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ANAラウンジの利用条件|国際線国内線ともに利用方法をお伝えします

※本記事にはプロモーションが含まれています。

ANAラウンジの利用条件を理解するにあたり、まず以下2つの事を前提として認識しておく必要があります。

<ANAラウンジの利用条件を理解するために>
・国際線と国内線で条件が異なる
・ANAラウンジには1つ上のanaスイートラウンジがある

パンだ
ANAスイートラウンジというのは後で説明するけど、ANAラウンジをより高級にした本当にVIPの人だけが入れるANAのラウンジです。国内にはそもそも4つの空港にしか設置されていないので、一度は利用してみたいラウンジとして有名です。
この記事ではこの2つの前提条件を念頭に置きつつ①国内線ANAラウンジ利用条件②国際線ANAラウンジ利用条件③ANAスイートラウンジ利用条件の順にご説明していきます。

今回ご説明するのは以下の3つの順番です
国内線ANAラウンジ利用条件
国際線ANAラウンジ利用条件
ANAスイートラウンジ利用条件
 
 
 
 
 
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国内線ANAラウンジの利用条件は8通り

ここでは国内線ANAラウンジの利用条件をお伝えします。ANAラウンジに入る方法は大きく分けて8つあり、1つ1つ説明していると混乱されるかと思いますので、まずは一覧表にてざくっとどんな利用条件なのか見ていただこうと思います。

利用条件詳細
ANAプレミアムメンバーダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ、一般の4階級からなるメンバー資格でブロンズ以上が対象
ANAミリオンマイラーで「Lounge Access Card」を所有200万マイル以上で「Lounge Access Card」を取得可能
プレミアムクラスを利用国内線の最上級シート
ANAカードプレミアムを所有ANA JCBカード プレミアム
・ANA VISAプラチナプレミアムカード
・ANA アメリカン エキスプレス プレミアム カード
・ANA ダイナースプレミアムカードのいずれか
スターアライアンスゴールドメンバーANAプレミアメンバーまたはスーパーフライヤーズカード所有者のみがなれる。
スーパーフライヤーズカードを所有ANAプレミアムメンバーのみが申し込めるカード
ANA SUITE LOUNGE利用券を使うANAダイヤモンド会員のみが貰える利用券だが、メルカリなどで購入可能
「ANA MY CHIOCE」を利用3,000円を払えば羽田空港のANAラウンジを利用可能

この8つの条件が国内線のANAラウンジの利用条件となります。とはいえ、こんなにざっくりの説明では分かりづらいので1つ1つ説明していきたいと思いますが、結論を先に言うと国内線のANAラウンジをとりあえず1度利用してみたいのであれば3,000円を支払って羽田空港のANAラウンジを利用するのが最もお得 に利用する事ができます。

そして1回の利用ではなく継続的に利用していきたいのであればANAプレミアムカードを所有するのが最も現実的なところです。

ちなみに国内線でANAラウンジがあるのは以下の空港となっています。

国内線ANAラウンジ設置空港
田、新千歳、仙台、小松、伊丹、関西、岡山、広島、松山、福岡、熊本、鹿児島、那覇空港、成田空港「ANA ARRIVAL LOUNGE」名古屋(中部)空港「セントレア エアライン ラウンジ」宮崎空港「ラウンジ大淀」の共用待合室

 

利用条件1:ANAプレミアムメンバーになる

ANAプレミアムメンバーとは、毎年1月から12月に獲得したプレミアムポイントの数に応じて翌年度のステイタスが決定し、4月から1年間にわたって「プレミアムメンバーサービス」を受ける事ができるANAのメンバーサービスです。

詳しく見る

プレミアムポイントとは、お客様が1年間にご利用いただいたANAグループ運航便や、スター アライアンス加盟航空会社ご搭乗分について、マイルとは別に積算されるポイントです。毎年1月~12月に獲得されたプレミアムポイント数に応じて、翌年度のプレミアムメンバーのステイタスが決まり、ステイタスごとのサービスをご利用いただけます。

パンだ
要するに過去1年間にどれだけANAを利用してくれたかで会員ランクが決まるものだよ♪

計算方法は複雑なのですが、ANAのHPに計算シミュレーションをする事のできるページがありますので、そこを利用して何をどれくらい利用したらポイントが貯まるのかを確認する事ができます。→プレミアムポイントシミュレーションのページへ

