韓国旅行に行くにあたり、WiFiをレンタルしようと思っている方も多いかと思います。韓国は格安のフリーWiFiが発達していて、自分でWiFiを持っていく必要はないという情報も散見されます。
しかし実際に韓国に行くと分かりますが、結局のところ自分で自由に使えるWiFiがないと何かと不便な事が多いです。(特に最近はインスタでレストランなど探すと思いますので)
そのためWiFiをレンタルしていくというのは賢明なご判断かと思います。
ただ韓国で使えるWiFiレンタルというのは無数にあるため、選ぶのが難しいですよね?そこでこの記事では韓国で使えるレンタルWiFiを比較しながらおすすめのWiFiをご紹介 したいと思います。
もくじ
韓国で使えるWiFiレンタルの候補は5社
韓国で使えるレンタルWiFiというのはこまかーく調べていくと10社ほどありますが、実際に候補として上げるのは以下の5社です。
というのも他の会社は比べるほど料金やサービスがよくないためです。
今回挙げた5社というのは価格やサービス、会社の実績などで高いレベルにあり正直どれを選んでも損をすることはないWiFiです。
しかしその中でもどれがベストか?を色々と比較しながらお伝えできればと思います。
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WiFiを比較する際のポイントは「価格」「速度」「容量」の3点
さて今回5社のWiFiを比較しますが、WiFiを比較する際のポイントは価格と速度と容量の3点が最も重要な指標です。
というのも価格が安いだけで速度が遅いWiFiは使い物にならないですし、速度は早くても全然容量がないWiFiはこれまた使い物にならないからです。
※そもそも「速度」とか「容量ってなに?」という点はこの後解説します。
WiFiの価格について理解
まずWiFiの価格について解説します。WiFiの価格というのは(レンタル価格*オプション代金(任意))×日数で計算します。
例えば本体価格500円のWiFiに200円の補償オプションを付けて5日間レンタルした場合は(500+200 )×5 となりますので合計金額は3,500円ということになります。
WiFiの速度について理解
レンタルWiFiの速度は3Gという回線のものと4Gという回線の2つの回線があります。(スマホの速度でも3Gと4Gがありますよね。それと全く同じです)
3Gという回線は一般的に遅い回線となっていますが、実際にはLINEやtwitterインスタグラムなどはそれほど問題なく利用することができます。しかしYouTubeやラインのテレビ電話などを3Gで行うのは速度が遅く難しいです。
一方で4G回線であればYouTube動画であれインスタのライブ動画であれ何でも基本的に日本と同じように利用することが出来ます 。
ただし価格は3Gより4Gの方が高価になっていますのでご注意ください。※といっても最近は3G回線を提供している会社も少なくなってきています。
WiFiの容量について理解
最後のポイントはWiFiの容量です。WiFiの容量というのは簡単にいうとスマホのパケット容量と同じものです(1ヶ月○GBみたいに決まった容量があると思いますが、それと同様です)
そしてこの容量によってもWiFiの値段は変わってきます。当然ながら容量が大きいほどたくさんWiFiを使えるので値段も必然的に高くなってきます。
このWiFiをどれくらいにするか?は非常に難しい問題ですが、下記の記事 にもある通り目安としては大人2人で軽く使う感じなら500MB、たくさん使うのであれば1GBくらいは必要です。
実際の注文画面で確認
以上3つの項目は実際の注文画面で見るとさらに分かりやすいです。
これはイモトのWiFiの実際の申込画面ですが、しっかりと容量と速度の記載があります。このような感じでWiFiを選ぶ際には「価格」「速度」「容量」を見るのがポイントです。
韓国で使えるWiFiレンタル5社を徹底比較!
