agoda(アゴダ)は安いと評判の世界規模のホテル予約サイトです。まだまだブッキングドットコムやエクスペディアなどのメジャーどころには敵いませんが、選択肢の1つには入ってくる大手のホテル予約サイトです。
が、しかし一般的な知名度はまだまだ低く、よっぽどの旅行好きや海外旅行に頻繁に行く人以外にはあまりその存在を知られていない会社です。
となると不安なのが「この会社大丈夫なの? 」ということかと思います。
そこでこの記事ではagodaで海外ホテルを予約しようか迷っている方向けに「agodaの評判」「口コミ」「メリットデメリット」など全てが分かるように体験談をもとに徹底的に解説していきます。
ちなみにですが当サイトでは海外ホテル予約サイトを徹底的に調べ上げ独自のランキングを作成しています。その中でagodaは下記の通り、第4位にランクインしています。
この記事を読めば、agodaの何がよくて何が悪いのか。どんな時に使うのがよくてどんな時は注意が必要なのか。その全てが分かるように解説いたしました。ぜひ参考にしてみてください。
項目 | 詳細 |
---|---|
当サイトの評価 | 4位 |
掲載ホテル件数 | 75万件以上 |
支払い方法 | 現地決済が基本 |
手数料の表示 | 表示価格とは別 ※最終見積もりで上乗せ |
最低価格保証 | あり |
サポート | 24時間365日 日本語電話対応 ※ただし国際料金 |
選ばれる理由 | ・安さ ・アジア圏での強さ |
お得情報 | ・最大75%オフ ・リワードポイント ・メンバーシップ |
当サイトのランキングページを見る |
ちなみに他社と価格だけ比較した結果は以下の通りです
検索した日:2020年5月10日
宿泊日:2020年7月21~23日
対象ホテル:3つ星、4つ星、5つ星それぞれで検索
サイト名 | 三つ星 イビスミラノチェントロ | 四つ星 ヒルトンハワイアンビレッジ | 五つ星 ペニンシュラ香港 |
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Booking.com | 21,986円 | 84,423円 | 14,4381円 |
ホテルズドットコム | 20,116円 | 72,339円 | 118,025円 |
アゴダ | 21,974円 | 84,585円 | 134,256円 |
エアトリ | 20,118 | 82,146円 | 掲載なし |
価格だけ見てもアゴダが4位なのは割と妥当ではないかと思われます。それでは詳しくは以下をご覧ください!
もくじ
agodaってこんなサイト


Agoda
そしてシンガポールに拠点がある事が示す通りアジア圏に非常に強いホテル予約サイトとして有名です。そのため、アジア圏に旅行に行こうと考えている方にとっては一度は確認しておくべきサイト かと思います。
アジア圏に強いってなんだ?と思われる方もいるかもしれませんが、その事に疑問を持つ方は下記のオファーをみてみてください。こんな感じでアジア圏のホテルでは大幅な割引を適用した料金プランを提示してくれます。


その他にも下記の画像のようにだいたいいつも特定の地域で10%割引なども実施していて、この辺を上手く使えば世界最大の予約サイトBooking.com


とはいえ、良いことばかりではないのが世の常ですので、この記事ではagodaの良いところも悪いところも包み隠さず お伝えできればと思います。
口コミで見るagodaに関する悪い評判