ANAラウンジに入れる最低ランクのブロンズになるために必要なプレミアムポイントは30,000ポイント

計算方法はいったんおいておいて、そもそもこのプレミアムポイントをどれだけ貯めれば良いかと言うと、最低ランクのブロンズでも1年間で30,000ポイント のポイントを貯める必要があります。

これがどれくらいの数値かというと下の画像で計算しましたが、羽田ー伊丹間のフライト1回で貯まるプレミアムポイントがだいたい1,000ポイントですので往復2,000ポイントだとしても年間に15往復 は行う必要があります。

もちろんこれは区間が伸びれば伸びるほどポイントも多くなりますが、出張の多いビジネスマンの方や海外によく行かれる方などでないと1年間で30,000ポイントというのはそれなりに厳しい数値なのかなと考えられます。

プレミアムポイントの確認はANAマイレージ会員ページで

自分が今どれくらいのプレミアムポイントを持っているかを確認するためには、ANAマイレージクラブ(AMC)の会員ページ(マイル口座残高照会など)に行って確認する必要があります。

そのため、そもそもANAマイレージクラブ会員になっていることは前提条件ですのでお気を付けください。会員になっていないと、その人がどのくらい乗ってくれたか分からないので当然ですね。

ちなみにマイルは飛行機に乗る以外の方法でもショッピングなどにANAカードなどで支払いをすれば貯めることができますが、プレミアムポイントは飛行機に乗る以外に貯める方法はない ので、よりいっそう会員取得が難しいです。

しかも、一度会員になれたとしても一年間しか会員ステータスは活用できないためANAラウンジを利用するために頑張ってプレミアムポイントを貯めるというのは非常に非効率で現実的ではないかなと思います。

パンだ
ちなみにですが、ANAのプレミアム会員でダイヤモンドまたはプラチナになると羽田空港やセントレアなどに設置されているスターアライアンスラウンジも利用する事ができます。スターアライアンスラウンジは国内外に100箇所以上に存在するステータス制の非常に高いラウンジです。もし仮にプレミアム会員を目指すのであればプラチナ以上を目指すのが賢いやり方です。

参考リンク:ANA公式ホームページ

 
 
 
 
 
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利用条件2:ANAミリオンマイラーになる

2つめの利用条件はANAミリオンマイラープログラムで200万マイル以上をためて「Lounge Access Card」というANAラウンジ利用し放題カードをゲットすることです。

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先ほどのプレミアム会員は過去1年間の搭乗実績に応じて会員ランクが変わるものでしたが、このミリオンマイラープログラムは、ANAマイレージ会員に入会から現在までの積算のマイル数 でランクが決まるものであるため、長年使っていく人にとっては非常にお得なサービスです。

ただし、ミリオンマイラーになり200万マイルを貯めるにはハードルが高すぎます。

例えば先ほどプレミアムポイントを計算するときに羽田ー伊丹間でマイルを算出すると308マイルでした。仮にフライトだけでこのミリオンマイラーになろうと思うと2,000,000÷308=6,000回以上のフライトが必要 になります。

これはもう訳がわからないですよね。もちろんマイルはフライトのみならずあの手この手を駆使して貯めることができるので実際のミリオンマイラーでもこんなに乗っている人はいないはずですが、単純にANAラウンジを利用したいというだけの願望であれば、ミリオンマイラーになるというのは最初から考えないほうが幸せだと思います。

参考:ANA公式ホームページ

 

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利用条件3:プレミアムクラスを利用

3つめの条件は飛行機に乗る際に一般座席ではなくプレミアムシートと呼ばれる、国内線のファーストクラスに乗ることです。

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このプレミアムシートへは一般席に+9,000円の価格で普通に購入することができます。一般席に比べ9,000円も割高なので、「ありえない」と思う方もいるかもしれませんが、プレミアムクラスは単純にANAラウンジが使えるだけではなく様々な優待サービスがある ためそんなに割高の航空券でもありません。

