海外旅行でホテルを探したい時にどこのサイトを使うのがいいでしょうか?
予約サイト選びは「安さ」「安心感」「掲載数」などなど多数の評価軸がありますが、実は海外旅行経験者が重視しているのはそれ以外にもある んです。
この記事では、毎年海外旅行に2~3回行く管理人が今までの経験を元に「失敗しない海外ホテル予約サイト選びのポイント」と「おすすめの海外ホテル予約サイト」をご紹介します。
もくじ
- 海外ホテル予約サイトを徹底比較!ホテル掲載件数や価格などを横並びで見てみよう!
- 海外旅行経験者が重視している3つのポイント
- 比較した結果を元に! 海外ホテル予約サイトおすすめランキング
- もし迷うならホテルズドットコムがおすすめ
- 失敗しない!海外ホテル予約サイト選びのために知っておきたい3つのポイント
- 最後に 増加中の海外旅行予約サイトのトラブルと傾向
海外ホテル予約サイトを徹底比較!ホテル掲載件数や価格などを横並びで見てみよう!
海外ホテル予約サイトというのは、ざっと大手の会社を挙げただけでも10社ほど存在します。しかし何の根拠もなく「これがおすすめです!」と言われてもあまり納得感がないと思います。
そこで最初に、各サイトの特徴をとこ並びで比較し「どのサイトが優れているのか」を公平にみてみたいと思います。
掲載ホテル数で比較
ホテル予約サイトの規模を示す1つの指標が「ホテル掲載件数」です。この件数が多ければ多いほど規模が大きく、私たち消費者的には「幅広い選択肢からホテルを選べる」というメリットがあります。
順位 | サイト名 | 件数 |
---|---|---|
1 | Booking.com | 500万件以上 |
2 | agoda | 200万件以上 |
3 | Trip.com | 120万件以上 |
4 | エアトリ | 60万件以上 |
5 | エクスペディア | 50万件以上 |
6 | ホテルズドットコム | 40万件以上 |
7 | じゃらんnet | 約30万件 |
8 | アップルワールド | 10万件以上 |
9 | JTB | 約10万件 |
10 | 楽天トラベル | 10万件弱 |
特に1位のブッキングドットコムは大手のホテルから、AirB&Bで扱うような宿泊施設まで幅広く揃えており、このサイト1つであらゆる宿泊施設を網羅 しています。
一方で日系のホテル予約サイトは掲載件数こそ少ないものの、厳選に厳選を重ねたホテルだけを掲載している場合が多いので「トラブル」や「期待はずれ」の可能性は低くなります。
支払い方法で比較
ホテル予約サイトを利用するうえで結構重要なのが「いつお金を支払うのか」です。
例えば日本のホテルでは予約した瞬間にお金を払うことはあまりなく、基本的に現地で宿泊後に支払いが多いかと思います。
サイト名 | 方法 |
---|---|
Booking.com | 現地決済 |
agoda | 現地決済 |
Trip.com | 現地決済 |
エアトリ | 事前決済 |
エクスペディア | 事前決済 |
ホテルズドットコム | 事前または現地 |
じゃらんnet | 事前決済 |
アップルワールド | 事前決済 |
JTB | 事前決済 |
楽天トラベル | 宿泊施設による |
しかし海外ホテル予約サイトでは、予約した瞬間に支払いが発生するものが多いので注意が必要です。個人的には、宿泊後まで支払いをするのは怖いので、基本的に事前決済しかできないサイトは使用しません 。
最低価格保証で比較
最近のトレンドとして、ホテル予約サイト各社は「最低価格保証」というサービスを行なっています。これは、仮に他社で同ホテルの同条件の部屋が安く掲載されていた場合、その値段より安くしたり返金したりするサービスです。
サイト名 | 価格保証の有無 |
---|---|
Booking.com | あり (差額返金) |
agoda | あり (他社より安くする) |
Trip.com | なし |
エアトリ | あり (差額3倍返し) |
エクスペディア | あり (差額2倍返金) |
ホテルズドットコム | あり (差額返金) |
じゃらんnet | なし |
アップルワールド | なし |
JTB | なし |
楽天トラベル | なし |
このサービスを導入しているのは全部で5社ありますが、実際のところ「全く同条件」という部屋を探す方が難しいため、このサービスをフル活用するみたいなことは現実的ではありません 。
しかし万が一、同条件で安いホテルを見つけた場合はかなり手厚い保証が受けられるので、このサービスがある会社を選ぶというのも1つの手かもしれません。
サポート体制を比較
失敗しないホテル選びのところでもお伝えしましたが、サポート体制というのはダイレクトにサービス品質につながります。
基本的に日系企業の方が質は良い 場合が多いですが、受付時間などを考えると海外系のサイトの方が充実している場合が多いです。
サイト名 | サポート体制 |
---|---|
Booking.com | 24時間365日日本語電話サポート |
agoda | 24時間365日日本語電話サポート |
Trip.com | 10:00~19:00 365日日本語電話サポート |
エアトリ | 月~日 10:00~18:00 ※年末年始、祝日除く |
