海外リゾートと言えば、ハワイやグアム、バリ島などがパッと思いつくかもしれませんが、実はメキシコには世界中のセレブが集まる超有名なリゾートがあります。
それがメキシコ・カンクンです。
この記事では2018年にカンクンに行ったYUKIさんにカンクンの旅行記を書いていただいたので、ぜひその魅力を感じてください!
旅程は、中米の中でも行きたかった二ヵ国。キューバ7日間、カンクン4日間。中米の観光地やリゾートを巡ってきました!(今回はカンクンに絞ってお伝えしますね)
もくじ
私がカンクンを旅行先に選んだ理由
元々「カンクンがアツイ!」という話は旅好きの間では有名だったので、行きたい気持ちはずっとありました。
ただいざメキシコを旅したいと思ったときに、日程的に「メキシコシティ」か「カンクン」どちらか一つの都市しか行けない…ということで、二択で悩むことに。
悩んだ結果、気になる観光スポットが多い「カンクン」 に行くことにしました!
カンクンってこんなところ
カンクンはメキシコにあるリゾートで、約20kmの細長い地形を生かして開発された南米有数のリゾート地です。
海が綺麗なのはもちろんですが、ショッピングやグルメ、洗練されたリゾートなど様々な楽しみ方ができるのが人気の秘密です。
そんなカンクンについてもう少し深堀って基本情報を解説しますね♩
カンクンまでの行き方▶︎時間かかります!
現在日本からの直行便はありません。乗り継ぎが最低1回は必要になります。
乗り継ぎ地はメキシコシティ経由、アメリカ経由(ロサンゼルス、ダラス)、カナダ経由(トロント)の3ヵ国。日本から行く場合はメキシコシティでの乗り換え が一番所要時間が短いのでおすすめです。
といっても東京(成田または羽田空港)からはおよそ15時間。乗り継ぎ地によっては30時間くらいかかるのできをつけてくださいね。。。笑
治安ってどうなの?
メキシコって治安悪いイメージが強いと思います。
しかし実際行ってみると、リゾートエリアは観光客がほとんどなので、治安はかなりよかった印象です。
というのもカンクンは観光客からの収入で成り立っているので、治安が悪くなって観光客が減ってしまうと困ってしまうんですね。
実際に私が滞在している間も、身の危険を感じることは一度もなかったです。しかしこれはあくまでリゾートエリアの話。ダウンタウン の方は、地元っぽい雰囲気で少しゴミゴミとした印象なので行かないほうが安全です。
カンクンのホテルはオールインクルーシブで!
カンクンのリゾートエリアには豪華なリゾートホテルが並びます。どのホテルも素敵ですが、おすすめは「オールインクルーシブ」のホテルに泊まること。
オールインクルーシブとは、旅行代金にホテル施設内の食事やドリンク、マリンアクティビティ代がほとんど含まれいるプランのことです。
オールインクルーシブであれば、バーのドリンクやディナーなども気兼ねなく利用できますが、そうでない場合は全てがリゾート価格なので、パスタ1つ3,4千円といったこともありえます。
裕福な方であればそれでも良いかもしれませんが、できるならばお金のことは気にせず楽しみたい ですよね。ですので個人的には断然オールインクルーシブをおすすめします!
カンクンてどんな観光スポットがあるの?
カンクンはビーチリゾートなのでもちろんビーチが最も有名な観光地なのですが、実はそれ以外にもたくさんの観光スポットがあるのが人気の秘密。
例えばメキシコと言えば「セノーテ」という陥没した穴に地下水が溜まった天然の井戸が有名で、カンクンにもセノーテがいくつか有名なのがあります。
一番人気「グラン・セノーテ」
水の透明度がとても高く、かなり深い底までもくっきりと見え、泳ぐことも可能。この後旅行記のところで出てきますが、ツアーで行くことができるのでぜひおすすめしたいスポットです。
「セノーテ・イキル」
ここは飛び込み台がある珍しいセノーテです。私が行った時も、大勢の人が飛び込みを楽しんでいて、常に誰かが飛び込み待ちをしていました。
このセノーテは、巨大な井戸のような形をしていて、周りの壁からは木の根が垂れ下がり、何とも言えない神秘的な空気 が漂います。
他のセノーテに負けないくらい透明度も高いので、観光客からも大人気のセノーテなんです!
