島根県の玄関口としてビジネスにも観光に広く利用されている出雲空港。利用する多くの方は出雲大社などの観光地か松江駅を目指すかと思います。
ただ島根が初めてという方も多いはず。
そこでこの記事では、出雲空港から松江駅・出雲大社までの詳しい行き方を交通手段別にまとめました。参考にしてみてくださいね。
もくじ
出雲空港・出雲大社・松江駅の場所を確認
アクセス方法を理解するために、まずはそれぞれの場所を位置関係をざっくり把握しておきましょう。位置関係が分かっているとアクセス方法への理解も深まります。
位置関係は上の画像の通り。ちょうど出雲空港を挟んで出雲大社と松江駅があります。
出雲空港から出雲大社までの距離は約20kmで、車で移動すれば30分ほどの距離 。松江駅も同じくらいの距離にあります。これを見ると空港がちょうどいい位置にあることが分かりますね。
松江駅までのアクセス方法は4つ
出雲空港から松江駅までのアクセス方法はバス、電車、タクシー、レンタカーの4つです。空港連絡バスで行くのが1番おすすめですが、各方法について値段やかかる時間など詳しく紹介していきますね。
バスでアクセスする方法
バスでアクセスする方法ですが、出雲空港から松江駅までは松江一畑交通が運行する空港連絡バスがあります。
運賃は大人1,050円、小児530円で、所要時間は35分ほど。チケットは出雲空港到着ロビーに設置されているバス券売機で購入します。
座席の予約はできないので注意してくださいね。
乗車場所は到着ロビーを出て、連絡バス乗り場松江方面と書いてあるバス停です。バスの出発時間は飛行機が到着してから約10分後 で、到着手荷物完了後に出発します。
到着が遅れるとその分バスの出発時刻も遅くなる仕組みです。
※つまり時刻表があってないようなもの。飛行機の到着に合わせてバスの時間が変わるので、到着したらあまりうろうろせずにすぐにバス乗り場に向かうことをおすすめします。
空港から松江駅までのアクセス手段は運賃や便利さを考えるとバス1番良いでしょう。
電車でアクセスする方法
出雲空港から電車で松江駅までアクセスする方法ですが、実は出雲空港には駅がありません。出雲空港から1番近い駅が荘原駅もしくは宍道駅です。
そのためまずは最寄駅までいく必要 があります。歩いていくには荘原駅が3.6km約45分、宍道駅が5.3約65分と少し遠いですよね。
荷物を持っていることも考えると駅まではタクシーを使うのが現実的ですね。タクシー料金の目安は荘原駅までは6分約1,910円、宍道駅までは8分約2,540円です。
荘原駅は駅の規模が小さいので、特急や快速の停まる宍道駅の方が本数も多いのでおすすめです。
電車の運賃は宍戸駅から松江駅までが4駅22分で330円です。
バスに乗り遅れてしまったが急いでいるという場合や駅まで歩いてでも良いからとにかく安く済ませたい場合にはおすすめです。
タクシーでアクセスする方法
出雲空港から松江駅まで行くにはタクシーで行くのが1番早く楽なアクセス方法でしょう。しかし、当然ですがタクシー運賃は高くなります。
運賃の目安は国道9号線経由で35分約8,750円、宍道ICから松江中央ICまで高速道路を使った場合は28分約9,290円です。(料金検索はこちら)
タクシー乗り場は到着ロビーを出たところに待機しています。人数が多いときなどは予約しておいた方が確実です。
出雲空港で運行しているタクシーは出雲第一交通(0853-21-2555)、やくも観光タクシー(0853-21-1683)、出雲一畑交通(0853-21-1144)などがあります。
運賃は高いですが、ビジネスで急ぎの用事がある方にはおすすめです。
レンタカーでアクセスする方法
出雲空港の到着ロビーにはレンタカーの受付カウンターがあり、場所を移動せずに受付できるので便利です。レンタカーを使用する場合は好みの車種などあるので、事前に予約しておいたほうが安心です。
カウンターがあるレンタカー会社はトヨタレンタカー(0853-72-8808)、ニッポンレンタカー(0853-72-0919)、タイムズレンタカー(0853-72-7117)など全6社あります。
料金はニッポンレンタカーの場合で、1,000CCの5人乗りコンパクトカーが6時間5,500円、24時間で7,150円 です。レンタカーで松江駅まで行けば国道9号線経由、約35分で到着します。
レンタカーは家族や友達で旅行に来ていろいろ周りたいときや荷物が多いときなどに便利ですよね。
出雲大社までのアクセスはバスかタクシーかレンタカーの3択
縁結びの神として名高い出雲大社。出雲大社までのアクセスはバス、タクシー、レンタカーがおすすめです。
電車でも行くことはできますが、空港からの最寄り駅が7.8kmと遠いので現実的ではありません。
都会のように交通網が発達していないので、バスや電車を乗り継いで行くには迷ったり、乗り継ぎの時間が合わなかったりして時間を大幅にロスして大変な思いをする可能性もあります。
ですので、今回はシンプルに行く3種類のアクセス方法を紹介します。
バスでアクセスする方法
バスで出雲大社までアクセスする方法ですが、出雲一畑交通から空港連絡バスが運行しています。運賃は大人900円、小児が450円で、チケットは到着ロビーを出たところにある券売機で購入します。
乗り場は国内線到着ロビーを出て、連絡バス乗り場大社方面のバス停です。
所要時間は約40分で1番便利で安く行くことができる方法 ですが、東京便の到着に合わせて1日3本しか運行していません。
運よくちょうど良い時間があれば良いですが、ない場合は何時間も待たなければ行けこともあるので注意が必要です。
タクシーでアクセスする方法
タクシーで出雲大社までアクセスする方法ですが、到着ターミナルを出たところにあるタクシー乗り場から乗車します。
所要時間は約30分、運賃は約8,300円です。運賃は高くなってしまいますが、1番楽に早く行ける方法でしょう。
観光でいろいろなところを周りたいなら、出雲空港から観光タクシーを利用するのもおすすめです。
時間制なのでグループ旅行だとお得で、ドライバーの方は出雲観光に慣れた方なので案内もしてもらえたり、写真を撮ってもらえたりと嬉しいサービスもあります。
観光シーズンには人気で埋まってしまうので、早めの予約がおすすめです。
レンタカーでアクセスする方法
運転できる方がいるならレンタカーを借りる方がコストパフォーマンスは良いです。タクシーと同じで所要時間は30分。
料金は1,000CCの5人乗りのコンパクトカーで6時間5,500円くらいから利用できます。ナビも付いているので慣れない土地でも安心ですよね。
実際に私も出雲大社へはレンタカーで行きましたが、近隣には何もなかったりするのでレンタカーがあると食事や休憩にも便利 です。
価格もタクシーより安いのでとってもおすすめです。
まとめ
以上、出雲空港から松江駅と出雲大社へのアクセスをご紹介しました。ここまで見てきた通り、出雲空港周辺は公共交通機関が乏しいので、車で移動できると大変便利です。
レンタカーを利用できるなら、レンタカーを利用してみましょう。
もし難しい場合は、しっかりとバスなどの時間を調べて「何も交通手段がない!」という事態に気をつけてください。
なお出雲観光情報は出雲観光協会が運営しているメディアが非常に便利です。ぜひご覧ください。
コメントを残す