エクスペディア | 電話:24時間365日サポート |
ホテルズドットコム | 24時間365日日本語電話対応 |
じゃらんnet | 電話:24時間365日サポート |
アップルワールド | 24時間365日日本語電話対応 |
JTB | 年中無休 9:00~20:30 |
楽天トラベル | チャットのみ |
とはいえ海外系のサイトは、日本語受付と書いてあっても電話先が日本人でない場合もありますので注意が必要です。
<重要>お得に予約できるサイト独自特典やポイント還元など
最後に、お得に予約できるサイト独自の特典やポイント還元について比較してみます。
各社ともに様々なサービスを展開しているため、一概にどれがお得かは言えませんが、金額的に最もお得なのはHotels.comです 。
ホテルズドットコム では10泊泊まったら1泊分無料クーポンがもらえる「リワードプログラム」というものを実施しています。
これは実質的には10%オフと同じなので非常に還元率の高いサービスです。ホテルズドットコム はそもそもの価格的にも最低価格である事が多いので、そこからさらに10%オフになると、総額で言えばダントツで安い 場合が多々あります。
サイト名 | サポート体制 |
---|---|
Booking.com | ジー二アス会員になれば5%割引 対象ホテルジーニアス特別割引(10%) |
agoda | ポイントマックス |
Trip.com | シートリップポイント |
エアトリ | 特になし |
エクスペディア | 航空券と同時予約で大規模割引 1.1%エクスペディアポイント |
ホテルズドットコム | 10泊で1泊無料(実質10%オフ) |
じゃらんnet | 最大1万円割引クーポン 2% Ponta+じゃらんポイント |
アップルワールド | 1%アップルポイント |
JTB | 0.5% JTBトラベルポイント |
楽天トラベル | 5%楽天スーパーポイント |
また、じゃらんでは20万円以上の利用の方が使える総額1万円クーポン、楽天では5%の楽天スーパーポイントなど様々なサービスがあります。ただ、還元率としてはホテルズドットコム のリワードプログラムが最も大きくなっています。
海外旅行経験者が重視している3つのポイント
ここまで海外ホテル予約サイトの基本的なポイントを解説しましたが、実は海外旅行経験者が重視しているのは上記のことだけではありません。
失敗しない予約サイトを選びたいなら以下の3つのポイントも含めて検討する必要があります。
ポイント1. そもそも海外旅行得意なサイトなんだっけ?
これは非常に重要です。例えば楽天トラベルは、国内ホテル予約に関しては価格・サービスとに他の追随を許さない圧倒的1位のサイトですが、ご存知の通り日本の会社。
海外ホテル予約はもともとやっていなかったので得意ではありません。
事実楽天トラベルの海外ホテル予約では、検索画面も洗練されてないですし、レビューも少なく掲載ホテルも少なくなっています。
逆に掲載数No.1のBooking.comなどは、どんなマイナーなホテルを探してもレビューが付いているほど世界中の利用者がいます。
なので、海外ホテルを予約するのであれば「日本でもある程度有名で、海外発の予約サイト」がおすすめです。
ポイント2. 仲介者が無駄に多くないか
これはかなり重要なポイントです。どんなサービスもそうですが、仲介者が多くなればなるほど料金は高くなります。
(例えば野菜も道の駅や直売所で買うのがもっとも安いですよね)
海外ホテル予約サイトに関しても同様です。海外ホテル予約サイトには純粋な「予約サイト」と「予約サイトを比較する比較サイト」が存在します。
例えばBooking.comは予約サイトですが、トリバゴは比較サイトです。比較サイトは予約サイトの最安値を比較して最も安いサイトを紹介してくれるサイト。
聞いた感じ比較サイトの方がお得そうですが以下のデメリットがあります。
・予約サイト独自のポイントやセールなどが反映されてない状態での比較
・比較サイトは提示する予約サイトの質を考慮しない(安かろう悪かろうもありうる)
これは説明すると長くなるので省きますが、あくまで比較サイトは”目安”を知るために止めるべきというのが当サイトの見解です。
実際にトリバゴで検索した最安値よりBooking.comで直検索した方が安いなんてことはままありますし、Hotels.comは実質10%OFFだったりするのでその辺も考慮されないのです。
こういった事も踏まえておく必要あります。
ポイント3. それって使いやすいの?楽しいの?
海外ホテル予約サイトって何のために使うのでしょうか?
楽しい旅行の宿泊先を選んだり、ビジネスの滞在拠点を選んだり、、どちらにしても「使いやすさ」とか「選ぶ楽しさ」を持ってるサイトがいいですよね。
管理人は年に何度も海外旅行に行っているので、ここの「楽しさ」という部分は譲れません。
ホテル選びからもうすでに”海外旅行”なんですよね。
なのでそのサイトで予約して楽しいの?というのは絶対に考慮しておきたいポイントです。
というのも実際にあるんです、安いのはいいけど画面遷移が多すぎたり無駄な画面が多すぎたり、写真が少なすぎたりというサイト・・・
ありえないので今回のランキングでは順位を落としてたりします。
比較した結果を元に!
