ANAラウンジの利用条件を理解するにあたり、まず以下2つの事を前提として認識しておく必要があります。
<ANAラウンジの利用条件を理解するために>
・国際線と国内線で条件が異なる
・ANAラウンジには1つ上のanaスイートラウンジがある
今回ご説明するのは以下の3つの順番です |
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国内線ANAラウンジ利用条件 |
国際線ANAラウンジ利用条件 |
ANAスイートラウンジ利用条件 |
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国内線ANAラウンジの利用条件は8通り
ここでは国内線ANAラウンジの利用条件をお伝えします。ANAラウンジに入る方法は大きく分けて8つあり、1つ1つ説明していると混乱されるかと思いますので、まずは一覧表にてざくっとどんな利用条件なのか見ていただこうと思います。
利用条件 | 詳細 |
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ANAプレミアムメンバー | ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ、一般の4階級からなるメンバー資格でブロンズ以上が対象 |
ANAミリオンマイラーで「Lounge Access Card」を所有 | 200万マイル以上で「Lounge Access Card」を取得可能 |
プレミアムクラスを利用 | 国内線の最上級シート |
ANAカードプレミアムを所有 | ANA JCBカード プレミアム ・ANA VISAプラチナプレミアムカード ・ANA アメリカン エキスプレス プレミアム カード ・ANA ダイナースプレミアムカードのいずれか |
スターアライアンスゴールドメンバー | ANAプレミアメンバーまたはスーパーフライヤーズカード所有者のみがなれる。 |
スーパーフライヤーズカードを所有 | ANAプレミアムメンバーのみが申し込めるカード |
ANA SUITE LOUNGE利用券を使う | ANAダイヤモンド会員のみが貰える利用券だが、メルカリなどで購入可能 |
「ANA MY CHIOCE」を利用 | 3,000円を払えば羽田空港のANAラウンジを利用可能 |
この8つの条件が国内線のANAラウンジの利用条件となります。とはいえ、こんなにざっくりの説明では分かりづらいので1つ1つ説明していきたいと思いますが、結論を先に言うと国内線のANAラウンジをとりあえず1度利用してみたいのであれば3,000円を支払って羽田空港のANAラウンジを利用するのが最もお得 に利用する事ができます。
そして1回の利用ではなく継続的に利用していきたいのであればANAプレミアムカードを所有するのが最も現実的なところです。
ちなみに国内線でANAラウンジがあるのは以下の空港となっています。
国内線ANAラウンジ設置空港 |
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田、新千歳、仙台、小松、伊丹、関西、岡山、広島、松山、福岡、熊本、鹿児島、那覇空港、成田空港「ANA ARRIVAL LOUNGE」名古屋(中部)空港「セントレア エアライン ラウンジ」宮崎空港「ラウンジ大淀」の共用待合室 |
利用条件1:ANAプレミアムメンバーになる
ANAプレミアムメンバーとは、毎年1月から12月に獲得したプレミアムポイントの数に応じて翌年度のステイタスが決定し、4月から1年間にわたって「プレミアムメンバーサービス」を受ける事ができるANAのメンバーサービスです。
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利用条件2:ANAミリオンマイラーになる
2つめの利用条件はANAミリオンマイラープログラムで200万マイル以上をためて「Lounge Access Card」というANAラウンジ利用し放題カードをゲットすることです。
利用条件3:プレミアムクラスを利用
3つめの条件は飛行機に乗る際に一般座席ではなくプレミアムシートと呼ばれる、国内線のファーストクラスに乗ることです。
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利用条件4:ANAカードプレミアムを所有
4つ目の条件はANAカード(クレジットカードですね)のプレミアムカードを所有するという事です。
