飛行機に乗る場合、どうせ同じ便に乗るならできるだけ安く乗りたいですよね。
しかし飛行機のチケットはたくさんの場所で売っていることに加え、取る日によって値段が変わってきたりするので「どうやって買えば安いのか分からない」という方も多いはず。
そこでこの記事では、飛行機に安く乗る方法をとことん突き詰めて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
もくじ
飛行機に安く乗るにはこの方法を押さえておこう
では早速安く乗る方法について解説していきますが、大きく分けると6つの方法があります。まずはこれらについて理解しましょう。
①早期割引を使う
安く飛行機に乗る一番の基本は「早めの予約」です!
少々航空券が高いイメージのある大手航空会社も早い段階で予約をしておくだけで、 通常料金よりもお得な価格で手配することが可能です。
例えばANA は「ANA SUPER VALUE」、JALは「先得」という名称でそれぞれ早期予約割引を用意しています。
早く予約するほど割引率が大きくなり、最大なんと70%以上の割引 が適用されるので、かなり安い運賃で飛行機に乗ることができます。
ANAの場合
ANAの場合は「ANAスーパーバリュー75」が最大の割引。75日前までの予約で70%以上安い価格で購入することができます。
今回2020年12月17日に3ヶ月後の2021年3月18日の福岡ー羽田便を検索してみました。以下の通り正規価格4,2000円に対してスーパーバリューであれば14,800円で購入することができます。
非常にお得なので使わない手はありません。75日前を切ると55日前までの割引に切り替わり、割引額も小さくなるので、とにかく早めに購入することをおすすめします。
ちなみに早期割引を使った航空券は、予約後変更不可などの制限が多々ありますので、注意書きはしっかり読んでから購入してください。
LCCは3週間以上先はだいたい同じ。需要によって決まるので注意
基本的に早割などを用意しているのはJAL、スカイマーク、スターフライヤーなどの通常の航空会社です。
一方でLCCは少し変わっていて、3週間以上先であれば基本的に値段変わらず という感じで、土日だけ値段が高いなど需要と供給によって決まる傾向にあります。
ただやはり直前になると高いので、出来るだけ早めの予約を心がけましょう。
ただ、LCCの場合は定期的にセールを行なっていて、そのセールを使った方が圧倒的に安い場合もあります。セール情報はこちらのページにまとめていますので、参考にしてみてください。
②株主優待を使う▶︎早割の方がお得
ANA、JALにおいて株主優待券を利用すると正規料金の半額で航空券を購入することができます。
株主優待券は、航空会社の株主に年に数回発行されるもので、優待券を受け取った株主の方、もしくは株主の方から優待券を譲り受けた方が利用できます。
ただこれ、実は誰でも利用できるのです。
というのも「さくらトラベル 」などの一部の格安航空券予約サイト では、あなたの代わりにサイトが株主優待を使ってチケットを取ってくれるので、正規料金よりも安く購入することができます。
ただし株主優待航空券を買うには別途手数料などを払わなければならないので、直前でANAスーパーバリューなどが使えない時期じゃないとお得感はありません。
先ほども紹介したようにANAスーパーバリューなどは70%以上も安く買えるので株主優待よりも全然お得です。
この株主優待を使うのは「直前で高いチケットしかない!」という場合、に限ると覚えておきましょう。
③シニア割・U25割などを使う▶︎直前のみ
これは直前かつ、対象の年齢の人のみになりますが、シニア割やU25割などを使えばかなり安い価格で航空券を購入することができます。
シニア割対象年齢は 航空会社によって異なりますが、65歳以上が基準のケースが多いです。U25割は12歳〜25歳の若者向けの割引運賃となります。(これも航空会社によって微妙に異なります)
適用条件は、ほとんどの航空会社で「当日空席がある場合」 となっていますのでご注意ください。詳しくは下記の記事で案内しています。
④ LCC を使う
単純にLCCを使うという方法もあります。ご存知かもしれませんがLCCとはLow Cost Cariierの略で、格安の航空会社ということです。
どれくらい安いか?というと、例えばANAで東京ー大阪便は最安8,200円なのに対し、ジェットスターを使えば3,000円程度で移動することができます。
ただしLCCは羽田空港には発着していないなど、不便なことも多々ありますのでご注意ください。
なお、 LCC は頻繁にセールを行っており、国内線が片道1,000円から という激安価格で販売していることもあります。このような激安セールは座席数が少ないので 、いち早くセール情報を入手することが必須です!
セール情報はこちらのページで毎週月曜日ごろに更新していますので、ぜひ定期的にご確認ください。
⑤パッケージ旅行にする
旅行会社のパッケージツアーを使うのも飛行機に安く乗るコツです。パッケージツアーとは、ホテルや旅館などの「宿泊」と航空券が最初からセットになっている旅行商品のことです。
実は同条件であっても、旅行会社経由でパッケージツアーを利用した時の方が安くなる、というケースも少なくありません。
というのも、旅行会社が格安で仕入れた宿泊施設を組み合わせて販売しているから。
早割やセールで安く航空券を手に入れても、宿泊費を考えるとパッケージツアーの方がお得なこともありますので、一度個別手配と比較してみるのがおすすめです。
なおホテルやツアーの予約サイトに関しては下記の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
⑥マイルを活用する
マイルを上手く貯めることができれば、無料フライトや無料アップグレードなどで将来の旅行に繋ぐことができます。
基本の貯め方は飛行機に乗ることですが、日常の買い物をJALカードやANAカードなどのマイル系クレジットカードにすることでもマイルを貯めることが可能となります。
もし、航空会社にこだわりがあるようならその会社のマイルが貯まるクレジットカードを作っておくことは飛行機にお得に乗る有効な手段の一つです。
マイルに関しては下記の記事にまとめていますので、参考にしてください。
直前割もあるが、基本的に早く買った方が安い
最近ではホテル予約サイトや航空会社は、多くの場合でダイナミックプライシングと呼ばれる、需要と供給に合わせて価格を決めるシステムを採用しています。
そのため、「直前で空いてたらめっちゃ安いんじゃないか?」と期待する方もいるかもしれません。
実際にエアトリ などの格安航空券予約サイトでは「直前割」などと評してセールなども行なっていますが、ほとんどの場合早めに購入した方がお得 ですので、早めに動くことをおすすめします。
直前割のまとめ記事はこちら
なお止むを得ない事情で直前に航空券を取りたい場合にも様々な方法で安く購入することはできます。
詳しくは下記の記事でまとめていますので参考にしてみてください。
最も安い航空券を探すなら基本的には比較サイトを活用しよう
ここまで航空券を安く購入する方法を解説してきましたが、実際に1つ1つ調べていくのは大変だと思います。
そこで活用いただきたいのが格安航空券比較サイトです。これは何かと言うと、例えば国内に就航しているすべての航空会社の運賃を比較してもっともお得な航空券を教えてくれるサービス です。
株主優待のところでご紹介した「さくらトラベル 」もその一種で、各社の航空券を比較したうえで、最も安い航空券を未gつけてます。
こんな感じで最安値を教えてくれます。比較サイトは多々ありますが、「株主優待も含めて」比較してくれるのは「桜トラベル」くらいしかないので、個人的にはおすすめしたいです。
その他であれば、「スカイチケット」「スカイスキャナー」なサイトです。
なおその他のサイト含めて下記の記事で詳しく解説していますが、こういったサイトから購入すると別途手数料が1,000円ほどかかりますのでご注意ください。
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