海外ホテル予約サイトおすすめランキング
さて前置きが長くなりましたが、ここまでの情報を元に海外ホテル予約サイトをおすすめ順に紹介していきたいと思います。
ランキングの基準はここまで挙げてきた内容に加え、口コミでの評判、サイトの操作性、海外経験者が重視するポイントなどから総合的に算出しています。
順位 | サイト名 |
1 | Hotels.com |
2 | エアトリ |
3 | agoda |
4 | Booking.com |
5 | エクスペディア |
6 | じゃらんnet |
7 | アップルワールド.com |
8 | JTB |
9 | 楽天トラベル |
10 | Trip.com(旧Ctrip) |
番外編 | トリバゴ |
以上が海外ホテル予約サイト10社を徹底的に比較して個人的な観点からランク付けしたランキングとなります。
価格だけで比較してもホテルズドットコムが優秀
ホテル予約サイトを選ぶ場合には価格が安いのか?という点が最も重要かと思います。
そこで今回1位から4位にランクづけした4社の価格を横並びで調べてみました。この結果から見てもホテルズドットコム の優位性は明らかで、これに加えて10泊で1泊無料という凄い特典があるので圧倒的です。
検索した日:2020年5月10日
宿泊日:2020年7月21~23日
対象ホテル:3つ星、4つ星、5つ星それぞれで検索
サイト名 | 三つ星 イビスミラノチェントロ | 四つ星 ヒルトンハワイアンビレッジ | 五つ星 ペニンシュラ香港 |
---|---|---|---|
Booking.com | 21,986円 | 84,423円 | 14,4381円 |
ホテルズドットコム | 20,116円 | 72,339円 | 118,025円 |
アゴダ | 21,974円 | 84,585円 | 134,256円 |
エアトリ | 20,118 | 82,146円 | 掲載なし |
※2023年にもう一度検索してみましたが、直近の傾向としては全社ほぼ同じ価格という場合が多いです。ただその場合は10泊泊まったら1泊分無料になるHotels.comが圧倒的にお得ということになります・・・!
またagodaはたまに超お得物件も見るかるのですが、他サイトに比べて掲載ホテルがそもそも少ないのでこだわりがある人にはあまりお勧めしません。
第1位 Hotels.com(ホテルズドットコム)
当サイトが選んだ海外ホテル予約ナンバー1サイトはHotels.comです。ホテルズドットコムは今回比べた10サイトの中でも、ダントツで「価格」「口コミ」「トラブル対応」「サイトの使いやすさ」などのバランスが優れていた予約サイトです。
また10泊すれば1泊無料になるリワードプログラムがお得すぎるのもポイントが高いです。実際に私自身がよく利用している事もあり、ホテルズドットコムを1位におきました。
ホテルズドットコムの特徴
ホテルズドットコムの微妙な点
ホテルズドットコム をお得に利用するためのクーポンや特典
10泊すれば1泊無料になるリワードプログラムに加え、クーポン&プロモーションコードのページから最新のプロモーションコードを入手することができます。
またJALのマイレージカードをお持ちの方は、JALマイレージ会員専用ページから予約することで200円につき1マイルを貯める事ができます。
掲載件数 | 43万件以上 |
支払い方法 | 事前または現地 |
最低価格保証 | あり |
価格保証適応期間 | チェックイン前日まで |
当サイトの評価 | 「10泊で1泊無料」「他社より圧倒的に長い最低価格保証期間」「サイトの見やすさ」「口コミの多さ」など総合的に非常に完成度の高いサイトである。また、海外系のホテル予約サイトにありがちな薄いサポート体制ではなく、24時間365日日本語対応というのはかなり安心材料。実際にトラブル時の対応が気になるがSNSやネット上の口コミを見る限り及第点ではあると考えられる。 |
口コミの傾向 | ・10泊泊まれば1泊無料でお得 ・たまに予約がきちんとできていない場合がある |
サポート体制 | 24時間365日日本語電話対応 |
第2位 エアトリ(旧DeNAトラベル)
2番目にオススメのホテルは横浜ベイスターズやモバゲーなどを運営するDeNA(ディーエヌエー)が運営する海外旅行、ホテル、航空券予約サイトです。※2018年にエアトリという名前に名称が変更されました。
ホテルズドットコムのように10泊で1泊無料などの特典はありませんが、ホテル掲載件数は60万件以上で世界最大規模で価格も低価格なうえに、日本企業の運営のため、海外系サイトに不安がある方にはおすすめです。
エアトリ(旧DeNAトラベル)の特徴
エアトリの微妙なところ
エアトリをお得に利用するためのクーポンや特典
エアトリでは度々セールやクーポンの発行を行なっています。公式のクーポン情報ページ で確認する事ができますのでぜひ活用してみてください。
掲載件数 | 60万件以上 |
支払い方法 | 事前決済 |
最低価格保証 | あり※差額3倍返金 |
価格保証適応期間 | 予約後24時間以内 |
当サイトの評価 | とにかくサイトが使い易い事が一番の評価ポイント。それに加え、最低価格保証や豊富にあるセール・割引など魅力的な特典が多数ある予約サイト。日本企業が運営するホテル予約サイトとしてはトップである事は間違いない。サポート体制に若干の不安はあるものの、SNS等で様々な口コミを見る限り、そもそもトラブルが起きないようにきちんと運営されているのではないかと思う。 |
口コミの傾向 | ・セールや割引がたくさん ・基本的に悪い口コミはない |
サポート体制 | 電話:祝日年末年始以外は毎日対応(夕方まで) メール:17時までのメールは即日回答 チャット:平日のみ(夕方まで) |