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条件5:スターアライアンスゴールドメンバー
5つめの条件はスターアライアンスゴールドメンバーになることです。
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利用条件6:スーパーフライヤーズカードを所有
6つ目の条件はスーパーフライヤーズカードを所有していることとなります。とはいえこれも一筋縄ではゲットできない、かなりのレアカードとなります。
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利用条件7:ANAスイートラウンジ利用券を使う
7つ目の条件はANAスイートラウンジ利用券を使ってANAラウンジに入る方法です。このANAスイートラウンジ利用券というのは、ANAラウンジとANAスイートラウンジ(あとで説明します)に入ることのできる利用のことです。
利用条件8:「ANA MY CHIOCE」を利用する
8つ目の利用条件は「ANA MY CHIOCE」を利用してANAラウンジを利用する方法です。これは羽田空港のANAラウンジに限られるのですが、要するに3,100円お金を払ったらANAラウンジを利用する事ができるサービス です。 以上が国内線のANAラウンジ利用条件となります。 続いて国際線のANAラウンジ利用条件についてお伝えしていきます。と、その前に国際線でANAラウンジがある空港を先に挙げておきます。国際線のANAラウンジがある空港はご覧の通り限られていますので、事前にチェックしておきましょう。 それではANAラウンジが設置されている空港が把握できましたので、次は国際線ANAラウンジの利用条件についてお伝えします。 国内線と同じく利用条件の1つめはANAのプレミアム会員になることです。ここは国内線の場合と全く同じですので、国内線の内容を読まれた方は飛ばしてください。1つ注意点 としては、プレミアムメンバーすべてがANAラウンジには入ることはできますが、スイートラウンジやスターアライアンスラウンジなどはブロンズでは入れなかったりすることです。 利用条件2はANAのミリオンマイラー(生涯獲得200万マイル以上)になり、「Lounge Access Card」をゲットすること です。これも国内線と全く同じですので、国内線の説明を読まれた方は飛ばしてください。 ANAミリオンマイラーは国際線においても非常に使える特典で、ANAスイートラウンジを利用できないということを除けば、ほぼ全ての空港のラウンジを利用する事ができます。 利用条件の3つ目はプレミアムエコノミー席以上のクラスの座席を利用することです。そしてこの条件ですが、プレミアムエコノミーとビジネスとファーストでは少しずつ使えるラウンジの範囲が異なってきます ので丁寧に解説します。 4つ目の条件はスターアライアンスゴールドメンバーになることです。こちらも国内線と同じ内容で説明していますので国内線のところで説明を見られた方は飛ばしてください。スターアライアンスゴールドメンバーであればANAラウンジのみならず、セントレアのスターアライアンスラウンジや海外のスターアライアンスラウンジも利用可能 です。 5つめの条件はスーパーフライヤーズカードを所持していることになります。これも国内線のところで説明した内容と同じになりますが、スーパーフライヤーズカードでは国内ではスイートラウンジも使えるものの、海外の空港では何も使えない ので注意が必要です。 6つめの条件はANAスイートラウンジ利用券を利用する方法です。こちらも国内線と同じ内容となりますので、読まれた方は読み飛ばしてください。 7つ目の条件はお金を払ってラウンジを利用する方法です。国内線の場合は3,100円でしたが国際線は4,000円を払えば利用することができます 。ちなみに有料で利用できるのは羽田と成田のANAラウンジに限られておりますのでご注意ください。 最後にANAスイートラウンジの利用条件をお伝えしていきます。と、その前にANAスイートラウンジについて簡単にご説明しておこうと思います。 ANAスイートラウンジは限られた人だけが利用できるANAの最高ランクのラウンジ ANAスイートラウンジはその名の通り、ANAのラウンジの中でも最高ランクにあるラグジュアリーなラウンジ です。このANAスイートラウンジは、通常のANAラウンジに比べて「空間」「食」「飲料」「サービス」どれをとってもワンランク上に作られています。 