国内線から国際線への乗り換え、LCCへの乗り換えなどで「羽田⇄成田」を移動したい場合、何がベストな方法なのでしょうか?
出来るだけコスパの良い方法で移動したいですよね。羽田空港から成田空港まで移動する場合、大きく4つのアクセス方法があります。
この記事ではそれぞれの方法を解説しつつ、シチュエーションに合わせたベストな方法をお伝えします。
もくじ
羽田空港と成田空港はこれだけ離れている
まず羽田空港と成田空港は距離にするとどのくらい離れているのか、それぞれの位置情報とともに見ていきましょう。
羽田空港は東京都大田区、成田空港は千葉県成田市に位置しており直線距離にして約59㎞程離れています。また、車で移動する場合の最短距離は73.7㎞で時間にすると約1時間程の距離です。
東京から千葉への移動になるので、慎重に手段を選ぶ必要があります。
羽田空港から成田空港のアクセスは全部で4種類
さてそんな羽田から成田への移動方法は大きく4種類あります。まとめると以下の表の通りとなりますが、まずはそれぞれについて説明していきます。
方法 | 時間 | 料金 |
---|---|---|
リムジンバス | 約1時間20分 | 3,200円 |
電車で移動 | 1時間半〜2時間 | 1,500円〜3,000円 |
タクシー | 約70分 | 27,000円 |
レンタカー | 約70分 | 1万円前後 |
リムジンバスで移動する方法を解説▶︎とにかく楽に移動したい方におすすめ
もっとも代表的な方法がリムジンバスでの移動です。
羽田空港から成田空港へ移動する大半の方は大きな荷物を抱えていて、移動がとても大変ですよね。リムジンバスなら手荷物は全て荷物入れに預けられるうえに、乗り換えが一切ありません。
一度乗ってしまえば搭乗ロビーまで連れて行ってくれるのでとても楽に移動できます。
一方で運賃に関しては電車でのアクセス方法に比べて高い ので「少しでも安く移動したい!」という人には向いていません。
またその日の交通状況によっては遅延することも考えられます。「乗るはずの飛行機に間に合わなかった」なんてことがないよう、少し早め移動を考えておく必要があります。
なお公式サイトで空席確認と事前予約ができます。出発5分前まで予約可能なのが嬉しいポイント。予約なしでも乗れる可能性は高いですが、連休や年末年始などの繁忙期は予約しておきましょう。
羽田ー東京、東京ー成田をそれぞれ1,000円で結ぶ「TYO~NRT」もあるがおすすめしない
羽田や成田と東京駅などを1,000円で結ぶ「TYO-NRT」というバスもありますが、あまりおすすめしません。
というのも「羽田ー成田」を直接移動はできないので、銀座や東京駅で乗り換える必要があるからです。また東京都心に向かうバスは混み合い乗れない可能性もあります。。
そして何より合計で片道2,200円もするので素直にリムジンバスの方がおすすめです。
電車で移動する方法▶︎乗り換えが必要なので正直あまりおすすめしません
電車で移動するには大きく分けて3つの方法があります。
実際にはこれ以外にも乗り換え方法によってたくさんの方法がありますが、時間によってもベストな選択肢は変わるので、乗るタイミングで「乗り換え検索アプリ」 などで検索することをおすすめします。
乗換案内 無料の電車やバス乗り換え案内 時刻表 運行情報
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ただどんな方法を使っても乗り換えが必要になるので、あまりおすすめしません。3つの方法について具体的に解説しますので参考にしてください。
スカイライナーを使用する方法▶︎隙間時間も有効活用したい方におすすめ
羽田空港から日暮里駅まで行くと、成田空港まで在来線最速の時速160㎞で走るスカイライナーが運行しています。
全席指定のスカイライナーは、全ての座席にコンセント が設置してあります。隙間時間を有効活用したいサラリーマンの方にとって、パソコンが使える環境は有り難いですよね!