第3位 agoda(アゴダ)
3番目にオススメなのはシンガポールに本社をおくホテル予約サイトのagoda(アゴダ)です。この予約サイトはシンガポールに本社を置くこともあり、アジア圏に関して非常に強いネットワークを持っています。
かつてはサービスが悪く安かろう悪かろうの代表だったのですが、近年急速にサービスの質やサイトの質を改善してきておりこの順位としました。
特徴は「超お得ホテルが見つかるかも」という期待感です。
agodaはだいたいいつもシークレットセールをやっていて、「その時だけめちゃくちゃ安いホテル」というのが存在します。
これに選ばれているホテルはどの会社よりも安かったりするので価格重視でホテルは何でもいいと思っている人におすすめ 。
agodaの特徴
アゴダの微妙なポイント
agodaをお得に利用するためのクーポンや特典
agodaでは公式サイトで最大10%割引 のクーポンを発行しています。TOPページに最新のクーポンが掲載されていますので、サイトに入ればすぐに見つけることができます。
掲載件数 | 200万件以上 |
支払い方法 | 現地決済 |
最低価格保証 | あり |
価格保証適応期間 | 記載なし |
当サイトの評価 | アジア圏のホテル予約に関して強みを持つが、それ以外の点では他のホテル予約サイトとの差別化ができない。むしろトラブル時の対応の悪さや黒い噂がSNSやネット上にあり、アジア圏以外のホテル予約ではあまりオススメできない。 |
口コミの傾向 | ・予約がきちんとできていない |
サポート体制 | 24時間365日日本語電話サポート |
第4位 Bokking.com
4番目にオススメするのは、booking.comという海外の企業が運営するホテル予約サイトです。
特徴は何と言ってもホテル掲載件数の多さだと思います。ブッキングドットコムには世界229の国と地域にある 15万の行き先で、 660万件の宿泊施設 が掲載されています。※2023年2月月現在
これは圧倒的に業界ナンバー1の数値です。
Booking.comの特徴
Booking.comの微妙な点
ブッキングドットコムをお得に利用するためのクーポンや特典
ブッキングドットコム ではジーニアス会員になると、対象ホテルに10%オフで宿泊する事ができます。(詳細は前述していますのでご確認ください)
またクーポンなどはありませんがセール情報ページ でセールになっている宿泊施設を探すことが可能です!
掲載件数 | 500万件以上 |
支払い方法 | 現地決済 |
最低価格保証 | あり |
価格保証適応期間 | 予約後できるだけすぐに |
当サイトの評価 | ホテル掲載件数が世界ナンバー1という事もあり、あらゆる宿泊施設を探す事ができる。そしてホテルの口コミが「良い点」と「悪い点」どちらも記載されているため非常に参考になる。一方で、トラブル時の対応や未然の対策に不安がある。最低価格保証も他サイトに比べると弱い。 |
口コミの傾向 | ・いろいろな種類のホテルを探せる |
サポート体制 | 24時間365日日本語電話サポート |
第5位 エクスペディア
エクスペディアは誰もが一度は聞いた事があるであろう、海外旅行・ホテル・航空券予約サイトです。
エクスペディアはホテル予約専門サイトではなく、ホテル以外にも航空券なども販売している総合サイトです。そのためこのサイトは単にホテルを予約するよりは航空券と一緒にホテルを予約する事でお得になるサイトとなっているのが特徴です。
エクスペディアの特徴
エクスペディアの微妙な点
Expediaをお得に利用するためのクーポンや特典
Expediaでは特別なクーポンが多数用意されています。特に特徴的なのがVISAやアメックスなどクレジットカードブランドごとに特別割引があることです。もちろんこれとは別に、ホテルと航空券を一緒に購入するとお得になる割引などは自動的についてきます。
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※ANAも以前はありましたが、終了しました。
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掲載件数 | 50万件以上 |
支払い方法 | 基本的に事前決済 |
最低価格保証 | あり(差額の2倍) |
価格保証適応期間 | 予約後24時間以内 |
当サイトの評価 | 航空券と同時予約に強みを持つ海外旅行総合予約サイト。サイトが重く、カスタマーサービスも良くないためホテル予約だけならあまりオススメできないが、航空券と一緒にホテルを予約すると適用される「Air+割」は非常にお得なため、航空券の購入も考えている場合はここを使いたい。 |
口コミの傾向 | ・カスタマーサービスが悪い |
サポート体制 | 電話:24時間365日サポート |
第6位 アップルワールド
第7位は日本の老舗ホテル予約サイトアップルワールドです。このサイトは有名ではないかもしれませんが、長年海外ホテルの予約サイトを運営してきました。
そのため、日本語の口コミ件数は10万件を超えておりナンバー1と言われています。海外系のホテル予約サイトに多くある「最低価格保証」はありませんが、独自の基準で高品質で安心の宿を提供しています。
またサポート体制も充実しているので、初めてご自分で海外ホテルを予約する方やトラブルはゼッタイに避けたい方にオススメです。
アップルワールドの特徴
アップルワールドの微妙な点
アップルワールドをお得に利用するためのクーポンや特典
アップルワールドでは、海外ホテルが10%オフになるオンライン限定クーポンを配布中です。こちらからご確認ください。