マリンスポーツもおすすめ
カンクンの離島でマリンスポーツをするのもおすすめ。カンクンの南にあるプラヤ・デル・カルメンからフェリーで40分ほど行くとコスメル島という離島があります。(※リンクはインスタです)
ここは、ダイバーの憧れと言われており、カリブ海有数のダイビングスポット があることでも知られています。
食べ物もめちゃくちゃ美味しい!
メキシコ料理めっちゃ美味しいです。
メキシコ料理は日本人の口に合うんです!
タコス、セビーチェ、ワカモーレ、トルティーヤ…
どの料理も本当に美味しいですが、タコスは屋台やレストランなどどこでも食べられるので、いろんなタコスを食べ比べするのもおすすめ です。
それぞれのお店の味が違うので、食べ飽きることもないですよ。
コミュニケーションもなんとかなる!
メキシコ人は陽気な性格で親日なので、積極的にコミュニケーションをとってきます。ニコニコしながら話しかけてくれたり、いい意味で適当。
日本とは違う陽気さと適当さを感じられるので、価値観が刺激されました。
また、リゾートエリアでは、基本的な英語はほとんど通じます 。しかしメキシコは公用語がスペイン語なので、スペイン語なまりが強く、聞き取りにくい場合はあるかもしれません。
3泊4日カンクン旅行記
それではここから実際の行動を遡りながら私たちの旅行記をお伝えできればと思います!
Day1
メロディマーカーカンクン(オールインクルーシブ)に宿泊。
ホテルステイを丸一日堪能しました。敷地内には、プールやプライベートビーチがあるので部屋からすぐ行くことができます。
プールサイドにはバーカウンターがあり、頼むと好きなカクテルやスムージーを作ってくれるんです!
ここで飲んだマンゴースムージーの味が、今でも忘れられないほどおいしかったんですよね…
ビーチベッドに寝転んでのんびりしたり、日焼けを楽しんだり、楽しみ方はいっぱいあります。暑くなってきたらプールにも入れます。
プールの水温はちょっと低めでした。私たちが宿泊した日はちょっと肌寒かったので、プールには入りませんでした。
夜ごはんはホテルのレストランでビュッフェ。
レストランもいくつかあるので、ランチとディナーで違うご飯が楽しめる んです!
こんな流れで、1日ホテルを楽しみました。
Day2
セノーテは絶対に行きたい!!
ということで、セノーテを巡るツアーに参加することに。「グラン・セノーテ」「セノーテ・イキル」2つのセノーテを1日で周るツアーに参加(私たちは日本人のガイドさんがいるツアーにしました)。
※ツアーはオプショナルツアーの大手ベルトラ というサイトで予約しました!
セノーテでは泳ぐ気満々だったので水着を下に着て参加しました。
グラン・セノーテ
グラン・セノーテはとにかく透明度が高くて水が綺麗 。
淡水なので海より体が沈みやすいということで、ライフジャケットを着て泳ぎました。(ツアー会社で貸してもらえました)
シュノーケルもできるので、セノーテを存分に楽しんできました!