プレイアムクラスとは・・・

限られた方のみが入れるラウンジ、ゆったりとしたシート、専属客室乗務員のサービス、季節ごとに代わる特別な機内食など、ANAだからできるクオリティの高いサービス。
忙しい時間だからこそ、有意義な時間を過ごしたいビジネスマンへ。
せっかくの記念日、贅沢な時間を過ごしたいご夫婦へ。

ということで、プレミアムクラスというのは搭乗手続きの際にプレミアムクラス専用のカウンターがあったり、座席も国際線のビジネスクラス並の座席であったり、国内線なのにも関わらずお弁当が付いてきたり、優先手荷物受け取りや優先搭乗など様々なところで優遇されている座席クラスです。

これらのサービスはANAプレミアムメンバーなどの会員特典にも匹敵する様々なサービスが付いています。そしてその中の1つにANAラウンジの利用ができるということになります。

そしてプレミアムクラスは高いと言えば高いですが、早割や特割なども活用できます ので2万円くらいの料金で利用する事ができます。コストパフォーマンスは非常に高いサービスと言えますので検討の価値はあるはずです。

 
 
 
 
 
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利用条件4:ANAカードプレミアムを所有

4つ目の条件はANAカード(クレジットカードですね)のプレミアムカードを所有するという事です。

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対象となるのは以下の4種のカードです。これらのカードは非常にステータスの高いカードとなるため、持てる方は限られてきますが、先に紹介したダイヤモンドメンバーやミリオンマイラーなどに比べると格段に手に入れやすいものとなっています。

逆に言うとこれらのカード以外のANAカードではANAラウンジに入ることはできない ので、ANAカードを持っているぞ!という方は注意してください。

カードの名前年会費(税込)
ANA JCBカードプレミアム 75,600円
ANAダイナースプレミアムカード 167,400円
ANA VISAプラチナ プレミアムカード 86,400円
ANAアメリカン エキスプレス プレミアム カード 162,000円

これら4種のカードは審査もかなり厳しく社会人になりたての方や学生さんなどはまず審査に通ることは難しいかと思いますが、それなりの年収とそれなりのクレジットカード利用歴がある方であれば審査を通ることも可能です。

またこれらのカードは入会時に10,000マイル付与のキャンペーンがあったり、そもそもマイルが貯まりやすかったりするため、単純にANAラウンジに入れるということ以外にもたくさんのメリットがあるため、お金に余裕のある方は手に入れてもても良いかもしれません。

 
 
 
 
 
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条件5:スターアライアンスゴールドメンバー

5つめの条件はスターアライアンスゴールドメンバーになることです。

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ただこれは、そもそもなれる条件がANAのプレミアム会員(ダイヤモンドメンバーまたはプラチナメンバー)かスーパーフライヤーズカード保持者に限られます。

プレミアム会員は最初にご説明した通り、かなりの回数のフライトが必要であり、なおかつブロンズではなくプラチナ以上の会員 に限られますのでかなり難しいです。

そしてもう1つの条件の、スーパーフライヤーズカードはこのあとご説明しますがANAのプレミアム会員(ダイヤモンド会員またはプラチナ)の人かミリオンマイラーしかそもそも申し込むことができないので、実質スターアライアンスゴールドメンバーになるのは非常に難しいです。

ちなみにスターアライアンスゴールドメンバーになれば、全世界に1,000カ所以上もある、スター アライアンス加盟航空会社のラウンジが利用可能 です。そこは、スター アライアンス・ゴールドメンバー(「ダイヤモンドサービス」メンバー、「プラチナサービス」メンバー、スーパーフライヤーズ会員)の人しかいないため、空間としてもかなり上質な空間となっています。これは一度利用してみたいですね。

 
 
 
 
 
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利用条件6:スーパーフライヤーズカードを所有

6つ目の条件はスーパーフライヤーズカードを所有していることとなります。とはいえこれも一筋縄ではゲットできない、かなりのレアカードとなります。

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スーパーフライヤーズカードは「ダイヤモンドサービス」メンバー、
または「プラチナサービス」メンバーのお客様が
お申し込みいただけるクレジットカード機能付・年会費有料のカードです。

ANAマイレージクラブカードやANAカードをお持ちの場合は、スーパーフライヤーズカードへ

お切り替えいただいたあとも、それまでお持ちのカードで貯めたマイルを、継続してお使いいただけます。

また、ANAグループ運航便のご搭乗で100万ライフタイムマイルに到達されたお客様は、
「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」のステイタスを問わず、お申し込みいただけます。