掲載件数 | 10万件以上 |
支払い方法 | 基本的に事前決済 |
最低価格保証 | なし |
価格保証適応期間 | ー |
当サイトの評価 | 日本企業のホテル予約サイトのため、トラブル時への備えやいざという時にのサポートには定評がある。提供するホテルにも一定の基準を設けているため、安心して利用する事ができる。最低価格保証はなく、料金面では他のホテル予約サイトに劣る。 |
口コミの傾向 | ・特になし(情報が少ない) |
サポート体制 | 年中無休海外アシスタントサービスあり |
第7位 じゃらん
日本国内のホテル予約でお馴染みのじゃらんですが、実は海外ホテルの予約も細々と行っています。
やはり日系企業なので海外ホテルの掲載件数は極端に少ないのですが、国内ホテル予約のクオリティはそのままに海外ホテルを予約できるので絶対安心のサービスとなっています。
またリクルートポイントが2%貯まる事に加え、価格も他社と同じレベルでやすいため、確実に海外ホテルを予約したい場合には使う価値のある予約サイトです。
じゃらん(海外)の特徴
じゃらんの微妙な点
じゃらんをお得に利用するためのクーポンや特典
じゃらんでは、海外ホテルが最大1万円オフになるクーポンを常時発行しています!非常にお得ですのでじゃらんを検討される方はまずチェックしてみてください。▶︎じゃらんクーポン一覧
掲載件数 | 約28.6万件(2018年2月現在) |
支払い方法 | 事前決済 |
最低価格保証 | なし |
価格保証適応期間 | ー |
当サイトの評価 | 掲載件数は少ないが、サービスの質と価格は他社サイトにも対抗できるレベル。日本で実績のあるじゃらんが運営するホテル予約サイトのため、安心性、確実性は他のサイトと比べ物にならない。ただあまりにもホテル掲載件数が少ないため、実際に使うのは難しいかもしれない。 |
口コミの傾向 | ・利用者が少ないため口コミ自体があまりない |
サポート体制 | 電話:24時間365日サポート |
第8位 JTB(ジェイティービー)
第8位は言わずと知れた日本の老舗旅行会社JTBの海外ホテル予約サイトです。他のホテル予約サイトに比べてホテル掲載件数が少なくあまり魅力的ではありませんが、サイトは日本人向けに作られており使いやすくストレスなくホテル検索ができそうです。
価格に関しては最低価格保証などはなく若干高めの傾向にありますので、価格を重視する方にはオススメできないホテル予約サイトとなっています。
とはいえとにかくサイトは見やすくて使いやすいので、日本人向けのわかり易いサイトで安心の旅をしたい場合はJTBを使ってみるのもアリかなと思います。
てるみ倶楽部の詐欺について、利用者はなぜここを選んだのかと聞きたい。海外旅行なんてわからないことばかり。安心して行くのならJTBな近畿日本ツーリストなど大手に任せるべき。格安だからと選ぶのは自己責任でしかない
— やすでん/でんでん (@yasuden) 2017年11月8日
JTBをお得に利用するためのクーポンや特典
JTBで海外航空券を購入した方が利用できるJTB海外ホテル割というものがあります。割引率はそれほど高くないですが、JTBを利用される方は使って損のない特典です。
掲載件数 | 約10万件 |
支払い方法 | 事前決済 |
最低価格保証 | なし |
価格保証適応期間 | ー |
当サイトの評価 | 掲載件数は少なく価格もピカイチに安い訳ではないが、安心のJTBクオリティと日本人向けに作られたウェブサイトで、気持ちよくホテル検索を行うことができる。エクスペディアと連携しているため、価格もそれなりに安い。 |
口コミの傾向 | ・JTBなので安心 |
サポート体制 | コールセンターで受付 |
第9位 Trip.com(旧シートリップ)
※Trip.comに関しては満室になったホテルの部屋を在庫ありとして販売していたとしてニュースになっています。かねてより評判はよくありませんでしたが、今回の件が決め手になるかと思います。積極的に利用するのは控えておくのが賢明です。
参考記事:満室になったホテルの部屋を在庫ありとして販売 予約担当者に緊張走る
最後にオススメするのは中国最大のオンライン旅行会社が運営するシートリップというホテル予約サイトです。※最近サービス名が変更され、Trip.comという名前になりました。
このサイトは中国の企業ということもあり、中国国内や台湾、香港などの中華圏では絶大なネットワーク力で他サイトを圧倒しています。そして最近では中華圏以外にも力を入れ始め、世界200か国のホテルが予約できるまでに成長しています。
特に中華圏に旅行を考える場合は必見のサイトとなっています。
Trip.com(旧Ctrip)の特徴
Trip.com(旧Ctrip)の微妙な点
掲載件数 | 120万件以上 |
支払い方法 | 現地決済 |
最低価格保証 | なし(しかし料金は最安水準) |
価格保証適応期間 | ー |
当サイトの評価 | 中華圏のホテルに絶対的な強みを持つホテル予約サイト。中華圏への旅行を考える際にどうしても困ったらこのサイトを見てみる価値アリ。ただし、必ずしもそのクオリティが求めているレベルにあるかは分からない。また各ホテルの口コミも中国語が多いため、少しホテルを探しにくい可能性もある。とはいえ、他のホテル予約サイトとは違う強みを持つサイトのため、重宝したいサイトでもある。 |
口コミの傾向 | ・トラブル時の対応が悪い |
サポート体制 | 10:00~19:00 365日日本語電話サポート |
番外編 トリバゴってどうなの?
最近テレビCMなどで露出が増えてきたトリバゴ。最安値のホテルを検索できると謳っていることもあり、気になっている方も多いのではないでしょうか?