特に飲食に関しては通常のANAラウンジとは一線を画しており、例えば羽田空港国際線のANAスイートラウンジでは「DINING h」といって通常のビュッフェ形式での食事だけでなく、”DINING h”限定の和食・洋食のアラカルトメニューが食べられます。 例えばこんなメニュー表になっています。 すごいですね。ANAスイートラウンジではこれらの食事も全て無料で好きなだけ食べることができます。加えてドリンクも様々な国のワインやウィスキーなど多種多様の品揃えがあります。 これだけでももうANAスイートラウンジがどれだけラグジュアリーな空間か分かっていただけるはずです。 そしてそんなゴージャスなANAスイートラウンジがあるのは国内線・国際線合わせて6つの空港のみ の設置となっています。 それではANAスイートラウンジの利用条件をまとめましたのでご覧ください。ANAスイートラウンジの利用条件は数あるANAラウンジの中で最も厳しく4つしかありません。しかもプレミアム会員の中でもダイヤモンド会員でなければんらないなど非常に入るのが困難なラウンジとなっています。 そんな中でも、普通の人がANAスイートラウンジを利用する方法はあります。それがANAスイートラウンジ利用券をメルカリなどで購入してスイートラウンジを利用すること です。 価格は数千円するので、価格に見合った価値があるのかはご自身の価値観だとは思いますがどうしてもスイートラウンジを利用してみたいという場合には、このANAスイートラウンジ利用券を購入するというのが最も安価で最も簡単です。 今回はANAラウンジの利用条件を事細かに説明いたしました。複雑なようで面倒臭いなあと思われた方もいるかもしれませんが、国内線と国際線を分けて考えればとても簡単です。 私のオススメとしてはANAを利用する際に少しだけ奮発してプレミアムクラスの搭乗券を購入してANAラウンジを利用することです。もちろん3,000円払ったりスイートラウンジ利用券を使えばもっと安く入ることはできるのですが、お金を出してまでラウンジに入るというのは恐らく心が少し寂しくなります。 そうではなく、プレミアムクラスを利用すれば数ある特典の1つとしてANAラウンジを利用でき、なおかつ客室乗務員からもかなり丁寧に扱われますので精神的な満足度は格段に変わってくるはず です。 皆様の旅の参考になれば幸いです。 国際線ANAラウンジ利用条件について
国際線ANAラウンジ設置空港 羽田、成田、関空、中部 利用条件 詳細 ANAプレミアムメンバー ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ、一般の4階級からなるメンバー資格でブロンズ以上が対象 ANAミリオンマイラーで「Lounge Access Card」を所有 200万マイル以上で「Lounge Access Card」を取得可能 ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスを利用 いずれかのシートを利用 スターアライアンスゴールドメンバー ANAプレミアメンバーまたはスーパーフライヤーズカード所有者のみがなれる。 スーパーフライヤーズカードを所有 ANAプレミアムメンバーのみが申し込めるカード ANA SUITE LOUNGE利用券を使う ANAダイヤモンド会員のみが貰える利用券だが、メルカリなどで購入可能 マイルもしくはアップグレードポイントを利用 「ANA MY CHIOCE」を利用 4,000円を払えば羽田空港のANAラウンジを利用可能 利用条件1:ANAプレミアムメンバーになる
利用条件2:ANAミリオンマイラーになる
利用条件3:プレミアムエコノミー以上の座席を利用する
利用条件4:スターアライアンスゴールドメンバー
利用条件5:スーパーフライヤーズカードを所有
利用条件6:ANAスイートラウンジ利用券を使う
利用条件7:「ANA MY CHIOCE」を利用する
ANAスイートラウンジ利用条件
ANAスイートラウンジがあるのは国内線4空港、国際線2空港のみ
ANAスイートラウンジ設置空港 国内線 国際線 羽田空港、新千歳空港、伊丹空港、那覇空港 羽田空港、成田空港 ANAスイートラウンジ利用条件
利用条件 詳細 ANAプレミアムメンバー ダイヤモンド会員に限る ANAミリオンマイラーで「Lounge Access Card」を所有 200万マイル以上で「Lounge Access Card」を取得可能 ファーストクラスを利用 国際線のみ ANA SUITE LOUNGE利用券を使う ANAダイヤモンド会員のみが貰える利用券だが、メルカリなどで購入可能 まとめ