それではここから5社の料金を比較しておすすめのWiFiを見つけていきたいと思います。
容量 | グローバルWiFi | イモトのWiFi4G | 韓国データ | jetfi | ワイホー |
---|---|---|---|---|---|
250MB | 870円 (早割670円) | なし | なし | なし | なし |
300MB | なし | なし | なし | 500円 | 750円 |
500MB | 1,170円〜 (早割970円) | 680円 (早割540円〜 ) | なし | 580円 | 1,050円 |
1GB | 1,370円 (早割1,070円) | 1580円 (早割1280円〜) | 590円 | 1,080円 | 1,250円 |
無制限 | なし | 2080円 (早割1870円~) | なし | なし | 1,750円 |
以上のようになっていて、最もお得なコスパ最強なWiFiは「韓国データ 」か「jetfi」ということになっています。※この後この比較表をもとにおすすめ順にWiFiを特徴とともに紹介しますのでご確認ください。
韓国で使えるWiFiレンタルをおすすめ順に解説
それではここからおすすめのWiFiを順に解説します。おすすめWiFiは先ほどの表で解説した通り「韓国データ 」か「jetfi」となっております。
おすすめ1位:韓国データ
韓国データはグローバルモバイル社が提供するレンタルWiFiです。あまり聞いたことがない方が多いかと思いますが、この会社は韓国データ以外にもアロハデータやユーロデータなど地域に合わせて様々なWiFiを提供しています。
私も実際にハワイに行った際にはアロハデータをレンタルしましたが、普通に満足できるWiFiでした。
創業も14年と長きにわたりWiFiを提供している会社です。特徴は何と言ってもコスパが最強に良いこと。先ほどの料金一覧表でもお伝えしましたが、韓国データは通信容量が無制限なのに料金は他のWiFiと比べてもダントツで安い590円です。
正直韓国で利用するWiFiを検討する際に韓国データ以外を検討するのは時間の無駄と言えるほどおすすめ のWiFiです。
何かデメリットはないの?
デメリットはないわけではありません。それは受取方法です。多くのレンタルWiFi会社では、空港に窓口を設置して空港で受け取れるようになっています。
しかし韓国データは空港に専用の窓口がないため、他のWiFi会社の間借りになっていたり空港の郵便局に取りに行く必要があったりと若干不便なことです。※下記が窓口です。
また地方空港にはその窓口もないため、基本的に事前に郵送で送ってもらうという形になります。そこまでデメリットではないのですが、他のWiFi会社に比べると若干面倒なので敢えて言うならばこの点がデメリットかと思います。
しかしコスパを考えると全く問題ないほどお得ですので検討してみてください!
おすすめ2位:jetfi
2位のjetfiは株式会社MAYA SYSTEMというWiFi事業以外にも多様なIT事業者が提供しているレンタルWiFiです。
こちらもWiFi会社としての知名度はあまり高くありませんが、韓国のWiFiに関してはかなりお得な価格で利用することができます。
しかもWiFi本体は充電時間が15時間 も持つ非常に珍しいタイプのWiFiとなっていますので、充電を気にすることなく利用が可能です。
デメリットは返送料がかかること
jetfiは借りる際は空港窓口でも借りられますが、返却は自分で郵送する方法のみとなっています。その際返送料は借りた人の自己負担となります。
今回ご紹介している5社の中で、この返送料が自腹になるのはjetfiだけですのでちょっと痛いデメリットになるかと思います。
おすすめ3位:イモトのWiFi
第三位はイモトのWiFiです。このWiFiはCMも頻繁に行なっているのでご存知の方も多いかもしれません。WiFiといえばイモトのWiFiと言われるほど知名度の高いWiFiです。
もちろんサービス内容も良く、安心して利用することが出来ます。
また、通常料金は今回の5社の中では真ん中の3位ですが、イモトのWiFiは頻繁にキャンペーンを行なっています ので、実際にはこの価格よりも安い場合があるので一見の価値はあるかと思います。
おすすめ4位:ワイホー
4位はワイホーです。ワイホーも有名な会社で長年WiFiを提供しており、国によっては最安価格を提供している場合もありますが、韓国に関しては高めの設定となっています。
ただワイホーは出発の30分前までネット申込可能な直前申込制度 がありますので、直前になってWiFiの必要性に気づいた場合にはワイホーを確認してみてください。
おすすめ5位:グローバルWiFi
韓国でのWiFiレンタルに関しておすすめできないのがグローバルWiFiです。この会社はWiFiレンタル業界ではナンバー1とも言える企業ですが、韓国のWiFiに関してはお得さが皆無です。
サービスの質はかなり良いのですが、韓国旅行では選択肢に入れる必要はない かと思われます。
韓国旅行には変換プラグを持って行こう
WiFiやスマホの充電などをする際に、電源を使用するかと思います。しかし、海外ではほとんどの場合日本の充電器をそのまま使うことはできません。
韓国で日本の充電器を使う際にも諸外国と同様にそのまま使うことはできません。そのため、韓国旅行に行く際には「変換プラグ」というものを持っていく必要があります。
はい、海外のコンセントのタイプには色々あります。そのため、渡航先の国のコンセントのタイプに合った変換プラグを持っていく必要があります。
韓国では「SE」タイプが主流とされています。そのため、SEタイプの変換プラグを持っていけばまず間違いありません。
Amazonで500円くらいで売っています。画像をクリックで一番安そうな変換プラグに飛べるようにしていますので、探すのが面倒な方はみてみてください!