ということで、このカードはクレジットカードなのですが、ANAのプレミアム会員(ダイヤモンドメンバーまたはプラチナメンバー)の方とANAミリオンマイラー(100万マイル以上)の方だけが申し込むことができるクレジットカードです。

これを持っていれば自分、家族、同行者、全員を連れてANAラウンジを利用する事が可能です。しかもそれだけではありません。最初に紹介したプレミアム会員は1年ごとの更新制のため1度プレミアム会員になったとしても次の年に基準までいかなければ資格はなくなってしまいますが、一度でも会員になった時にこのスーパーフライヤーズに申し込んでおけば、その後プレミアム会員ではなくなったとしてもずーっとANAラウンジを利用し放題 となります。

そのため、ANAのプレミアム会員になる多くの人が同時にこのスーパーフライヤーズカードに申し込むと言われています。そのため、ANAのプレミアム会員になることの最大のメリットはスーパーフライヤーズカードに申し込むことができることと言っても過言ではありません。

 
 
 
 
 
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利用条件7:ANAスイートラウンジ利用券を使う

7つ目の条件はANAスイートラウンジ利用券を使ってANAラウンジに入る方法です。このANAスイートラウンジ利用券というのは、ANAラウンジとANAスイートラウンジ(あとで説明します)に入ることのできる利用のことです。

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この利用券はANAのプレミアム会員の最上級クラスであるダイヤモンドメンバーの人の特典の1つなのですが、実は多くの利用券がメルカリやヤフオクなどで販売されている ので、その利用券さえ手に入れてしまえば誰でもANAラウンジとANAスイートラウンジを利用する事ができるのです。

ただ実際のところ、この利用券はだいたい6,000円ほどで売られているのでANAラウンジの利用に使うのはもったいなさすぎます。そのため、次にご紹介するANAスイートラウンジを使いたい場合に利用するのが賢い使い方です。

 

利用条件8:「ANA MY CHIOCE」を利用する

8つ目の利用条件は「ANA MY CHIOCE」を利用してANAラウンジを利用する方法です。これは羽田空港のANAラウンジに限られるのですが、要するに3,100円お金を払ったらANAラウンジを利用する事ができるサービス です。

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羽田空港国内線第2ターミナルのANA LOUNGEを有料でご利用いただけます。
ラウンジ内では各種お飲物や無線LANサービスなどをご用意しています。
記念のご旅行やビジネスに、ご出発前のひとときをANA LOUNGEでおくつろぎください。

このサービスは残念ながら羽田空港のみでのサービスとなりますが、羽田空港を利用の方で一度ANAラウンジを利用してみたいという方には非常にオススメのサービスです。

利用方法

【ANAウェブサイトからの事前予約】
ご購入後予約メニュー内の「有料サービス」ボタンよりお申込みください。

【お電話での事前予約】
お問い合わせ:「ANA国内線予約・案内センター」
受付時間:06:30-22:00(年中無休)
電話番号:0570-029-222
国際電話:03-6741-8800

  • ※予約受付期間は、搭乗日2ヵ月前かつ航空券購入後~搭乗日前日18時までとなります。
  • ※混雑状況によりご利用いただけない場合がございます。
  • ※事前にご予約のお客様は、羽田空港第2ターミナル保安検査場AまたはC傍に設置されております、<購入・搭乗手続きカウンター>にお越しください。料金お支払い後、ラウンジ利用クーポンをお渡しいたします。なお、料金のお支払方法は 現金のみとさせていただきます。ラウンジ入室時、受付にてラウンジ利用クーポンをお渡しください。

以上が国内線のANAラウンジ利用条件となります。

 

国際線ANAラウンジ利用条件について

続いて国際線のANAラウンジ利用条件についてお伝えしていきます。と、その前に国際線でANAラウンジがある空港を先に挙げておきます。国際線のANAラウンジがある空港はご覧の通り限られていますので、事前にチェックしておきましょう。