先ほど紹介したように強みもたくさん持っているホテル予約サイトですが、残念ながら他の予約サイト同様に海外での宿泊予約トラブルが散見されます。
・宿泊予約がなされていない
・予めオーダーしているリクエストも宿泊施設側に伝わっていない
・agodaで予約したホテルの質が悪い
・予約していたホテルが勝手にキャンセルされた
など
されたのは最悪。agodaを通して苦情を言ってやっとwifiは繋がったもののTVは映らないまま。チェックアウトもロッカーの鍵が壊れてて0~9999番を順番に試すつもりで900番位で非番のコンシェルジュに助けられてチェックアウトできた。カウンターはあるけど殆ど不在、電話しても
「うちはホテルじゃない。— amadecasa備蓄中 (@waterproofmm) 2019年3月7日
人生初!自動音声と話させられたーー。 #agoda のキャンペーン参画確認。電話に出たら、最初から最後まで自動音声でボタンで答えるという。。。コールセンターいらずかよ。
— 遠藤直人♨️米沢で車いす旅行と落語 (@Naaot) 2019年3月8日
今回のはエグかったですね。agodaがあんなになりふり構わずキャンセル祭するとは、、、 しかし場合によってはagodaはああいうことをしてくるんだ。といい勉強になりました🤔
— ビアチャン芸人(ハニプロ)@ほぼ日刊ほいなめ新聞に連載中 (@masachthai) 2019年3月7日
Agodaで宿を探す。例えば、一番安いこの宿は、検索一覧では204円と表示されています。安い、予約しようかなと、詳細を見ると税・サービス料別とのこと。じゃあ、いくらだと思います?支払い画面進むと、これが1,342円。
こういう宿は、実際に泊まっても駄目な宿だと思う。 pic.twitter.com/N26kukqs5f— ミミコ (@scholarly_room) 2019年3月2日
bookingで空きがなくagodaで初めて予約したものの何かイヤな予感がしたらズバリ的中!
予約に名前無し。
日本円表示で予約したら少し高く料金取られてる。日本語勉強中のレセプションのお兄ちゃんが超いい人で助かるがやっぱりトラブルがあると旅行モードが激落ち。
どうなるか。。。
— オトラスペイン (@otra_spain) 2019年3月1日
agodaではじめて宿予約してみたんだけど、これって前払いなの?え?今までブッキング.comとHostelworld使ってて、いつも現地払いだったんだけど、、、当日フロントと払った払ってないのもめごとが起きそうな予感しかしない、、、
— saki @ tabijo ✈︎ 帰国🇯🇵 (@n_sssss) 2019年1月4日
こんな感じです。基本的に多いのは、agoda自体のミスというよりは、宿泊予約したホテル自体の問題が多い ような気がします。
ただこの場合考えなくてはならないのが
「なぜagodaではホテル自体の対応が悪い場合が多いのか?」という事。
これは私自身サイトを使っていて感じた事なのですが、agodaのレコメンドで出てくるホテルはレビュー評価の低いものも結構出てくるという事です。


例えば管理人個人的に好きなサイトであるBooking.com
しかしagodaでは7点台のホテルも頻繁にレコメンドされてきます。その結果、ユーザーがあまり評判が良くないけど安いホテルを選んでしまって結果的にクレームに繋がっているのではないかな?と考えます。
agodaではレコメンドされるホテルがそもそも評価が低くて安いホテルが多いので結果的にクレームに繋がっているかも?
その他にはこんな口コミも|リクエストが予約したホテル側に届いていない
送迎や部屋のベッド数、子供の人数がホテルの予約先に反映されていないトラブルもありました。またシステムトラブル等の理由で、現地に到着してから子供料金が追加請求になった事案もあります。
心配であれば予約フォームからホテルと直接コンタクトができるため、自分で予約したホテル側にメールを送り、出国前に確認しておくと安心できます。
管理人が感じるagodaの良くない点


年に30泊以上ホテル宿泊を行う管理人ですが、Agoda
- 料金表示で税・サービス料が含まれていない
- 随分先の予約でもその日に支払いが必要
- キャンセル不可なのか否かがわかりづらい


agodaの良くない点1:料金表示で税・サービス料が含まれていない


まず1つ目の良くない点は、ホテル検索画面の表示金額に「税・サービス料」が含まれていないという事です。
例えばこんな感じで、最初の金額には税とサービス料なるものが含まれていないので一見安く見えますが、実際の料金には税とサービス料が加算されるので、最初の表示金額よりかなり値段が上がってしまいます 。
これの何が悪いかと言うと、最終的に支払わなければならない金額が詳細画面をみてからでないと分からないということです。
ちょっとコスパの良さそうなホテルを見つけたと思っても、最終的に税とサービス料で値段が上がりそんなに安くないなんて事が起こってしまいます。
これは非常にストレスを感じますし、何より無駄な時間がかかってしまうので正直良くない点だと思います。決済をする前に、総金額が予算範囲かどうかをしっかり把握しておきましょう。
agodaの悪い点2:随分先の予約でもその日に支払いが必要な場合が多い