当サイトでは今回数々のホテル予約サイトを比較するにあたりトリバゴについてもいろいろと調べてみました。
トリバゴって? |
トリバゴは、わずか数ステップで400社以上の予約サイトから世界190ヶ国、約180万軒の宿泊施設の料金を比較し、希望の宿のベストプライスを出してくれる海外ホテル比較サイトです。 |
実際のところどうなの? |
最安値を提供するというキャッチフレーズでCM等を行っているトリバゴですが、実際には本当に最安値であることは少ないようです。これは、私自身検索しても感じましたし、ネット上にもたくさんの検証記事やSNSでの口コミがあります。 |
トリバゴに関するSNS上の口コミ |
|
もし迷うならホテルズドットコムがおすすめ
ここまでご覧になって情報量が多すぎて迷っている方もいらっしゃるかもしれません。そんな方は個人的にはホテルズドットコムが最もおすすめ です。
理由は今回ご紹介してきたように色々とあるのですが、個人的には「サイトに写真がいっぱいでワクワクする」「他の大手サイトよりもほとんどの場合で安い」「10泊溜めたら1泊無料になる」という3つの理由です。
中でもホテル予約サイトでは「ワクワクするか?」 という事も重要なポイントです。ホテルの写真がたくさんあるサイトはワクワクしますよね?なので私はホテルズドットコムを利用しています。
失敗しない!海外ホテル予約サイト選びのために知っておきたい3つのポイント
現在、海外のホテルを予約できるサイトというのは非常に増えていて、一見すると「どの予約サイトを使えばいいか分からない」状態になるかと思います。
しかも中には「実際には予約ができていなかった」「ダブルブッキングされていた」など杜撰な管理になっているホテル予約サイトもあり信頼して使えるサイトはどこなのか?疑心暗鬼になる方もいるはずです。
そこで、まずは海外ホテル予約サイト選びのために知っておきたい3つのポイントをお伝えしたいと思います。
ポイント1:ホテル予約サイトの仕組みを理解
失敗しないホテル予約サイト選びのためには、何となくでいいのでホテル予約サイトの仕組み を知っておいた方が良いです。
仕組みとしては結構シンプルで、ホテル予約サイトは各宿泊施設の予約を代わりに受ける事でその対価として宿泊施設から宿泊金額の数%を手数料として受け取るという仕組みになっています。
そのため、各宿泊施設は仮にあなたが1万円でホテルに宿泊したとすると例えば1,000円をホテル予約サイトに支払っているのです。
手数料を払っている分だけ客側の料金に上乗せされるのでは?
ここで疑問なのが、手数料がかかるのであれば、その料金は結果的に客側の負担になって損するのではないか?という事です。
しかしそこは心配無用です。というのもこの手のホテル予約サイトは各宿泊施設と契約を結ぶ際に「ベストレート(最安値)」で部屋を提供するようにという契約を結んでいるから、結果的に消費者である私たちが損を被る事はありません。
逆に言うと、大手のホテル予約サイトでは価格はほぼ同じ
これは実際に検索していただくと分かるのですが、金額の見せ方は違えど大手のホテル予約サイトで実質的な金額というのは誤差の範囲でしかない 場合が多いです。
それは先ほどもお伝えしたように、各ホテル予約サイトが宿泊施設側と交渉しベストレートで宿を提供しているからです。(一部そうでない場合もあり)
また大手のホテル予約サイトと呼ばれる、エクスペディア・ホテルズドットコム ・ブッキングドットコム・agodaなどはそれぞれ巨大なグループを組んで提携しているので、なおさら価格差はほぼありません。
金額の差がつくのはサイトごとの割引やクーポン、宿泊特典など
ではどこで差がつくのか?というと、それは各ホテル予約サイト独自の割引やクーポン に寄るところが大きいです。
例えばHotels.comというサイトでは、10泊分宿泊すればその10泊の平均代金分の1泊が無料になるというサービスを行なっています。(つまりほぼほぼ10%割引)
このように各サイト独自の割引やサービスを使う事によって金額に差を出しているのが現状です。
ホテル予約サイトを比較するサイトもある
ちなみにですが最近では、ホテル予約サイトを比較するサイトも出てきています。それがトリバゴやトラベルこちゃんといったサイトです。
彼らは「最安値を検索」と言っていますが、果たして本当にそうでしょうか?なぜなら仮にホテル予約サイトを比較するサイトを通してホテルを予約すると、手数料が二重に必要になる からです。
要するに中抜きですよね。中抜きが増えて価格が安くなる訳はないので、まずこの手のサイトの方が安くなるという事はありません。(実際に検索してみても安くないはずです)
ポイント2:ホテル予約サイトは日系のものと、海外系のものがある
もうご存知かもしれませんが、ホテル予約サイトには日系のホテル予約サイトと海外系のホテル予約サイトが存在します。
例えば日系なら「じゃらん」「JTB」など昔ながらのものに加え、旧DeNAトラベルのエアトリや、楽天トラベルなどの企業サイトも存在します。
一方で海外系と言えば、有名なエクスペディアやブッキングドットコム、ホテルズドットコム などのサイトがあります。
日系サイトのメリットデメリット
基本的に海外ホテル予約サイトでは、日系の企業というのは遅れをとっていますがメリットとしては「日本人向けでサイトがみやすい」ということと、「コールセンターが日本人なので安心」ということの2点です。
逆にデメリットとしては「価格勝負で海外勢に勝てない」「写真や口コミなどが少ない」というデメリットが挙げられます。
また海外系の会社でもほとんどのサイトが「日本語の話せるコールセンター」は用意しているので、「コールセンターが日本語」というのはそこまで大きな差別化ポイントではありません。