国際線ANAラウンジ設置空港
羽田、成田、関空、中部

それではANAラウンジが設置されている空港が把握できましたので、次は国際線ANAラウンジの利用条件についてお伝えします。

利用条件詳細
ANAプレミアムメンバーダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ、一般の4階級からなるメンバー資格でブロンズ以上が対象
ANAミリオンマイラーで「Lounge Access Card」を所有200万マイル以上で「Lounge Access Card」を取得可能
ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスを利用いずれかのシートを利用
スターアライアンスゴールドメンバーANAプレミアメンバーまたはスーパーフライヤーズカード所有者のみがなれる。
スーパーフライヤーズカードを所有ANAプレミアムメンバーのみが申し込めるカード
ANA SUITE LOUNGE利用券を使うANAダイヤモンド会員のみが貰える利用券だが、メルカリなどで購入可能
マイルもしくはアップグレードポイントを利用
「ANA MY CHIOCE」を利用4,000円を払えば羽田空港のANAラウンジを利用可能
パンだ
ご覧頂いた通りほとんどのところで国内線のANAラウンジ利用条件と同じです。ただ、細かなところで多少異なりますのでこのあと詳しくご説明しますね♪

利用条件1:ANAプレミアムメンバーになる

国内線と同じく利用条件の1つめはANAのプレミアム会員になることです。ここは国内線の場合と全く同じですので、国内線の内容を読まれた方は飛ばしてください。1つ注意点 としては、プレミアムメンバーすべてがANAラウンジには入ることはできますが、スイートラウンジやスターアライアンスラウンジなどはブロンズでは入れなかったりすることです。

ダイヤモンドメンバー
プラチナメンバー
ブロンズメンバー
詳しく見る

ANAプレミアムメンバーとは、毎年1月から12月に獲得したプレミアムポイントの数に応じて翌年度のステイタスが決定し、4月から1年間にわたって「プレミアムメンバーサービス」を受ける事ができるANAのメンバーサービスです。

詳しく見る

プレミアムポイントとは、お客様が1年間にご利用いただいたANAグループ運航便や、スター アライアンス加盟航空会社ご搭乗分について、マイルとは別に積算されるポイントです。毎年1月~12月に獲得されたプレミアムポイント数に応じて、翌年度のプレミアムメンバーのステイタスが決まり、ステイタスごとのサービスをご利用いただけます。

パンだ
要するに過去1年間にどれだけANAを利用してくれたかで会員ランクが決まるものだよ♪

計算方法は複雑なのですが、ANAのHPに計算シミュレーションをする事のできるページがありますので、そこを利用して何をどれくらい利用したらポイントが貯まるのかを確認する事ができます。→プレミアムポイントシミュレーションのページへ

ANAラウンジに入れる最低ランクのブロンズになるために必要なプレミアムポイントは30,000ポイント

計算方法はいったんおいておいて、そもそもこのプレミアムポイントをどれだけ貯めれば良いかと言うと、最低ランクのブロンズでも1年間で30,000ポイント のポイントを貯める必要があります。

これがどれくらいの数値かというと下の画像で計算しましたが、羽田ー伊丹間のフライト1回で貯まるプレミアムポイントがだいたい1,000ポイントですので往復2,000ポイントだとしても年間に15往復 は行う必要があります。

もちろんこれは区間が伸びれば伸びるほどポイントも多くなりますが、出張の多いビジネスマンの方や海外によく行かれる方などでないと1年間で30,000ポイントというのはそれなりに厳しい数値なのかなと考えられます。

プレミアムポイントの確認はANAマイレージ会員ページで

自分が今どれくらいのプレミアムポイントを持っているかを確認するためには、ANAマイレージクラブ(AMC)の会員ページ(マイル口座残高照会など)に行って確認する必要があります。

そのため、そもそもANAマイレージクラブ会員になっていることは前提条件ですのでお気を付けください。会員になっていないと、その人がどのくらい乗ってくれたか分からないので当然ですね。

ちなみにマイルは飛行機に乗る以外の方法でもショッピングなどにANAカードなどで支払いをすれば貯めることができますが、プレミアムポイントは飛行機に乗る以外に貯める方法はない ので、よりいっそう会員取得が難しいです。

しかも、一度会員になれたとしても一年間しか会員ステータスは活用できないためANAラウンジを利用するために頑張ってプレミアムポイントを貯めるというのは非常に非効率で現実的ではないかなと思います。