agodaの悪い点の2つめは、宿泊が随分先であっても予約をするその日またはすぐにクレジットカードなどでの支払い処理が必要な場合が多いという点です。
agodaでホテル予約をした場合、支払い方法は宿泊先のホテルによって以下の3パターン に分かれるのですが、どの決済でも、多くの場合ですぐに決済が必要になるようです。
1) 料金 1部屋/1泊 – オンラインで支払い:予約手続きが完了すると、予約フォームに入力されたお客様のEメールアドレスへホテルバウチャーが自動的に送信されます。このホテルバウチャーは、アゴダによるホテル予約詳細の確認およびクレジットカードへの課金後に発行されます。
▶︎つまり予約後支払いが発生
2) 今すぐ予約&後払い – オンラインで支払い:「今すぐ予約&後払い」は、予約手続き後に一定期間を置いてからホテル料金が決済される支払い方法です。予約はその場で確定しますが、決済日は予約条件(キャンセルポリシー)に基づき決定されます。通常は、各ホテルの予約条件が有効となる日から約2~3日前に決済され、一括での全額支払いとなります。
▶︎この場合は、キャンセル料が発生し始めるタイミングで決済となります。
3) スペシャル料金 – ホテルで支払い: アゴダは、お客様にベスト価格を提供するために多数のパートナーと業務提携をしています。アゴダパートナーが宿泊料金を提供しているホテルにご宿泊される場合、予約確認と予約確定メールはアゴダから送信されますが、アゴダはホテル料金の決済を行いません。この場合、ホテル料金はチェックアウト時に直接ホテルへお支払いいただくことになり、また、各ホテルのキャンセルポリシーが適用されます。アゴダのパートナーによるスペシャル料金が提供されている場合は、各ホテルページの料金表示箇所にて、通常は「料金 1部屋/1泊」と表示される箇所に「スペシャル料金」と表示されています。
ご注意:ホテルによっては予約確定と同時に全額がクレジットカードにより決済されます。このような場合は、ほとんどが返金不可のご予約となっておりますのでご注意ください。
▶︎「スペシャル料金」の場合、agodaは紹介するだけでそのあとはホテルとユーザーとのやりとりですと言う事をいっています。つまり、何かミスが起こってもそこは何もヘルプはしてくれないということの裏返しでもあります。また注意にある通り、即全額決済が必要な場合がほとんどのようですので注意が必要です。
agodaの悪い点3:キャンセル不可なのか否かがわかりづらい


通常この手のホテル予約サイトの場合、激安価格となっている部屋は「キャンセルしたら料金がかかる」場合が多いです。
それはそれで普通なので全く問題ないのですが、agodaの場合「キャンセル料がかかるのか、かからないのか」というそもそもの条件が少しわかりづらくなっている のがマイナスポイントです。
慣れている人であれば何も問題ないのですが、初めて使う場合は「キャンセルしたら有料」と気づかずに予約してしまう可能性があるためここはマイナスポイントかと思います。
口コミで見るagodaの良い点


トラブルも多く、悪い評価もあるAgoda
昨日、とある所でtraveloka経由のホテル予約が安いと話題になってた。確かに1ヶ月前〜直近だとagoda他のサイトより安いことが多い。数ヶ月前の予約だとagoda他の方が安くなる。ようは使い分けろってことね。
— rahiro_43 (@rahiro_43) 2019年3月10日
https://t.co/av8afWFbQKでゲスハ探してたけどagodaのほうがゲスハとメッセージのやり取りできるから未成年1人だけでとまれるかどうかの確認もしやすい
コネストで未成年不可ってしてたところもメッセージでやり取りしたら「可能ですよ!」って来たからやっぱり問い合わせるのが1番
— しらたま (@sk008jry) 2019年3月8日
ASEAN各国での宿泊利用にAirbnb使ってたけど、もはやAgodaの方がレートが良いかもという感じ。
ホテルと民泊同時に検索できるのも良い。結局、再来週のマレーシア、インドネシア、シンガポールは全てAgoda予約。— 安倉宏明(Yasukura Hiro)/iconic (@skhiroaki) 2019年3月8日
ポブラシオンのOYOのホテルかなりよかった!
通常1泊4000~5000円前後だけど当日agodaで駆け込み予約で700ペソ(1400円)、部屋広い、綺麗、何よりフィリピンでは珍しいくらいにスタッフの対応丁寧で驚いた。
※部屋の写真撮り忘れた pic.twitter.com/D3y85N39Zn
— 野中Social留学留学×国際協力 (@nonaconnect23) 2019年3月6日
agodaの真価は連泊で生かされる。
土曜日だけとかだと1泊で4000円かかるところ、10連泊にしたら19000円でした
なお公式サイトからだと平日2900円、休日4900円だから、もう言うことがありません pic.twitter.com/P9nAIvXKNV— しょーご@webエンジニア (@samuraibrass) 2019年3月4日
管理人が感じるagodaの良い点、それは「キャンセル不可」でOKなら安い部屋が見つけられるかもということ


