海外旅行先でもヘアアイロンって当然使えるよね?
そう思っている方も多いかと思いますが、実は海外旅行で日本のヘアアイロンが使えるかどうかはいくつかの条件によって変わってきます!
そこでこの記事では、日本のヘアアイロンをそのまま使うため のチェックポイントを紹介しつつ、機内持ち込みの際の注意点も合わせてお伝えしたいと思います。
もくじ
日本のヘアアイロンを持って行ってそのまま使うには「電圧」と「コンセントの形」がポイント
多くの方は、日本で使っているヘアアイロンをそのまま持って行って使う予定だと思いますが、海外で日本のヘアアイロンを使うためには「海外電圧対応のアイロンか」と「コンセントの形」の2つチェックが必要です。
チェック①海外電圧対応のアイロンか?
電圧とは○○V(ボルト)といった表記で表される、電気の強さみたいなイメージです。この電圧、日本では全国どこでも100Vとなっていますが、世界では国ごとに異なり、日本の電圧と同じ国はありません。
日本の電化製品には、「日本の電圧だけに対応した電化製品」と「海外の電圧にも対応した電化製品」があり、まずここのチェックが必要です。※ただしほとんどの場合、ヘアアイロンは日本の電圧にのみ対応したものになっているかと思います。
海外対応のアイロンかをチェックする方法
海外対応かどうかチェックするには下の画像のように、ヘアアイロンの取っ手のあたりにある電圧などの表記を見る必要があります。
ここに「単相100-230VAC」と表記があれば海外対応 です。もしくは下の画像のように電圧の切り替えボタンがある場合も、海外対応となります。
海外対応ではない場合、レンタルがおすすめ
恐らく多くのヘアアイロンは海外対応ではありません。そのためどうしてもヘアアイロンが必要な方は「レンタル」することをおすすめします。
私の妻も実際にモルディブに行く際にヘアアイロンをレンタルしたのですが、2週間くらい借りて1,000円程度 というかなり安い金額でレンタルすることができました。
海外用に新調すると数千円はするので、間違いなくレンタルするのが賢い選択だと思います。
ちなみに私はアールワイレンタル というサイトでレンタルしました。スーツケースレンタルのサイトですが、ヘアアイロンの他にもドライヤーなどもレンタルでき、非常に便利です。
チェック②コンセントの形が合っているか?
海外でヘアアイロンを使う際のもう1つのポイントはコンセントの形です。(これは海外対応のヘアアイロンでも同様)
というのもコンセントの形というのは国によって異なり、形が合わなければ電源を入れることができないからです。下の画像の通り、日本はAタイプ のコンセントですが、世界には様々なタイプのコンセントがあります。
各国のコンセントのタイプに関してはこちらに詳しく掲載されていますので、旅行先の国が「Aタイプ」のコンセントかどうかご確認ください。
旅行先がAタイプのコンセントではない場合は、レンタルか購入するかで「変換プラグ」というものを用意する必要があります。
価格はかなり安いのでレンタルでも購入でもどちらでも大丈夫だと思います(先ほど紹介したアールワイレンタルというサイトでもアイロンと一緒にレンタル可能です)。
ヘアアイロンを飛行機で海外に持っていく時の注意点
海外旅行にヘアアイロンを持っていくことは可能ですが、飛行機に乗る際にはアイロンのタイプによって対応が異なるので注意が必要です。
いつも何気なく使っているヘアアイロンですが、ガス式 / コンセント式 / 充電式の3つのタイプに分けられます。それぞれのタイプごとに規則がありますので、自分のアイロンタイプを把握したうえで確認ください。
①ガス式アイロン
ガス式アイロンとは、本体に専用のガスカートリッジを入れて使うタイプのアイロンです。コードレスなので使い勝手もよくコンセントも必要としないため、外出先で便利です。
持ち込みについては、炭化水素ガスが充填されたものは、お一人様1個のみ機内持ち込み・お預けともに可能です。ただし、髪を当てるアイロン部分である熱源に安全カバー が取り付けてあることが条件です。
また、補充用のガスカートリッジは機内持ち込み、お預けともに不可となっていますので、ご注意ください。
②コンセント式アイロン
ヘアアイロンの中でも、コンセント式アイロンが1番人気です。コンセントに挿して好みの温度に設定して使います。種類も豊富でコンセントがあればすぐ使えるのが人気の理由ですね。
持ち込みについては、機内持ち込み、お預けともに可能 で個数制限はありません。
③充電式(コードレス)アイロン
充電式ヘアアイロンには、乾電池式と充電式の2種類あります。
乾電池式には電池を入れて使用します。充電式は、ACアダプタもしくはUSBを使って充電して使います。どちらもコードレスヘアアイロンです。
コードレスアイロンは、電池が取り外し可能なものは預け荷物も機内持ち込みもOKですが、取り外せないものは預け荷物も機内持ち込みもNGです。
取り外したリチウムイオン電池は機内持ち込みのみ
なおリチウム電池を使用している場合、取り外したリチウムイオン電池は機内持ち込みのみ 認められていますのでご注意ください。
その他機内持ち込みの注意点
国際線の機内持ち込み荷物は基本的に国内線よりも厳しくなっています。下記の記事で化粧品の持ち込みについて記載していますので、ぜひ合わせてご確認ください。
詳しくは航空会社のサイトで
その他機内持ち込み荷物や預け荷物の規定に関しては航空会社のホームページを見るのが確実です。ANAのサイトにはかなり細かく掲載されていますので、気になる荷物がある場合はご確認ください。
海外旅行のヘアアイロンに関するまとめ
以上、海外旅行でヘアアイロンを使う際の注意点と機内持ち込みに関してお伝えしました。
ご覧いただいた通り、海外でヘアアイロンを使うためには海外対応のヘアアイロン を用意する必要があります。スーツケースなどと一緒に借りると便利ですのでぜひ検討してみてください。
また機内持ち込みに関しては、ガス式や充電式は若干注意が必要ですが、最も一般的なコードタイプのものは特に注意が必要ないので安心してご利用ください。
当サイトではこの他にも海外旅行に関する様々な記事を用意していますので、ぜひご覧ください。
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