パンだ
ちなみにですが、ANAのプレミアム会員でダイヤモンドまたはプラチナになると羽田空港やセントレアなどに設置されているスターアライアンスラウンジも利用する事ができます。スターアライアンスラウンジは国内外に100箇所以上に存在するステータス制の非常に高いラウンジです。もし仮にプレミアム会員を目指すのであればプラチナ以上を目指すのが賢いやり方です。

参考リンク:ANA公式ホームページ

 

利用条件2:ANAミリオンマイラーになる

利用条件2はANAのミリオンマイラー(生涯獲得200万マイル以上)になり、「Lounge Access Card」をゲットすること です。これも国内線と全く同じですので、国内線の説明を読まれた方は飛ばしてください。

ANAミリオンマイラーは国際線においても非常に使える特典で、ANAスイートラウンジを利用できないということを除けば、ほぼ全ての空港のラウンジを利用する事ができます。

詳しく見る

2つめの利用条件はANAミリオンマイラープログラムで200万マイル以上をためて「Lounge Access Card」というANAラウンジ利用し放題カードをゲットすることです。

先ほどのプレミアム会員は過去1年間の搭乗実績に応じて会員ランクが変わるものでしたが、このミリオンマイラープログラムは、ANAマイレージ会員に入会から現在までの積算のマイル数 でランクが決まるものであるため、長年使っていく人にとっては非常にお得なサービスです。

ただし、ミリオンマイラーになり200万マイルを貯めるにはハードルが高すぎます。

例えば先ほどプレミアムポイントを計算するときに羽田ー伊丹間でマイルを算出すると308マイルでした。仮にフライトだけでこのミリオンマイラーになろうと思うと2,000,000÷308=6,000回以上のフライトが必要になります。

これはもう訳がわからないですよね。もちろんマイルはフライトのみならずあの手この手を駆使して貯めることができるので実際のミリオンマイラーでもこんなに乗っている人はいないはずですが、単純にANAラウンジを利用したいというだけの願望であれば、ミリオンマイラーになるというのは最初から考えないほうが幸せだと思います。

参考:ANA公式ホームページ

 

利用条件3:プレミアムエコノミー以上の座席を利用する

利用条件の3つ目はプレミアムエコノミー席以上のクラスの座席を利用することです。そしてこの条件ですが、プレミアムエコノミーとビジネスとファーストでは少しずつ使えるラウンジの範囲が異なってきます ので丁寧に解説します。

詳しく見る

プレミアムエコノミーで利用できるラウンジは羽田、成田のANAラウンジのみ

これが最も注意すべきポイントですが、国際線のANAラウンジは羽田、成田、関空にありますがプレミアムエコノミーの方が使えるのは羽田空港と成田空港のANAラウンジのみとなっています。そのため、関空からプレミアムエコノミーに乗る場合には利用できるラウンジがないので注意してください。

ビジネスクラスは、羽田成田関空に加えセントレアのスターアライアンスラウンジも利用可能

続いてビジネスクラスですが、ビジネスになるとほとんど不都合なくANAラウンジを利用する事ができます。羽田、成田、関空のANAラウンジに加えセントレアのスターアライアンスラウンジも利用する事ができるため、ほぼ全ての国際空港でANAラウンジ(またはそれに類するラウンジ)を利用する事ができます。

そしてビジネスクラスの場合は海外の空港ラウンジも利用する事ができます。詳しくはANAのホームページをご確認ください。ANA公式ホームページへ

ファーストクラスはスイートラウンジに加え、海外でもほとんどのラウンジを利用可能

最後にファーストクラスですが、ファーストクラス搭乗者はスイートラウンジをはじめほぼ全てのANA関係のラウンジを利用することができます。しかし、ビジネスクラスで利用できたセントレアのスターアライアンスラウンジは利用する事ができないので注意が必要です。

海外の空港ラウンジの利用に関してはANAのホームページをご確認ください。ANA公式ホームページへ

 

利用条件4:スターアライアンスゴールドメンバー

4つ目の条件はスターアライアンスゴールドメンバーになることです。こちらも国内線と同じ内容で説明していますので国内線のところで説明を見られた方は飛ばしてください。スターアライアンスゴールドメンバーであればANAラウンジのみならず、セントレアのスターアライアンスラウンジや海外のスターアライアンスラウンジも利用可能 です。