こういった理由から海外ホテル予約サイトに関しては、日系サイトよりも海外系サイトを使う方が多い 印象です。
海外系サイトのメリットデメリット
海外系サイトはまず何よりも「金額」面でのメリットが大きいです。というのも海外系のサイトというのは全世界で100万以上のホテルと提携していて利用者数も膨大なので宿泊施設に対して「安くしろ」という圧力をかけやすいです。
そのため、日系のサイトよりも破格の安さでホテルを提供することを実現 しています。また海外系サイトでは、10回泊まれば割引や、5回泊まれば優待価格などのように、そのスケール感を生かした独自サービスも多く、消費者側にも価格面で非常に大きなメリットがあります。
また提携しているホテルの数が多いので、より多くの選択肢から選ぶことが可能です。
海外系サイトの最大のデメリットは「旅行業法が適用されない」ということです。旅行業法というのは日本で旅行関係のサービスを提供する会社は基本的に登録する事が義務となっていて、登録している会社は旅行業法の登録番号が与えられています。
この旅行業法の最大の特徴が「消費者保護の義務がある」ということです。そのため、日系の企業は基本的に何かあった場合に消費者を保護する必要があるということです。
しかし海外の事業者はこの旅行業法の認可を受ける必要がありません。そのため、悪く言えば消費者を守る必要はないのです。
もちろんそんな事をしたらあっという間に噂が広まってしまうので、「海外の会社は旅行業法が適用されないからやばい」という訳ではありませんが、一応日系のサイトであれば消費者保護の義務があるのでより安心という事です。
ポイント3:海外ホテル予約サイトでよくあるトラブル
失敗しないサイト選びをする場合は、海外ホテル予約サイトのトラブル事例について少し知っておいた方が良いかと思います。
幸い私は今まで10回以上国内も海外も含めこれらの予約サイトを利用していますが何のトラブルにも遭った事はありませんので、「あくまで一例」としてみていただくと良いと思います。
・ダブルブッキングされていた
・予約していたはずが結局キャンセルされていた
・そもそも予約が見つからない
・カスタマーセンターの対応が酷い
私が口コミを120件確認したところ、おおよそ傾向としてはこういったトラブルがほとんどでした。そしてトラブルを起こしているサイト・パターンにもある傾向が見られました。
トラブル例から紐解く、トラブルが発生するの事例傾向
私が120件の口コミを見た結果紐解いたトラブルの傾向は下記の3点です。
<トラブルの傾向>
・日系サイトより海外系サイトの方がトラブルが多い
・高級ホテルより格安ホテルでトラブルが多い
・コールセンターのトラブルが多い
以上の3つです。
日系サイトより海外系サイトの方がトラブルが多い
まずこれは明らかな傾向ですが、日系よりも海外系のサイトの方がトラブルが多いです。海外では日系のサイトよりも海外のサイトを使う方がほとんどなので、そもそもの母数を考えると当然 といえば当然ですが、ここには明らかな傾向が見られました。
高級ホテルより格安ホテルでトラブルが多い
結局のところ、海外ホテル予約サイトというのは、我々消費者とホテルとを仲介しているだけなので予約サイトがきちんとしていてもホテル側が杜撰であればトラブルが起こりやすいです(逆もそうですが)。
そのため、高級ホテルと呼ばれる類のホテルよりも、民宿のようなホテルや安めの観光ホテルにトラブルが多いなという傾向を見ました。
コールセンターのトラブルが多い
ホテルの予約がされていなかったなどのトラブルよりも、コールセンターの対応が酷かったというトラブルの方が圧倒的に多い傾向にありました。
これは、日系企業の対応と海外系の企業の対応に大きな差があるからだと感じています。もちろん文化の違いなどもあるとは思いますが、コールセンターの質というのは大いにありそうです。
まとめ|海外ホテル予約サイト選びのポイント
ここまでの内容を元に失敗せず、賢く海外ホテル予約サイトを選ぶのであれば以下の5つを頭に入れて選ぶのが良いです。
01. 価格重視なら日系より海外系
02. 安心・信頼感重視なら日系
03. 海外系の大手のサイトなら価格差はほとんどない
04. 価格の差を決めるのはサイト独自の特典やサービス
05. コールセンターの質は重要
最後に 増加中の海外旅行予約サイトのトラブルと傾向
最後に現在増加中の海外旅行予約サイトのトラブルの傾向や原因についてお伝えしておこうと思います。不安を煽るようなことはしたくないのですが、事前知識として持っておいた方が安全ですのでお伝えできればと思います。
海外旅行予約サイト選びに注意!トラブル急増中
知っていますか?消費者のトラブルなどを調査をしている国民生活センターの調査によればウェブサイトを利用した旅行予約サイトに関する相談が5年前の2012年に比べて約5倍に増えているそうです。
トラブルの要因は予約サイトの選び方にあった
旅行予約に関するトラブルで多いのは以下の3つだそうです。
・予約情報の登録ミス(名前ミスなど)
・高額なキャンセル料
・英語でしか対応してくれない
実はこれらのトラブルはほとんどが、予約サイトの選び方さえきちんとすれば回避できる可能性が高いトラブルです。ここではこれらのトラブルが起こる要因を考えてみたいと思います。
予約情報の登録ミスは何故起こるか?
まず1つ目のトラブル「予約情報の登録ミス」ですが、これはインターネット上で予約をする限り絶対に気をつけなければならない点ですが、旅行サイトの選び方も鍵となります。
上に並べた2つの画像はどちらも海外旅行予約サイトの旅行者情報を登録するページです。どちらのサイトが親切でしょうか?どちらのサイトが「何を記入すればいいか分かりやすい」でしょうか?