また多機能トイレにはベビーベッドとベビーキープが備えられているため、小さなお子さんを連れてのトイレやおむつ替えも安心して行えます。
とはいえ、スカイライナーは電車での移動手段の中で最も運賃が高い方法です。「少しでも安く移動したい!」という人には向いていません。
また、羽田空港から日暮里駅に行くまでに2回の乗り換えがあるので、その点も大変面倒です。スカイライナーについては下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
成田スカイアクセス特急を使用する方法▶︎乗り換え一回
羽田空港第1・2・3ターミナルから京急空港線エアポート快特という電車が運行していて、京成高砂駅などから京成成田スカイアクセスライン特急を使用する方法です。
この方法を使うメリットとしては乗り換えが1回ですむことと、在来線を使用するので料金が比較的安いことです。
ただし成田スカイアクセス特急は1時間に1~2本しか運行していない ので、1本乗り逃してしまうと次の便までの間が長くなってしまい、飛行機時間に間に合わない可能性が出てきます。
また、荷物専用のスペースがないので自分の荷物は自分で管理する必要があります。大きな荷物を自分で持ちながらの移動は避けたいという人には不向きな方法です。
京成本線快速特急を使用する方法▶︎最も安い方法
羽田空港から成田空港までのアクセス方法の中で、最も安く移動 できるのが京成本線快速特急を使用する方法になります。
京成本線快速特急を使用する最大のメリットは、安い!これに尽きると思います。言い方を変えれば、安いこと以外にメリットは特に見当たりません ね。
京成本線快速特急は通勤で利用する人も多いため、朝や夕方のラッシュ時は混み合っている場合が多いです。
荷物を抱えながら混雑している電車の乗り換えは、なかなかハードだと思うので絶対に最安値で移動したい!という人以外は別の方法での移動が無難だと思います。
タクシーで移動する方法▶︎料金は圧倒的に高いが便利
続いてタクシーで移動する方法を解説します。
当然ですがタクシーには乗り換えがないので、乗っているだけで目的地までホッと一息つきながら移動できます。
乳幼児を連れて、周囲を気にしながらのバスや電車はハードルが高いと感じる方もいますよね。運転手さんと家族だけなら、少し気持ちに余裕が持てるというパパ・ママさんはタクシーという選択もありですね!
とはいえタクシー移動は、料金が圧倒的に高い です。
またチャイルドシートがないので、目的地に着くまで小さな子供をずっと抱っこしていなければいけないことになります。万が一の事故を考えても、チャイルドシートがないのは心配ですよね。
またリムジンバスと同じように、渋滞に巻き込まれると到着時間が遅れる可能性があるので要注意です。
レンタカーで移動する方法▶︎大人数ならアリ
最後にレンタカーで移動する方法を解説します。
レンタカーは基本的には借りた場所に返さなければならないのですが、ニッポンレンタカーなど一部のレンタカーでは乗り捨ても可能です。
つまり羽田で借りて成田で返すことができる のです。この方法を使えば、タクシーより安い価格で成田まで移動することができます。
料金はそれなりにしますが、家族で移動などを考えると料金的にもリムジンバスと変わりません。レンタカーなので自由に移動できるので、その点でもメリットは大きいかなと思います。
当サイトで調べたところ、成田乗り捨てができるレンタカーは以下の5社でした。
・ニッポンレンタカー▶︎15,000円程度
・タイムズレンタカー▶︎9,000円程度
・トヨタレンタカー▶︎8,000円前後
・日産レンタカー▶︎16,000円前後
・オリックスレンタカー▶︎9,000円前後
結論おすすめの方法はどれ?
ここまで羽田空港から成田空港までの大きく4つのアクセス方法を解説してきました。今回紹介した方法をまとめると以下のような感じです。
とにかく安くいきたい方は、電車で行く方法を。とにかく楽に行きたいならリムジンバス。ご家族や団体での移動ならレンタカー。
これが羽田から成田への最適解かなと思います。もちろん個々の条件によりベストな方法は変わってくると思いますので、「自分の場合はどれかな?」と考えてみてください。
方法 | 時間 | 料金 |
---|---|---|
リムジンバス | 約1時間20分 | 3,200円 |
電車で移動 | 1時間半〜2時間 | 1,500円〜3,000円 |
タクシー | 約70分 | 27,000円 |
レンタカー | 約70分 | 1万円前後 |
なお当サイトでは羽田空港や成田空港に関する様々な記事を用意しています。下記におすすめの記事を掲載しておきますので、ぜひ読んでみてください。
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