ここまで簡単にagodaの良い点、悪い点を紹介してきましたが、管理人である私が実際に使用してみてagodaの良い点だなと感じるのは、「キャンセル不可でも良い人ならばお得なホテルを見付けやすい」ということです。
通常ホテル予約においては「キャンセル無料」と「キャンセル不可」があった場合「キャンセル不可」の予約の方がかなり割安になる傾向にあります。
しかし実は意外とこの「キャンセル不可だけど安い」という部屋は見つからない場合が多々あります。
例えばハワイのアラモアナホテルで検索したところ、Booking.com
しかしagodaには「キャンセル不可だけど安い」という部屋がいくつも用意されていました 。価格的にも非常に安いため「キャンセル不可でもOK」という人にとっては掘り出し物のホテルを見付けられる可能性が高いかなと思いました。
ただ「キャンセル可能」な条件では、他のサイトより格段に高かった場合も


これはあえて言う必要はないのかもしれませんが、「キャンセル可」の部屋に関してはagodaはBooking.com
下の画像は同じホテルの日程(7/2~7/5)で同じレベルの部屋をagoda、Booking.com
全く同じ条件であるにも関わらずagodaだけ他の2つのサイトより約2万円高額でした。理由はよくわかりませんが、これが事実なのです。






アジアのホテルなら安いのでは?と思ったがそうでもなかった
冒頭にagodaはシンガポールに本社を置くホテル予約サイトで、アジア圏に強いということをお伝えしました。そこで、価格に関してもアジア圏なら安いのでは?と考え、ベトナムのホーチミンのホテルで比較してみました。
今回比較対象にしたのは、ホーチミンの格式ある伝統的なホテル「ホテルマジェスティックサイゴン」ですが、ご覧の通り3社ともほぼ同じ値段 となりました。
agodaでは会員登録をすれば宿泊費が最大30%オフになる可能性もありますが、全てのホテルで適用されるわけではないですし(むしろ一部)、Hotels.com






結局agodaはおすすめなのか、そうでないのか


ここまでagodaの良い点、悪い点をお伝えしてきましたが「結局どうなの?」というのが正直な感想かと思いますが、管理人の私見で言えば、超お得なセールや割引をやっている場合を除いては、積極的に使うサイトではない かなと思っています。
価格的には他の予約サイトとも競えるレベルなのかもしれませんが、ハワイの例のように他社より格段に高い場合があったり、ホテル予約に関してもトラブルの口コミが多くあまり安心して利用できません。
それであれば、Hotels.com
使う場合は他の予約サイトと必ず比較をする
もし仮にagodaを利用する場合は、少なくとも1社以上の他の予約サイトと比較して利用する ことをおすすめします。
そうすることで、価格が適正なのか否かもわかりますし、よりお得な部屋を見つけることができるかもしれません。
そもそもだが海外事業者には旅行業法が適用されない


ここまで海外拠点のホテル予約サイトであるagodaについて解説してきました。ご覧いただいた通り、多かれ少なかれトラブルに遭っている方がいるホテル予約サイトです。
ここでそもそもの話をしておきますが、こうした海外のホテル予約サイトというのは日本の「旅行業法」という法律の適用外となっています。
基本的に旅行業法に基づき旅行業登録を受けた事業者には消費者保護の義務があるのですが、この旅行業法に登録していない海外の企業は極端なことを言えば「消費者保護の義務がない」 のです。
そのため我々消費者は基本的に守られないと思っておく必要があるのです。
もし仮にそういったことが不安な場合は、日本の旅行業者であるエアトリ






ホテルや航空券価格というのはタイミングによって大きく変動するので、このアプリを入れておけば適切なタイミングで予約することができます。