おそらくほとんどの方が1枚目の予約サイトの方が分かりやすいと答えるのではないでしょうか。
このように、どちらも日本語で予約のできるサイトであるにも関わらず「情報登録の明快さ」という点では雲泥の差がある事がお分かりいただけるかと思います。
正直私なら2枚目の登録フォームでは、確信を持って正しい情報を記入するのは難しいと思います。
反対に言うと、しっかりと「情報登録が明快なサイトを選べば情報登録のミスは限りなく防ぐ事ができる」とも言えるのではないでしょうか。
高額なキャンセル料のトラブルは何故起こる?
続いては高額なキャンセル料のトラブルです。実際に以下のようなトラブルが発生しているようです。
国内の旅行サイトで、半年後の海外旅行のために3名分の航空券を申し込んだ。「支払期限が迫 っている」と記載されていたので、焦って規約をよく読まず、代金30万円をクレジットカードで 決済した。翌日、やはり別の便に変更しようと思い規約をよく読んだら、「取消しをするには代金 の50%の手数料が発生する」と記載されていた。旅行まで半年もあり、契約から1日しか経ってい ないので納得がいかない。解約料を払わずに取り消すことはできないか。引用:国民生活センター
これは国内旅行の事例ですが、多くの場合格安や激安と言っている旅行プランの場合このようなキャンセル規定が厳しい場合が非常に多くあります。(これはホテルも同様です)
正直これは格安でプランを提供する以上キャンセル規定が厳しいプランなどがあるのは当然なのですが、それをサイト上でどう伝えるかというところに予約サイトの親切さが問われます。
売る側としては当然「買ってほしい」と思っているので、ネガティブな情報はあまり掲載したくありません。そのため、親切でない旅行予約サイトはこういった「ネガティブな条件」をきちんと伝えてくれない場合があります。
伝えないと言ってもどこにも書いてないわけではなく、隅の方に小さく書いてあるだけなどとても不親切な予約サイトがあったりします。
そのため、海外旅行を予約する際には必ず「キャンセル規定」をチェックする必要があるとともに、「激安や格安」というキャッチコピーを鵜呑みにせず冷静に判断する必要があるのです。
当サイトではそういった「サイトの見易さ・親切さ」という点も考えてランキング付けをしています。
英語でしか対応してくれない?
最近増えているのがこのトラブルです。現在ざっと見ただけでも5以上の海外ホテル予約サイトがありますが、その中には海外生まれの旅行予約サイトもあります。
そして最近はそういった海外生まれの予約サイトで登録する事に抵抗を持つ人が少ない事もあり多くの方が利用しています。
たしかに海外生まれの旅行サイトは値段も比較的安い傾向にありますし、サイトもシンプルで使いやすい見やすいという方も多いかと思います。しかし、それらの海外生まれの旅行サイトと日本発の旅行サイトの決定的な違いは「困った時に日本語で対応してくれるか否か」です。
もちろん海外発の全ての海外旅行予約サイトがそうかと言われればそんな事はなくしっかりと日本法人を作り24時間体制でサポートを行っていると言っている会社もあります。ただ実際には連絡をしても「自分で解決して」と言われたり「窓口をたらい回しにされたり」という事がよくあるようです。
それは海外発の旅行会社は日本の旅行業法に登録する必要がないので、消費者保護の義務がないからです。そういった理由が背景にあるため、対応が悪いというトラブルが多く発生しているのです。※旅行業法の話はこの後詳しく掲載しています。
また日本のサイトであっても対応が悪いところはもちろんあります。そのため海外旅行を予約する場合は、「値段」というのももちろん重要ですが、「困った時の対応」など総合的に考えて判断する必要があると考えています。
海外旅行サイトで海外旅行の航空券を予約したが、予約確認メールを見て姓と名が逆になって いることに気づいた。氏名を変更するか、再予約をしたいと思い、改めて旅行サイトを確認した ら、予約画面は日本語で表示されているにもかかわらず、「問合せは英語でのみ受け付けている」 と書かれていて、日本語で対応してもらえないことが分かった。サイト内から直接取り消しや変 更することもできない。仕方がないので、問い合わせ窓口に電話をし、片言の英語で名前が間違 っていることを伝えたが、相手の言っていることが分からなかった。どうすればいいか。引用:国民生活センター
海外事業者には旅行業法が適用されない
ちなみにこういった海外旅行予約サイトにおけるトラブルが起きている背景には「旅行業法」という法律も絡んでいます。
旅行業法とは日本で旅行関係のサービスを提供する会社は基本的に登録する事が義務となっていて、登録している会社は旅行業法の登録番号を有しています。
そしてこの法律のポイントは
旅行業法に基づき旅行業登録を受けた事業者には消費者保護の義務がある。
ということです。つまり旅行業法に従ってきちんと登録している会社は消費者の保護義務があるので、あまり下手なマネはできないのです。
反対にこの登録をしていない会社は「消費者保護の義務がない」ので、我々消費者は基本的に守られないと思っておいてください。その結果が先ほど例を出した「問い合わせても自分で解決しろと言われる」などのトラブルに繋がってくるのです。
そのため、あまりナーバスになる必要はありませんが、実際にどんなリスクがあって、それと引き換えにどんな利益を享受しているのかという考え方を持つのが重要だと思います。
ぜひ今回ご紹介したホテル予約サイトについてご自分なりに「いいところ」、「悪いところ」を確認し、自分にピッタリのサイトを利用していただければと思います♪