また変換プラグについては下の記事で詳しくご説明していますのでもっと詳しく知りたい方はご覧になってください。
WiFiレンタル会社によってはレンタルしてくれるところも
ちなみにこの変換プラグですが、WiFiのレンタル会社によってはオプションという形で変換プラグをつけてくれるところもあります。
例えばおすすめ2位のjetfiでは下記のようなマルチ変換プラグを1日あたり50円 でレンタルすることが可能です。普通に購入すると1,000円以上する製品ですのでこれを借りられると非常に便利です。
1位の韓国データではレンタル制度がなかったため必要な方は2位のjetfiも検討してみてください。
韓国でもっと安くWiFiを使う方法は?
今回はここまで、海外WiFiレンタルを利用することを前提としていろいろとご紹介してきましたが、「WiFiってちょっと高いな〜」と思っている方もいるのではないでしょうか?
そんな方にはとっておきの方法があります。
コンビニで買えるプリペイド式WiFiアクセス権
実は韓国にはolleh wifi(現在はKTWiFi)という共用のパブリックなWiFiが街の至る所で飛んでいます。
共用のWiFiというと分かりにくいかもしれませんが、日本でも駅などではWiFiがありますよね。
そういったWiFiが街の至る所に飛んでいて、コンビニなどで売っているプリペイド式のアクセス権を買えばその共用WiFiを利用することができるというものなのです。
もちろん、ホテルやカフェなどではフリーWiFiと呼ばれる無料で使えるWiFiもあるのですが、それとは別にもう少し利便性の良いWiFiがあるのです。
このようなカードが韓国内の全国のコンビニに売っていて、そこに書かれてあるPINコード(パスワード的なもの)をWiFiが飛んでいるところで入力すればWiFiにつなぐことができます。
詳しくはHPに書かれていますのでご興味のある方はみてみてください。値段は1日あたり3300ウォンとなっており日本円で300円ほどなので、WiFiレンタルをするよりも安い金額となっています。
たしかに、このWiFiは非常に便利でなおかつ安いのでお得なのですが「共用」のWiFiなので、赤の他人も同じ回線にアクセスすることができます。
その場合、もし悪い人がいると「暗証番号や個人情報を抜かれてしまう」というリスクがあります。
また、全国各地にWiFi網はあるもののあくまで共用のWiFiなのでどこでも絶対につながるかというとそういう保証はできませんし、速度もレンタルWiFiよりも遅くなります。
ですので、WiFiはほとんど使う予定はないけど「ちょっと使いたいな」くらいで考えている方には最適な方法かと思います。
モバイルバッテリーは持っていきたい
もし海外WiFiをレンタルするのであれば、モバイルバッテリーは持っておいたほうがいいかと思います。というのも、WiFi自体の充電が持つのがだいたい4〜5時間だからです。
もちろん、常時電源をONにしていなければ1日くらいモチますが、ずっと使用しているのであればどこかのタイミングで電池が切れてしまう可能性があります。
せっかく持っているWiFiも電池がなくなれば使い物にならないので、電池切れが心配という方はモバイルバッテリーを持っていく事をオススメいたします。
韓国のおすすめWiFiまとめ
今回は、韓国で使う海外WiFiのおすすめについてお伝えさせていただきました。
韓国は比較的WiFiの発達している国ですが、利便性やセキュリティなどを考えると海外WiFiを持って行くのがいいと判断される方のほうが多いのではないかと思います。
海外WiFiレンタルは、国によって一番安いレンタル会社が異なる場合が多いです。韓国に関しては韓国データが最もお得であるという事がわかりましたので、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。