詳しく見る

ただこれは、そもそもなれる条件がANAのプレミアム会員(ダイヤモンドメンバーまたはプラチナメンバー)かスーパーフライヤーズカード保持者に限られます

プレミアム会員は最初にご説明した通り、かなりの回数のフライトが必要であり、なおかつブロンズではなくプラチナ以上の会員に限られます のでかなり難しいです。

そしてもう1つの条件の、スーパーフライヤーズカードはこのあとご説明しますがANAのプレミアム会員(ダイヤモンド会員またはプラチナ)の人かミリオンマイラーしかそもそも申し込むことができないので、実質スターアライアンスゴールドメンバーになるのは非常に難しいです。

ちなみにスターアライアンスゴールドメンバーになれば、全世界に1,000カ所以上 もある、スター アライアンス加盟航空会社のラウンジが利用可能です。そこは、スター アライアンス・ゴールドメンバー(「ダイヤモンドサービス」メンバー、「プラチナサービス」メンバー、スーパーフライヤーズ会員)の人しかいないため、空間としてもかなり上質な空間となっています。これは一度利用してみたいですね。

 

利用条件5:スーパーフライヤーズカードを所有

5つめの条件はスーパーフライヤーズカードを所持していることになります。これも国内線のところで説明した内容と同じになりますが、スーパーフライヤーズカードでは国内ではスイートラウンジも使えるものの、海外の空港では何も使えない ので注意が必要です。

詳しく見る

スーパーフライヤーズカードは「ダイヤモンドサービス」メンバー、
または「プラチナサービス」メンバーのお客様が
お申し込みいただけるクレジットカード機能付・年会費有料のカードです。

ANAマイレージクラブカードやANAカードをお持ちの場合は、スーパーフライヤーズカードへ

お切り替えいただいたあとも、それまでお持ちのカードで貯めたマイルを、継続してお使いいただけます。

また、ANAグループ運航便のご搭乗で100万ライフタイムマイルに到達されたお客様は、
「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」のステイタスを問わず、お申し込みいただけます。

ということで、このカードはクレジットカードなのですが、ANAのプレミアム会員(ダイヤモンドメンバーまたはプラチナメンバー)の方とANAミリオンマイラー(100万マイル以上)の方だけが申し込むことができるクレジットカードです。

これを持っていれば自分、家族、同行者、全員を連れてANAラウンジを利用する事が可能です。しかもそれだけではありません。最初に紹介したプレミアム会員は1年ごとの更新制のため1度プレミアム会員になったとしても次の年に基準までいかなければ資格はなくなってしまいますが、一度でも会員になった時にこのスーパーフライヤーズに申し込んでおけば、その後プレミアム会員ではなくなったとしてもANAラウンジを利用し放題 となります。

そのため、ANAのプレミアム会員になる多くの人が同時にこのスーパーフライヤーズカードに申し込むと言われています。そのため、ANAのプレミアム会員になることの最大のメリットはスーパーフライヤーズカードに申し込むことができることと言っても過言ではありません

 

利用条件6:ANAスイートラウンジ利用券を使う

6つめの条件はANAスイートラウンジ利用券を利用する方法です。こちらも国内線と同じ内容となりますので、読まれた方は読み飛ばしてください。

詳しく見る

スイートラウンジで利用できるラウンジは以下のラウンジとなります。

このANAスイートラウンジ利用券というのは、ANAラウンジとANAスイートラウンジ(あとで説明します)に入ることのできる利用券のことです。

この利用券はANAのプレミアム会員の最上級クラスであるダイヤモンドメンバーの人の特典の1つなのですが、実は多くの利用券がメルカリやヤフオクなどで販売されている ので、その利用券さえ手に入れてしまえば誰でもANAラウンジとANAスイートラウンジを利用する事ができるのです。

ただ実際のところ、この利用券はだいたい6,000円ほどで売られているのでANAラウンジの利用に使うのはもったいなさすぎます。そのため、次にご紹介するANAスイートラウンジを使いたい場合に利用するのが賢い使い方です。

 