セノーテ・イキル
ここは、実はインスタグラムで見たときから気になっていたんです。
井戸のような形のセノーテの壁からは木の根が垂れ下がっているのがなんとも神秘的…
写真映えするので、泳いだ後は写真撮影するのもおすすめです。
飛び込みしている人がいっぱいいましたが、2、3メートル以上高さがあったので、飛び込みが苦手な私は挑戦しませんでした。友達は元気いっぱい飛び込みを楽しんでいましたけど…
この日のツアーはこれで終了。セノーテを2つも巡れられて、もう大満足でした。
Day3
遺跡とか、文明とかに目がない私。
マヤ文明に興味があったので、マヤ後期の遺跡「チチェン・イッツァ遺跡」に行ってみました。この日も、日本人ガイドさんのいるツアーに参加したんですが、これが大正解。
遺跡とかって、ただ見て周るだけよりも、やっぱり観光しながら歴史を説明してもらえたほうが理解が深まるし、楽しいんですよね。
チチェン・イッツァ遺跡は広いので、見ごたえ抜群 でした。
ただ、日差しが強いので日焼けに注意。帽子とサングラスで日焼け対策は必須です。
ピンクレイクもおすすめ!
そして、次に向かったのは、「ピンクレイク」。
ピンクレイクはガイドブックで見つけたんですが、その名の通り、「ピンク色の池」のことです。
ここは人工的につくられた塩田で、水面がピンク色に見えるのは、赤い色素をもったプランクトンが大量に生息しているからなんです。
かといって、本当にピンク色なの?って半信半疑で行った私たち。
実際に行ってみると、本当にきれいなピンク色 でした。
晴れているときは、青空も水面に映ってこれがまた綺麗!!
何とも不思議な景色でした。
Day4
あっという間に帰国日です。帰る前に、どうしても行っておきたかった場所があったので行ってきました!
インスタで見つけた「CANCUN」のオブジェ。
ここもかなり有名な観光スポットで、行ってみると写真撮影待ちで長蛇の列。
この日は結構人が多かったので、待ち時間も長かったです。
しかも、私たちが現地に着いた時にはもう日の入り前で、みんなが急いで写真を撮るのでかなり忙しい写真撮影になりました。
もしここでいい写真を撮りたいなら、午前中~昼頃がおすすめ です!
行ってみて分かった、カンクンの魅力と注意点
実際カンクンに行ってみた感想を一言でいうと、「最高。想像していたより100倍よかった…」
メキシコ人の人柄も陽気で楽しいし、治安もいい、ご飯も美味しい。
観光地もたくさんあって、飽きる事なく楽しめました!ツアーを利用すれば、3泊4日でも十分楽しめましたよ 。
注意点は、日本との時差が大きいこと。
14時間も時差があるので、飛行機で寝たり、初日で体内時計をメキシコ時間に合わせたりしないと時差ボケになってしまうので気を付けましょう。
旅費はそれなりにかかる!
カンクンの旅費の目安は以下の通りです。
場所的に、地球の反対側なのでそれなりに航空券代がかかるのと、ビーチリゾートなのでホテルの価格によって旅費が大きく変わってくるかなと思います!
約20万円前後かかりましたので参考にしてみてください!(ただ価格に見合った魅力はあると思います)
カンクンはこんな人におすすめ
実際に行ってみてカンクンは下記のような人におすすめだと思いました!
・ビーチリゾートが好きな人
・リゾートだけじゃなく、観光地巡りも楽しみたい人
・ハネムーン
・遺跡巡りが好きな人
・マリンスポーツを楽しみたい人
例えばビーチリゾートで人気のモルディブの場合は、1つの島にずーっと滞在することになるので、遺跡めぐりなどはできません。
一方でカンクンは色々な楽しみ方ができるので、ビーチリゾートに興味があるけど、ビーチだけだと飽きちゃうなあという方に特におすすめ できるかなと思います。
カリブ海は本当に美しいですし、日本から遠い分、違う世界観や価値観を経験できるので刺激的な旅になること間違いないです。
是非一度カンクンに行ってみてください!
新婚旅行の行き先にもカンクンをおすすめ
カンクンは新婚旅行先にもおすすめです。新婚旅行先にカンクンを選ぶ方は多くはありませんが、だからこそ他の人とは違った新婚旅行を過ごせるはずです。
旅行会社でもハネムーンプランが用意されているので、ぜひ検討してみてください。