですが、ウラジオストクの街を隅々まで歩けたので楽しかったです。
治安に関しては非常に良く、身の危険を感じることはありませんでした。とはいえ、北朝鮮レストランの周辺は人気も少ないので女性だけで歩き回るのはあまりおすすめできません。
ウラジオストク旅行3日目
ウラジオストク旅行3日目は基本的に帰るだけですのでサクッと書きます。
エアポートエクスプレスで空港へ
往路はバスで空港から市内へ来ましたが、帰りは時間の正確さなども考慮し電車で向かうことにしました。場所は2日目にみていたウラジオストク駅からです。
エクスプレスの切符購入場所・待合所はメイン駅舎とは別
ただ1点注意があります。エアポートエキスプレスの場所はメインの駅舎とは別の新しく出来た無機質な建物であるということです。
場所としてはウラジオストク駅すぐ横で、ウラジオストクフェリーターミナルへの道路を挟んだ場所になります。一見すると何も書いていないので事前にチェックしておくことをおすすめします。
チケットは中で買えます
セキュリティーゲートを抜けて中に入るとチケットカウンターがありますので、ここでチケットを購入します。席種は普通席とビジネス席がありますが、ビジネス席でも日本円で650円くらい しかしないので我々はビジネスにしました。
エクスプレスは1日5往復しかないので注意!
なおこのエクスプレスは、早くて安くて非常に便利なのですが、冒頭にもお伝えした通り1日5往復しか運行していないので注意が必要です。
最新の時刻表は公式サイトで必ずご確認ください!
チケットはレシートのようなペラい紙
このエクスプレストレインのチケットはレシートのようなぺらぺらの紙となっています。一見ゴミにしか見えないので捨てないように注意してください。
シート番号などもチケットに記載されています
非常にわかりづらいのですが、シート番号などもこのペラペラの紙に記載されていますのでご確認ください。
いよいよ乗車です
趣のある電車で非常に絵になりました。ビジネス席の車両には「BUSINEEESS」と記載がありますので、それを確認して乗り込みましょう。
車両内は広々とした感じ
車両の中は広々としています。荷物を置く場所もあるため、荷物が多くても非常にゆったりと座ることができます。
空港到着&ちょっと腹ごしらえをして日本へ帰国
空港には1時間程度で到着します。車窓からの景色は特に面白くはないので、ずっと携帯を触っていました。笑
空港内には飲食店もいくつかあったため、そこで腹ごしらえをして出国審査へと進みました。なお飲食店は1階だけでなく、2階にもありますので時間があれば色々みていただくと良いと思います。
ウラジオストク空港内にはほとんどお土産屋はありません
空港でお土産を買おうと思っている方もいるかもしれませんが、空港内にはほとんどお土産が売っていませんのでご注意ください。
飛行機に乗り日本へ帰国
さて飛行機に乗り日本に帰国です。訪れたのは9月下旬だったのですが、毎日快晴で非常に気持ちの良い観光日和の気候でした。
ウラジオストク旅行総括
ということでここまでウラジオストク旅行について事細かにお伝えしました。総じて言えば2泊3日の旅行としては非常に充実していて満足感高めの旅行となりました。
日本から近いにも関わらず、日本語も通じないし英語も通じないし街並みもヨーロッパ。こんな国なかなかないです。
管理人も今まで様々な国に訪れてきたのですが、ここまでコスパの良い国は珍しい なと感じました。ぜひ多くの方に訪れていただき、手軽に異国情緒を感じていただきたいなと思います。