利用条件7:「ANA MY CHIOCE」を利用する

7つ目の条件はお金を払ってラウンジを利用する方法です。国内線の場合は3,100円でしたが国際線は4,000円を払えば利用することができます 。ちなみに有料で利用できるのは羽田と成田のANAラウンジに限られておりますのでご注意ください。

詳しく見る

パンだ
また事前予約の場合は4,000円ですが、当日予約の場合は6,000円となりますのでごちゅういください。
予約方法

事前予約をする場合はANAの公式サイトの予約ページから予約することが可能です。

当日予約をする場合は成田・羽田空港のチェックインカウンター、発券カウンター、ラウンジにてお申し込みが可能となります。

 

ANAスイートラウンジ利用条件

 

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最後にANAスイートラウンジの利用条件をお伝えしていきます。と、その前にANAスイートラウンジについて簡単にご説明しておこうと思います

ANAスイートラウンジは限られた人だけが利用できるANAの最高ランクのラウンジ

 

ANAスイートラウンジはその名の通り、ANAのラウンジの中でも最高ランクにあるラグジュアリーなラウンジ です。このANAスイートラウンジは、通常のANAラウンジに比べて「空間」「食」「飲料」「サービス」どれをとってもワンランク上に作られています。

特に飲食に関しては通常のANAラウンジとは一線を画しており、例えば羽田空港国際線のANAスイートラウンジでは「DINING h」といって通常のビュッフェ形式での食事だけでなく、”DINING h”限定の和食・洋食のアラカルトメニューが食べられます。

例えばこんなメニュー表になっています。

すごいですね。ANAスイートラウンジではこれらの食事も全て無料で好きなだけ食べることができます。加えてドリンクも様々な国のワインやウィスキーなど多種多様の品揃えがあります。

 
 
 
 
 
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これだけでももうANAスイートラウンジがどれだけラグジュアリーな空間か分かっていただけるはずです。

 

ANAスイートラウンジがあるのは国内線4空港、国際線2空港のみ

そしてそんなゴージャスなANAスイートラウンジがあるのは国内線・国際線合わせて6つの空港のみ の設置となっています。

ANAスイートラウンジ設置空港
国内線国際線
羽田空港、新千歳空港、伊丹空港、那覇空港羽田空港、成田空港

 

ANAスイートラウンジ利用条件

それではANAスイートラウンジの利用条件をまとめましたのでご覧ください。ANAスイートラウンジの利用条件は数あるANAラウンジの中で最も厳しく4つしかありません。しかもプレミアム会員の中でもダイヤモンド会員でなければんらないなど非常に入るのが困難なラウンジとなっています。

利用条件詳細
ANAプレミアムメンバーダイヤモンド会員に限る
ANAミリオンマイラーで「Lounge Access Card」を所有200万マイル以上で「Lounge Access Card」を取得可能
ファーストクラスを利用国際線のみ
ANA SUITE LOUNGE利用券を使うANAダイヤモンド会員のみが貰える利用券だが、メルカリなどで購入可能

そんな中でも、普通の人がANAスイートラウンジを利用する方法はあります。それがANAスイートラウンジ利用券をメルカリなどで購入してスイートラウンジを利用すること です。

価格は数千円するので、価格に見合った価値があるのかはご自身の価値観だとは思いますがどうしてもスイートラウンジを利用してみたいという場合には、このANAスイートラウンジ利用券を購入するというのが最も安価で最も簡単です。

 

まとめ

今回はANAラウンジの利用条件を事細かに説明いたしました。複雑なようで面倒臭いなあと思われた方もいるかもしれませんが、国内線と国際線を分けて考えればとても簡単です。

私のオススメとしてはANAを利用する際に少しだけ奮発してプレミアムクラスの搭乗券を購入してANAラウンジを利用することです。もちろん3,000円払ったりスイートラウンジ利用券を使えばもっと安く入ることはできるのですが、お金を出してまでラウンジに入るというのは恐らく心が少し寂しくなります

そうではなく、プレミアムクラスを利用すれば数ある特典の1つとしてANAラウンジを利用でき、なおかつ客室乗務員からもかなり丁寧に扱われますので精神的な満足度は格段に変わってくるはず です。

皆様の旅の参考になれば幸いです。

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