はじめての海外旅行。お金の両替はどこでしたらいいの？って意外と一番不安だったりしますよね。
実際には、お金の両替は日本でも海外でもどこでもできます。ただどこでもできるからこそどこでしたらいいのか分からなくなりますよね。
そこで今回ははじめて海外旅行にいく人でも分かりやすいように「海外と日本のどっちでお金を両替すればよいか？」ということについてお伝えしようとおもいます。
もくじ
両替は日本or現地の空港などで可能
まずどこで両替をすることができるのか？ということに関しては、日本の空港などにある両替所または現地の空港などにある両替所で両替することができます。
もっと詳しい話をすれば、現地のホテルや両替ショップみたいなところでも両替は可能ですが、現地で空港からホテルや街中の両替所に行くまでに現金が必要になるので、日本か現地の空港での両替が基本になります。
事実ほとんどの人が空港で両替をしていますし、空港の両替所は対応も良く信頼できるので、はじめての海外旅行であれば空港での両替がよいとおもいます。
日本の空港と現地の空港で違いはあるの？
両替は空港でするのがいいということをお伝えしましたが、日本の空港で両替をする場合と現地の空港で両替をする場合では大きな違いがあります。
それが、手数料です。
よく間違って言われるのが「現地の方がレートがいいからお得」という話ですが、レートは両替するタイミングによる差なのでそれによる違いは大差ありません。
違いが生まれるのは、日本で外貨（これから行く先のお金）に両替するのと、旅行先の国で日本円を現地のお金に両替するのでは両替手数料が異なるからです。
そのため、海外旅行に行く場合は両替手数料の安いところで両替するのがお得になります。
両替手数料が安いのはどっち？
では両替手数料が安いのは日本なのか海外なのかどちらでしょうか。それは、両替する通貨によって異なります。
ほとんどの場合、両替は現地の空港がお得
ここまで両替は両替手数料が安いところで両替するのがお得という話をお伝えしてきました。じゃあ自分の行く国はどっちで両替するのがいいんだろう？ということが気になるかと思います。
実はほとんどの場合、両替は現地（つまり海外）で行った方がお得です。というのもほとんどの国の場合、日本円の方が価値が高いと考えられており、価値の高い日本円は手数料が安くても両替したいと思ってもらえるからです。
アメリカ・ヨーロッパ・イギリスに行くなら日本で両替した方がお得
ただし例外もあります。
実はアメリカ・ヨーロッパ・イギリスに行く場合は、現地ではなく日本で両替した方が手数料が安くお得です。理由は国際的には日本円より「ドル・ユーロ・ポンド」の方が価値が高いからです。
ですので、日本からアメリカやヨーロッパに行く場合は日本の空港で両替していきましょう。
ちなみに、日本でドルなどを両替する場合の手数料はだいたい３％です。しかし、アメリカ・ヨーロッパ・イギリス以外の国の通貨を日本で両替する場合は高い時には10%近く取られることもあります。
消費税でも8%なので、10%というのは非常に高いですよね。ですので、しっかり自分が行く国の場合はどこで両替するのがいいのかしっかり確認しましょう。
両替の仕方
ではここで簡単に、両替の仕方についてお伝えします。といってもご説明するほど難しいものではないのでさらっと見ていただければ良いかとおもいます。
日本の空港で両替する場合
日本で両替する場合は、空港の国際線ターミナルの出国フロアに基本的に両替ショップがあります。
こんな感じで外貨両替というショップがありますので、希望の通貨と金額を伝えてお金を渡します。するとその場で手数料を引いたうえでご希望の国の通貨をもらうことができます。
日本の両替ショップで行う場合は、日本語でやりとりができますので何の心配もありません。係員の方も親切です。
海外の空港で両替する場合
海外の空港で両替する場合は、到着ロビーのどこかしらに必ず両替ショップがあります。
両替ショップはだいたいどこもこんな感じで「EXCHANGE」（日本語で両替の意味）と書いていますのでEXCHANGEショップにいきましょう。
海外で両替する場合も全く心配は無用です。会話はほぼ発生しないので、自分が両替したい分だけお金を渡せば勝手に現地の通貨に両替してくれます。
お金を出しても反応がなければ「イクスチェンジプリーズ」と言いましょう。これで両替をしてくれるはずです。
両替が終わったらレシート的なものと一緒に現地の通貨を渡されますので、きちんと記載通りのお金があるか確認しましょう。
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両替は最小限にしましょう
ここまで両替する場合にどこで両替するのがお得なのかというお話をしてきましたが、海外旅行に行く場合は現金は最小限にして両替する金額もなるべく少なくしましょう。
というのも、海外旅行に行く場合は現金の利用が最も損をするからです。
海外でお金を払う方法は現金以外にもクレジットカードという方法があります。クレジットカードというとなんとなく高いというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、海外ではクレジットカードを活用するのがとてもお得です。
両替手数料だけを考えても、現金の場合はどれだけ安くても３％くらい取られますが、クレジットカードで払えば1.5%くらいの手数料しかかかりません。
その他にもクレジットカードを使う方が、保険や安全性、便利さなどを考えても何かとお得です。詳しくは下記の記事でご説明しています。
現金はどれくらい持っていけばいい？
では実際に海外旅行に行く場合はどれくらい現金を持っていけばいいのでしょうか？これは、渡航先の国の物価や滞在期間にもよりますが、おおよそ2万〜3万あれば十分かとおもいます。
日本の場合、飲食店などでクレジットカードが使えない場合も多々ありますが、海外では日本よりもクレジットカードを使える店が多いです。
そのため現金が必要になるのは、チップやホテルでのデポジットなど本当に限られた場合になります。そのため現金は極力少ない金額で大丈夫です。
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両替所で両替するよりももっとお得な方法
ここまで両替についてお話ししてきましたが、実は海外の現金を手に入れる方法として、「日本円を両替する」ことよりももっとお得な方法があります。
それはクレジットカードのキャッシング機能を使うことです。
これも先ほど紹介した「えっ!?持っていかないつもり？海外旅行にクレジットカードが必要な5つの理由」の記事の中で紹介していますが、クレジットカードのキャッシング機能を使って海外のATMで現金を引き出せば、両替するよりもお得に現金を手に入れることが可能です。
だから、両替で3%以上の手数料を取られるよりお得なんだ。
もし海外でキャッシング機能を使う場合は、街中の至るとろこにこういった機械がありますので、そこにカードを入れて暗証番号を入れると現地の通貨を引き出すことができます。
まとめ
今回は海外旅行に行く際にどこで両替するのがお得なのかということについてお伝えしました。結論としては「アメリカ・ヨーロッパ・イギリス」以外の国の場合は現地での両替がお得になります。
とはいえ、記事中でも記載しましたが海外旅行に行く際は現金は極力少なめにしてクレジットカードを中心に支払いをしたほうが何かとお得です。
まだクレジットカード持ってないよという方も、クレジットカードは最短2~3日で作成可能ですので検討してみてはいかがでしょうか。
海外旅行に不安のある方は「はじめての海外旅行に行く人のための全手順！準備物？両替は？必要な手続きは？」という記事を参考にしてみてください。海外旅行に行くまでの全手順を掲載しています。
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